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明日、やろうかな・・・

思い立ったが吉日というが、ちょっと始めては、すぐ他の事に興味をもってしまう。
そんな日々のメモ帳。

タイヤの空気圧は15kpaの変化で変わるのか?

2011-10-15 | 自動車
もう、

自動車免許を取得してから15年以上経つ。

運動性能の高い車なんかにも乗ったが、

最近は、

『静粛性』と『快適性』の高い車が好みになって来た。


で、


今まで、さほど気にしていなかったのだが、

『タイヤの空気圧』で、性能や乗り心地、静粛性に大きく変化する事に気づいた。


当然、


空気圧が大きく変化した場合、性能に影響するのは知っていたが、


例えば、


通常200kpaの設定値に対して、100kpaも増減していれば、その違いに気が付くものだと。

その位で影響があると思っていた。


最近、車を替えてスタッドレスにしたのだが、

取り付けは、ディーラーでやったので、空気圧は適正なんだろう、と。

特に気にせず走り出した。

が、なんか、おかしい。


「いや、スタッドレスのせいだろう。」と、


その場は、そのまま乗っていたのだが、

段差なんかで、跳ねる感じがする。

しかも、突き上げ感も、音も大きい。


扁平率は、225/55-17→215/60-17に変えたので、

どちらかといえば、

ふにゃふにゃしても、硬くなる事は無いはずだ。


ホイールを替えたことによって、バネ下が軽くなったから、暴れているのか?

とも、考えたが、

そこまでの違いは無いだろう。


じゃあ、空気圧か?と。


昔、カー用品店でタイヤを入れた時、

ビードを嵌める為、一時的に空気圧を3.5kpa程度まで上げた状態で、

渡された事がある。

その時は、さすがに足がバタバタしていたので、気が付いた。


その状態なのか?と、空気圧ゲージをあててみた。


結果、前230kpa、後220kpaと、それ程、高いとは思わなかったが、


色々調べると、


この空気圧、タイヤメーカーでは指定していない。

自動車メーカーが個々の車種グレードに応じて決めているらしい。


つまり、


同じ銘柄の同じサイズのタイヤであっても、

空気圧は違うものらしい。


細かく言えば、サスペンションの形状、剛性、重量配分なんかがあると思うが、

大体は、前後の軸重で決まる様だ。


じゃあ、どのくらい違うのかと言えば、

車重が200kg~300kg違うと、10kpaから15kpa程度の違いがある。

これは、許容荷重であるロードインデックスとは違い、

車重に応じて、乗り心地や、操舵性なんかを適正化した数値らしい。

なので、メーカー指定のサイズのタイヤを履いている場合、

その車に書かれている指定圧力を入れるのが妥当だろう。

しかし、サイズを変えた場合、メーカーの想定外となってしまうので、

自分で適正圧力を見つけるしかない。

フル乗車がメインなのか、1人乗りが多いのかでも、その圧力は変えた方が良いだろうけど。


まぁ、


そこまでこだわらなくても、最低限、車重に対する圧力は合わせて置くべきだろう。


一説には100kpa圧力で200kg程度の荷重能力が変わるらしい。

1本で200kgという事は4本で800kg変わる事になる。

数字的には10kpa位の変化では、20kg×4本で80kgと、

誤差程度に思えるが、


とりあえず、実際に減らしてみた。


元は、前230kpa後220kpaと、215/60-17としては普通かなと思われる。


それを、


前215kpa後ろ205kpaと、15kpaずつ減らしてみた。

計算上、4本で120kg程度の荷重能力差だが、


これが、見事に激変。

ロードノイズもあきらかに小さくなっているし、

段差時のバタつきや、突き上げ感も無くなった。

これは驚きだ。


しかし、

ほとんど今まで気にしていなかった程度の空気圧差である。

正直、この程度減っていても、誤差として、大して気にも留めなかっただろうが、

今回、静粛性を求めた結果、このような変化に気が付いた。

操舵性、走破性、グリップ感など考えると、もう少し違った値もあるだろうが、

今のところ、ベスト空気圧だと思う。


タイヤサイズを変更した時、


空気圧の管理は、


指定圧力の保持も大事だが、適正圧力を見つけるのも重要なのだろう。




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