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明日、やろうかな・・・

思い立ったが吉日というが、ちょっと始めては、すぐ他の事に興味をもってしまう。
そんな日々のメモ帳。

FreeCADとINKSCAPEを使用した3Dテキストの描き方

2015-02-11 | CAD関連

FreeCADを使って3Dテキストを作りたい時、

INKSCAPEを使うことで簡単に3Dテキストを作成できる。


まずは、

INKSCAPEを使ってテキストを入力。




次に、



1・その 「テキストを左クリックで選択」 し、


2・メニューにある 「パスを選択」、


3・「オブジェクトをパスへ」 をクリック。


4・その後、「名前をつけて保存」。



保存形式は 「プレーンSVG」 。


そしたら、


FreeCADを立ち上げ、

PartDesignで新規作成。


ワークベンチは「Draft」を選択。


先ほど保存したSVGファイルをインポートする。



インポートの際に「SVG as geometry」にチェック。





左のメニューにある「path***」を選択し上の方にある↑のマークで結合。

すると、面が自動的に生成される。


だが、


ここで問題が発生。

「あ」の文字を生成しようとすると、何故かドットのみになってしまう・・・。


結合の不具合かと、色々やってみたら、

一度、結合を正常化すれば良いらしい。


やり方は、


ダメなテキストを一度↓のマークの分解をつかって「Edge***」の線分にする。

次に、最初の線分「Edge」と最後の線分「Edge***」のみを選択し↑マークで結合し分解。




そしたら、分解した全ての「Edge***」を選択し結合する。

すると、面が生成される。

ダメな時は別の線分で試して見ると出来るかも?


もしくは、

線自体が途中で切れている場合などは、

線を必要な点同士で新たに繋ぎ、

その線をアップグレード↑でワイヤーから箱のマークに変更されればOK。



さて、これで完成。





かなり、精度良く3Dテキストが出来る。

これなら、3DCAMの文字堀りも問題なさそうだ。


CADで3等分の書き方

2014-11-26 | CAD関連
CADを使っていると、

中心線の他に、

奇数の分割線を描くときがある。

大体のCADならば、

等分処理の機能があるのだが、

CADソフトが変わると、

その機能を探すのに手間取ったりする。


そこで、


角度さえ描ければ、

どんなCADでも三等分を描ける図を見つけた。

実際の形がこれ。



底辺の3つが三等分されている。


正三角形を使い3等分にするのだが、

30度の二等辺三角形の交点を上点にして、正三角形を描くだけでも三等分にできる。

三次元 Free CAD で ネジを描く。

2013-10-02 | CAD関連

無料の三次元CADソフト。


『Free CAD』


結構、使えるソフトだが、

なにぶん、フリーな為、

細かい所は、

情報が不足がち・・・。


それも、タダなら仕方ないので、

試行錯誤しながら使うのも楽しむべきか?


で、


今回は、

ネジ状の螺旋を描くのだが、

やはりというか、

ネットでも全く分からず・・・。


とりあえず、


色々とイジっていたら出来たので紹介。


では、そのやり方。


まず、

螺旋を描く。


これは『ワークベンチの切り替え』で、

『Part』を選択。

すると、『Creation of parametrized geometric primitives』という

アイコンがあるので、選択。


Helix1


次に、

メニューの中から『螺旋』を選択し、

任意の数値を入れる。


Helix0


すると、螺旋状の線が出来上がる。


次は、ネジの山になる断面を『Part design』で描き、


Helix2


頂点を螺旋の始まりに合わせる。


次は、『Utility to sweep』で、

螺旋に沿って、自動で描かせる。


Helix4


この時、『螺旋』は左側、『ネジの断面』は右側に振り分け、

最後に画面上の螺旋が反転する様に選択して、


さらに、『Frenet』にチェックを入れておく。


それで、OKをクリック。

すると、


Herix5


こんな感じのネジ山が完成。


あとは、

中身の筒を描けば、出来上がり。


Helix6


Blender 2.66a で 油圧シリンダー的な物の表現方法

2013-04-03 | CAD関連

『Blender』という3DーCGアニメーションを作れる、

高機能ソフトが在ることを最近知った。



実は、前々から聞いたことはあったが、

あまりの高機能さゆえ、

まったく訳が分からず、

手を付けなかったと言うのが実状・・・。



しかし、



最近、有名動画サイトを見ていると、

結構、チュートリアル的なものが多い。



日本語の説明もあったりして、

とりあえず、使ってみることにした。



オブジェクトのモデリングだとか、

テクスチャだとか、

マテリアルの表現だとか、

その辺は大体、触れば分かるのだが、

アーマチュアだけは難解・・・・。



全く分からない。



動画サイトを見て、

連結するくらいは、簡単に出来たが、

それを利用して、

連動させながら動かす、のが出来ない。

動画で見てると、簡単そうにやってるのだが・・・。



とりあえず、バックホーン的な物を動かしてる

チュートリアルを参考に、

やってみることにした。



まず、



アーマチュアを作る。

”SIFT+A”でボーンを作成。



次に、作ったボーンのヘッドとテールに、

Eキーを使ってボーンを追加。

ちなみに、ヘッドが太い方。



次に編集モードに切り替えて、

追加したボーンの親子を設定する。

その際、接続とスケールを継承のチェックを外し、

ついでに、名前の変更をしておくと、後で分かりやすい。



ポーズモードに切り替えてコンストレイントの追加でストレッチを選択。

ターゲットを選択し、ボーンをコントロール用ボーンに設定。

設定した途端に自動的に移動してしまうので、

ヘッド/テールを変更し元の位置に戻す。

その後、リセットをクリックし完了。



すると、こんな感じになる。
Ama_kansei_2

やっと、ボーンのみで伸縮出来るようになった。

次は、油圧シリンダーの様なオブジェクトを用意する。

Piston1_2

そこで、今度はコントロール用ボーンとフレームの親子を設定する。

オブジェクトモードでオブジェクトを選択し、

”Ctrl+P”で空のグループで設定する。

すると、オブジェクトデーターにボーンの一覧が出来るので、

Piston3_2

編集モードで、オブジェクトの上の方だけを選択する様に設定したら、

オブジェクトデータの頂点グループにある、

最初に追加した上のボーンを選択し、

適用をクリックする。



下側も同じ様に頂点グループに設定する。



後は、ポーズモードに変更して、

フレームに設定したボーンを左右に振れば、

シリンダーが伸縮するようになる。

Piston2_2

これを、幾つか連動させればメカメカしいのも作れそうだ。



しかし、これが無料で使用出来るなんて・・・・。



Code-Saturne の Mesh 作成

2013-03-12 | CAD関連
以前、

Gerris Flow Solver を使って解析した事があったが、

最近、

『CAE Linux』 なるものが有るのを知った。

しかも、3次元解析が簡単に出来るらしい。

まぁ、

簡単なわけは無いけど・・・。

早速、DLして立ち上げてみると、

予想通り、日本語の説明は殆どない。

ただ、有り難い事に、

操作している動画が入っていたので、

それを、一時停止しながら、チュトーリアルを進める。

動画Code-Saturne CFD Tutorial on CAELinux 2011

とりあえず、パイプの流動は出来たので、

今度は、自分で作ったパーツで解析を試みる。

しかし、

何処を調べても、

Code-Saturne用のパーツの作り方が書いてあるサイトがない。

で、

最初は、同胞してあった『FreeCAD』で作ってみたり、

または、『Brender』を使ったりしてみたが、

どうも、うまく行かない。

そこで、

『SALOME』に付いているエディターを使う事にした。

が、

これが、使いにくい・・・。

で、動画サイトなんかにアップされているのを参考にしながら、

一応、書けるようになった。

まず、

Geometryを選択し、

試しにBOXを作る。

これは、上にあるメニューバーを使えばすぐ出来た。

で、

それを、2つ作って、重ねる。

重ねる際の移動は、

Operations→Transformation→Translation

で行う。

Translation


次に、

上のメニューから「Cut」を選択し、

Objectに2つのBoxを選択する。

Cut1

すると、こんな形になる。




Cut2

これを駆使しながら、自分の好きな形をつくる。

面倒なのは、曲線の立体。

まずは、「CURVE」を作る。



Curve1

カーブを作る為、

「3D Sketch」を選択し、三角形を平面に作る。


次に、

Basic→Create a curve

を選択し、Sketchで作成した三角点を使いカーブを描く。



Curve2

カーブが出来たら、

「Face」コマンドで面を作成し、

カーブの位置まで移動させて、

Generation→Extrusion along path→Pipe Construction

を選択する。

Base Object に さっき作った Face を選択し、

Path Object に カーブを選択する。

でAplyを押せば出来る。

パイプ状であれば、線の末端とFaceのセンターを合わせれば出来るが、

四角の場合、

内面ラインと外面ラインを引くかないと上手く行かなかった。

で、この作り方で出来上がったのがコレ。


Mesh


これは、メッシュまで完成したものだが、

実はまだ、先が長い。

ここから、メッシュを作らなければならない。


まずは、

出来上がったパーツを「Fuse」コマンドで1つにする。

Fuse

次に、1つになったパーツを

右クリックして出てくる 「Create Group」 を選択。

Creategrroup


そこで、名前を決めて、全ての面を作成する。

まずはwallを作ってみる。

Select All を押すと、全ての面が選択されるので、

入口と出口を除いた部分を、「Add」や「Remove」をしながら選択。

「Add」は画面上の面を選択してから押すと、その部分が赤丸の所に選択される。

それで、グループが出来たら、

「Mesh」を選択し、上のメニューの

Mesh→Create Mesh

を選択する。

ここで、「Algorithm」や「Hypothesis」は任意のものを選択。

さらに、「Assign a set of hypothesis」を押して、Apply。



Createmesh

そこで、

メッシュの細かさを変更するため、

Hypotheses→Max Size を右クリック。

「Edit Hypothesis」 を選択し、

「Length」の値を変更する。

この値を小さくすればする程細かくなる。

Hypothesisconstruction


ここで、「Compute」を行う。

とりあえず、Meshが出来たので、

次に「Sub Mesh」を作る。

右クリックして、

「Create Sub-mesh」

を選択し、



Createsubmesh


名前を決めて、Geometryを選択し、そのままApply。

全ての面を作成する。


で、「Compute」をもう一度押す。


ここで、もう一仕事。

出来上がった、Sub Meshを選択し、右クリックして、

「Construct Group」を選択。

すると、下の方に

「Groups of Nodes」 と 「Groups of Faces」 が出来る。



Constructgroup


ここでようやく「Export to MED File」 を行って完成。

結構面倒くさい・・・。