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明日、やろうかな・・・

思い立ったが吉日というが、ちょっと始めては、すぐ他の事に興味をもってしまう。
そんな日々のメモ帳。

ハードディスクのクローンで『不良セクタ』までコピーされた。

2013-11-08 | パソコン関連

もう、10年以上経つノートPCで、
最近、
ハードディスクの『不良セクタ』が目立ってきた。

『chkdsk』を行うと、

2万を越えた不良セクタが検出される。

さすがに、
いつお亡くなりなっても不思議ではない状況。

IDEの2.5インチは希少だし、
売ってる内に交換しておこうという事で、
早速購入。

で、

サクッとクローンして終わりかと思いきや、
不良セクタのせいで、
思いの外、
読み込みに時間が掛かり、

30時間程費やした。

まぁ、

クローンさえ出来てしまえば、
それで、御の字だったのだが、

ところが・・・

何故か?『不良セクタ』までコピーされている。

「そんな筈は無いだろう・・・・?」と、

『FromHDDtoSSD』という

HDD修復ソフトでチェックしてみたが、
物理的なエラーは検出されない。

どうやら、『不良セクタの情報』だけが残ってしまっているようだ。

しかし、

これをリセットするのは結構面倒で、
『chkdsk』の修復ではOSがXPの為、全く改善されず・・・。
(Vista以降は/bオプションで改善できるようだ)

そこで、調べてみると、
『SystemRescue』というLinuxOSで解決できる事が判明。

早速、やってみる。

が、

何故かCDブートで『startx』を入力しても、
GUIが起動せず・・・・。

恐らく、

古すぎるか、
AthlonのCPUであるの事が原因くさいが。

とは言え、

『ntfstruncate』コマンドが使えれば良いので、
そのままコマンド入力で対応した。

まず、

『NTFSの場合マウントしなさい』的な、

注意文が英文で書かれていたので、
マウントしてみたら上手くいかず・・・。

「それでは・・・・」と、
マウントせずに試してみた。

コマンドプロンプトが立ち上がった所で、

『ntfsinfo -F '$BadClus' /dev/sda1』と打ち込み、
(/dev/sda1は不良セクタの存在しているパーティション)

「Dumping attribute $DATA(0x80)from mft record 8 (0x08)」

という項目の下、

「Attribute name: 'Bad'」の下の方に

「Allocated size:」が表示されるので、
この数値をメモしておく。

次に、

「ntfstruncate /dev/sda1 8 0x80 '$Bad' 0」と打ち込みリターン。

続けて、

「ntfstruncate /dev/sda1 8 0x80 '$Bad' メモしたAllocated size」

を打ち込めば完了。

『ntfstruncate completed successfully.Have a nice day.』

と表示されればOK。

その後、Windowsの『chkdskで修復』を行えば、
不良セクタはリセットされているのが確認できる。

ただし、

この一連の作業を行うと、
『OS自体に深刻なダメージを与える』危険もあるので、
データのバックアップは必至だ。

失敗したら、

クリーンインストールするしかないだろう。