明日、やろうかな・・・

思い立ったが吉日というが、ちょっと始めては、すぐ他の事に興味をもってしまう。
そんな日々のメモ帳。

HP XW4600 のバージョンアップ

2015-04-19 | パソコン関連

ちょっと、興味本位でポチってみた

『HP XW4600 Workstation』


中古品という事で、

本体自体は意外と大した価格ではなかった。


さて、


吊るしのスペックだが、


マザーはHP製の純正。

CPUはCore2Duo E8400 3GHz

メモリーはDDR2 2GB

グラフィックカードはNvidia Quadro FX1700

と、それなりに使えそうではある。


しかし、


ちょっと物足りないのがメモリー。

さすがに、2GBでは少ない。


一応、Linuxの64BitをOSにするつもりなので、

最大搭載である8GB分のメモリーを中古で探す事にした。


本当は、新品が良いのだが、

昨今のメモリー価格は高くて、

到底新品など買う気はなかったので。


ところが、


このXW4600はメモリーの選定がめんどくさい。



特に、DDR2と言う事で数種類もある中から選定しなければならない。


FSBは分かり易いので良いから問題ないのだが、


その他に、


ECC付きタイプ

bufferdタイプ

UnbufferedのECC付きタイプ

などなど、


マザーボードの仕様によっては対応していないという、

悲惨な結果になってしまう事も・・・。


このPCの場合、

UnbuferdのECC付きを推奨されている。


ECCの方は付いてないと自動的にマザー側でキャンセルされる様だが、

bufferdは対応してないと機動すらしないらしい。


という事で、


ここは推奨品を探す事にした。


ところが、

只でさえDDR2の過渡期にあった機種なだけに、

DDR2の2GB自体の玉数が少ない。

更に、UnbuferdのECC付きとなるとほぼ数個・・・。


となると、


自ずと価格も上昇していくので、

結果的に、本体価格よりメモリー8GBの方が高くなってしまった・・・。


まぁ、何とか手に入ったので良しとしておこう。



ここまで、来るとCPUもバージョンアップしたくなるのが人情。


で、


ここでもCPUを選定したわけだが、

今載っている、E8400は結構ハイスペックな為、

ソケットLGA775の中で、

これより性能が上となるとQ9650くらい。


だが、


取引価格がビックリの1万弱・・・。


そんなに払う気は更々ないので、

その下のQ9550を選んでみた。


これも、本体価格より高くなってしまったが、仕方ない。


さて、


実際組み込んで、動作チェックをと思ったら、



起動と同時に、不穏なBEEP音・・・。



とりあえず、OSは起動するものの、

CPUファンが全開の4900rpm。

ブンブン回っている。



このままでは流石に使えないので、

BIOSの設定を変えようと覗いてみたら、

メーカー製PCにありがちな、


『全くと言って良いほど設定できない仕様。』


裏モードでもないものかと探ってみたけど、

全くヒットせず・・・。



あまり気が進まないが、

BIOSの更新を手動で行う事にした。


以前、BIOS更新でマザーをパァにした苦い経験があるので、


できればそのまま使いたかったが、

このままでは、本体より高かったCPUが無駄になってしまう・・・。


とりあえず、


ヒューレッドパッカードのHPを見てみると、

今現在のBIOSバージョンが1.06なのに対し、

最新は1.34とかなり進んでいる。

前のオーナーは全く更新しなかった様だ。



恐らくこれが原因であろうと確信し、

最新のBIOSをダウンロードして、

それをCD-Rに焼き込み、

BIOSの設定画面から更新開始。



祈る事、数十秒・・・。




「システムROMフラッシュに成功」のダイアログが表示された。




・・・いや、まて。



こういう、ぬか喜びパターンは何度経験した事か。



再起動をさせるまでは気を抜けない。

と勘繰っていたが、



難という事もなく再起動もアッサリできた。



ファンの回転数も正常になり、快適な環境は整った。



さて、



問題は性能が何処まで向上出来たか?だが、

同じ状況のベンチマークをやりたかったので、

Blenderで重いオブジェクトをレンダリングする事にした。



元のE8400の時、8.9秒。

Q9550の時、6.1秒。

クロック数の違いか、思ったほど早くは無かった・・・。


が、しかし、


他のベンチマーク結果を検索してみると、

どうやら、処理の量に応じてボディーブローの様に効いてくるらしく、

ある一定量を超えると、

やはり、倍近いスピード差が出る様だ。

という事で、

今回のバージョンアップは成功!・・・としよう。



まぁ、何時間もレンダリングさせる専用PCくらいにはなったかな?


ついでに、

CPU温度の表示は、
室温20℃
アイドリング 36℃
高負荷(5分)58℃~62℃



因みに、



同じレンダリングをi5 2400でやった時は、

Linux 64Bit は 4.9秒。
XP 32Bitだと 6.1秒と64Bitと32Bitでも差が出た。


これは、メモリーの使用限界の違いが大きいという事か?



計測時間はストップウォッチなので、参考程度と言う事で・・・。



フリーの回路図エディタを使ってみる

2014-11-09 | パソコン関連

最近、回路図を書く事があるのだが、

簡単な回路だと、

JWCAD辺りで済ませていたのだが、

どうも、

IC回路なんかだと、

線もIOも多くなって、

ちょっと持て余し気味だった。


そんな時、


電子工作系のサイトを除いていたら、

http://www.suigyodo.com/online/

なるフリーソフトが使いやすいと評判らしい。


以前、


似たようなフリーソフト(機能限定版)を使ったときは、

正直、CADで書いたほうが早いと感じていたが、

以外にも、

回路図エディター初心者でも、

それなりに使いやすい。


詳しい使い方は、

各サイトに掲載されているので、

あえて書かないが、

殆ど、直感的に掛けるソフトのようだ。


まず、DLした圧縮ファイルを解凍し、



をダブルクリックすれば起動する。


すると、




上の画面が出てくるので、

事前に登録されているパーツを置き、

後は結線ラインを引くだけ。


パーツは、

同胞されている 『LCoV.exe』 を起動すれば編集登録できる。


こんなに簡単なソフトがあるなら、

もっと早くから使っていれば良かった。

ハードディスクのクローンで『不良セクタ』までコピーされた。

2013-11-08 | パソコン関連

もう、10年以上経つノートPCで、
最近、
ハードディスクの『不良セクタ』が目立ってきた。

『chkdsk』を行うと、

2万を越えた不良セクタが検出される。

さすがに、
いつお亡くなりなっても不思議ではない状況。

IDEの2.5インチは希少だし、
売ってる内に交換しておこうという事で、
早速購入。

で、

サクッとクローンして終わりかと思いきや、
不良セクタのせいで、
思いの外、
読み込みに時間が掛かり、

30時間程費やした。

まぁ、

クローンさえ出来てしまえば、
それで、御の字だったのだが、

ところが・・・

何故か?『不良セクタ』までコピーされている。

「そんな筈は無いだろう・・・・?」と、

『FromHDDtoSSD』という

HDD修復ソフトでチェックしてみたが、
物理的なエラーは検出されない。

どうやら、『不良セクタの情報』だけが残ってしまっているようだ。

しかし、

これをリセットするのは結構面倒で、
『chkdsk』の修復ではOSがXPの為、全く改善されず・・・。
(Vista以降は/bオプションで改善できるようだ)

そこで、調べてみると、
『SystemRescue』というLinuxOSで解決できる事が判明。

早速、やってみる。

が、

何故かCDブートで『startx』を入力しても、
GUIが起動せず・・・・。

恐らく、

古すぎるか、
AthlonのCPUであるの事が原因くさいが。

とは言え、

『ntfstruncate』コマンドが使えれば良いので、
そのままコマンド入力で対応した。

まず、

『NTFSの場合マウントしなさい』的な、

注意文が英文で書かれていたので、
マウントしてみたら上手くいかず・・・。

「それでは・・・・」と、
マウントせずに試してみた。

コマンドプロンプトが立ち上がった所で、

『ntfsinfo -F '$BadClus' /dev/sda1』と打ち込み、
(/dev/sda1は不良セクタの存在しているパーティション)

「Dumping attribute $DATA(0x80)from mft record 8 (0x08)」

という項目の下、

「Attribute name: 'Bad'」の下の方に

「Allocated size:」が表示されるので、
この数値をメモしておく。

次に、

「ntfstruncate /dev/sda1 8 0x80 '$Bad' 0」と打ち込みリターン。

続けて、

「ntfstruncate /dev/sda1 8 0x80 '$Bad' メモしたAllocated size」

を打ち込めば完了。

『ntfstruncate completed successfully.Have a nice day.』

と表示されればOK。

その後、Windowsの『chkdskで修復』を行えば、
不良セクタはリセットされているのが確認できる。

ただし、

この一連の作業を行うと、
『OS自体に深刻なダメージを与える』危険もあるので、
データのバックアップは必至だ。

失敗したら、

クリーンインストールするしかないだろう。


temperature difference from 100 とは?

2013-10-06 | パソコン関連

昔は、

それ程PCの温度に対し無頓着だったが、


最近は、

結構気にしながら使っている。


OSには、

通常、

温度管理ソフトは付属していないので、

外部のソフトを使う事になるのだが、


実際、


温度自体は、

BIOSで見れるような、

マザー自体から検出しているものや、

CPU、GPUなんかも出力しているもの、


最近では、


『S.M.A.R.T』と呼ばれる、

HDDから出力している自己診断からも、

温度が出力されている。


何台かPCを持っているうちの中で、

『Open Hardware Monitor』

という、フリーソフトを利用しているのだが、


CPUやGPUの温度や、

電圧、ファンの回転数に至るまで、

表示できるスグレモノで、

無論、HDDの温度も出るのだが、


1台だけ、

おかしな表示をする機種がある。


なぜか、HDDの温度が適正では無い気がする。


起動時75℃。

通常時60℃前後。


という、

普通では、考えられない温度。


一般的に、

HDDの場合は、

50℃を境に上昇した場合、

故障率が激増するという事もあり、


この温度で使用するのは、

非常に危機感を感じていた。


しかし、


本当にそんなに温度が高いのか?と、

実際、HDDを触ってみたりしたが、

それ程の高温には感じられなかった。


では、何が原因だろう?


ソフトのバグで表示がおかしいのか?と、

試しに、

別のフリーソフトでHDDの温度を確認すると、

通常時40℃前後で推移している。


というわけで、


『Open Hardware Monitor』のバグだろう、

と、一件落着にしようと思ったのだが、


何気なく、

温度の表示されるところに、

カーソルを当てると、

『temperature difference from 100』 なる文が出てくる。


「おや?こんなの他でも有ったかな~?」と思い、

他のPCで確認すると、

単純に、『temperature』としか表示されていない。


あ・・・、そういえば・・・。


確かに、

他のソフトで見たとき、

40℃前後。

100-60前後=40℃前後。


あー・・・なるほど、そういう事かと。


100から引いた数字がHDD温度だ、と・・・。


くそぅ、

紛らわしい表示しやがって・・・。


Windows XP の 起動時間を短縮する。

2013-09-29 | パソコン関連

古いPC。

CPUがPentium4 2.8GHz

メモリーは2GB

グラフィックカードはGeForce4 Ti4200-VDT8X

基本的なスタートアップは温度とメモリーの監視がタスクバーにあるだけ。

Windows Updateも自動更新はしていない。

他の自動更新も基本外し、

セキュリティーソフトは入れてあるが、最軽量の設定だ。


さて、このPCの起動時間はというと・・・・。


平均3分20秒。


若干の前後はあるが、まぁその位。

「古いPCだし、こんなもんかなぁ・・・」と、思っていたのだが、


別の下位スペックのPC、

Pentium4 1.8GHz メモリー1GB にて、

クリーンインストールをしてみた所、

1分30秒程で起動できている。

むぅ・・・。

やはり、Windows の宿命か、

使用期間が長くなるほど、肥大化するという・・・。


「少しくらい軽くならないかなぁ・・・」と、


デフラグだの、

レジストリクリーナーだの、

ディスククリーンアップだの、

いろいろ試しては見たけど、

殆ど、誤差というか、

気分的に早くなったような?なってないような・・・・。


で、

色々調べていると、

起動オプションを最低限にして、

起動できるやり方を見つけた。


まず、

『msconfig』を設定して、

『診断スタートアップ』というチェックを入れる。

これだけ。

ただし、サービスとスタートアップを変更してる場合、

メモを取っておかないと、後に戻せなくなるので注意が必要。


『診断スタートアップ』は、基本的なプロセスのみで立ち上がる為、

PCスペックの起動時間最小値で立ち上がる。


さて、結果は・・・。


1分30秒。

・・・速い。


これを見る限り、

何らかのプロセスが邪魔しているらしい。


しかし、


これ以上、削る要素が無い・・・。

さて、困った。


ただ元に戻すのもつまらないので、

とりあえず、

この軽い状態で、

ハードディスクのツールの中にある、

『ファイルシステムエラーを自動的に修復する』

を実行させて、再起動。


で、

前の状態に戻す為、

サービスとスタートアップのチェックを元の状態に戻す。

で、さらに再起動。


すると、


なぜかハードディスクの読み込み時間が短くなり、

タスクバーの表示が終わる時間も早くなった気がする。


実際、時間を計ってみると、


・・・?!。

ほぼ、2分で起動している。


何故、早くなったか解らないが、

システムの状態がクリーンインストールと同等になったらしい。


ただ、


問題が一つ。

何故か、IEブラウザだけ動かなくなった。

原因は、アドオンらしいが、

特定は出来なかったので、

ツールのリセットをする事で復旧できたが。

とりあえず、起動時間は短縮されたので、

また、重くなったらやってみよう。



追記:

後日、他のPCでやってみた。



Core2Duo 2.2GHz

メモリー4GB

もちろんHDDの機種。


まずは、吊るしの状態。

起動時間 2分30秒



次に、セキュリティー削除。

と、いらないソフトの削除。

1分35秒



OS付属のデフラグとクリーンアップ。

1分30秒



フリーソフト『MyDefrag』でシステムの月毎デフラグ。

1分15秒



最後に、診断スタートアップ&チェックディスク。

1分10秒


何が効果的かは、

よく分からなかったが、


やはり、


一番良さそうなのは、

立ち上げの時に、

各ソフトの自動アップデートさせない事らしい。