ノートパソコンの排熱。
夏場は暑かったから、
室温のせいだと、あまり気にしていなかった。
しかし、
冬場でも、結構な熱量。
たまに、手を温めたり出来るほど。
だいたい何度なのかなぁ?と、
BIOSで確認すると、
CPU 57℃。
GPU 58℃。
ファン 3600rpmほどで回っている。
これは・・・?
高すぎじゃね?
というわけで、
早速、ファンと放熱板を掃除してみた。
今度は、OSを立ち上げ、フリーソフトで計測。
掃除前 CPU温度 57℃。
掃除後 CPU温度 52℃。
まぁ、ちょっと下がったかな。
しかし、負荷を掛けずに、この温度は高いような・・・?
で、
いろいろ、調べていると、
どうやら、熱伝導グリスが経年劣化でヤラレている場合があるらしい。
どうせならと、
メンテナンスついでにバラしてみる事にした。
まず裏蓋を外し、

CPUが見えたら、まずはファンを外す。
ネジ2本で固定されているだけだが、
テープで放熱板と、くっ付けてあるので、
無理せず、カッターで切ってしまう。
で、外した所。
CPUは Core2Duo T7500。


やはり、酷い状態になってた。
GPUの方は、まだ粘度が残っている感じだったが、
CPUはパッサパサのカリッカリに乾燥してた。
これ放っておいたら、御臨終だったかも・・・?
とりあえず、カリカリと乾燥したグリスを爪で剥がし、
ティッシュでキレイにしてみた。


こんな感じ。
ここで、ちょっとでも、乾燥したグリスが残ってると、
熱伝導に悪影響を及ぼすので、慎重に掃除しておく。
で、
グリスは持ってなかったので、買う事に。
グリスと言ってもピンキリで、
下は100円台から上は2000円弱まで、
かなりの差がある。
最安だと、効かなかった時にガッカリするので、
とりあえず、価格相応な感じのものにしてみた。

これを、塗ってネジを均一に締めつつ作業終了。
さて、
効果のほどは?
負荷無し 施工前 52℃。
負荷無し 施工後 52℃。
・・・あれ?
変わってない。
なんだ、無駄だったのか?
んじゃ、今度は負荷を掛けてみる。
3Dのオンラインゲームで検証。
負荷有り 施工前 75℃。
負荷有り 施工後 69℃。
おっ?
なにやら、違いが出ている。
アイドル温度は、まだ高い気はするが、
とりあえず、パサパサのグリスは塗り直したし、
Tジャンクション温度は100℃という事だから、
これ以上、温度が上がらないのを期待しよう。
追記:
試しに、室温4℃の部屋で、温度の上がり方を見てみた。
すると、
50℃前後まで上昇。そのままキープする結果に。
つまり、
CPUはアイドル温度に達するまで保温し、
負荷が掛かった時、温度が上がりすぎないよう、ファンで冷却している様だ。
そうすると、重要なのは、
CPU温度が何度なのか?ではなく、
通常から負荷を掛けた際の『温度差は何度以内か?』が
管理値になるようだ。
夏場は暑かったから、
室温のせいだと、あまり気にしていなかった。
しかし、
冬場でも、結構な熱量。
たまに、手を温めたり出来るほど。
だいたい何度なのかなぁ?と、
BIOSで確認すると、
CPU 57℃。
GPU 58℃。
ファン 3600rpmほどで回っている。
これは・・・?
高すぎじゃね?
というわけで、
早速、ファンと放熱板を掃除してみた。
今度は、OSを立ち上げ、フリーソフトで計測。
掃除前 CPU温度 57℃。
掃除後 CPU温度 52℃。
まぁ、ちょっと下がったかな。
しかし、負荷を掛けずに、この温度は高いような・・・?
で、
いろいろ、調べていると、
どうやら、熱伝導グリスが経年劣化でヤラレている場合があるらしい。
どうせならと、
メンテナンスついでにバラしてみる事にした。
まず裏蓋を外し、

CPUが見えたら、まずはファンを外す。
ネジ2本で固定されているだけだが、
テープで放熱板と、くっ付けてあるので、
無理せず、カッターで切ってしまう。
で、外した所。
CPUは Core2Duo T7500。


やはり、酷い状態になってた。
GPUの方は、まだ粘度が残っている感じだったが、
CPUはパッサパサのカリッカリに乾燥してた。
これ放っておいたら、御臨終だったかも・・・?
とりあえず、カリカリと乾燥したグリスを爪で剥がし、
ティッシュでキレイにしてみた。


こんな感じ。
ここで、ちょっとでも、乾燥したグリスが残ってると、
熱伝導に悪影響を及ぼすので、慎重に掃除しておく。
で、
グリスは持ってなかったので、買う事に。
グリスと言ってもピンキリで、
下は100円台から上は2000円弱まで、
かなりの差がある。
最安だと、効かなかった時にガッカリするので、
とりあえず、価格相応な感じのものにしてみた。

これを、塗ってネジを均一に締めつつ作業終了。
さて、
効果のほどは?
負荷無し 施工前 52℃。
負荷無し 施工後 52℃。
・・・あれ?
変わってない。
なんだ、無駄だったのか?
んじゃ、今度は負荷を掛けてみる。
3Dのオンラインゲームで検証。
負荷有り 施工前 75℃。
負荷有り 施工後 69℃。
おっ?
なにやら、違いが出ている。
アイドル温度は、まだ高い気はするが、
とりあえず、パサパサのグリスは塗り直したし、
Tジャンクション温度は100℃という事だから、
これ以上、温度が上がらないのを期待しよう。
追記:
試しに、室温4℃の部屋で、温度の上がり方を見てみた。
すると、
50℃前後まで上昇。そのままキープする結果に。
つまり、
CPUはアイドル温度に達するまで保温し、
負荷が掛かった時、温度が上がりすぎないよう、ファンで冷却している様だ。
そうすると、重要なのは、
CPU温度が何度なのか?ではなく、
通常から負荷を掛けた際の『温度差は何度以内か?』が
管理値になるようだ。
グリス塗り直しもよいですし、もっとも効果があるのは、やはりCPUクーラーをデカくて重たいものにして、12㎝や14㎝ファンで冷やしてあげるのが、一番効果的なのでしょうね。
CPUかFANでも交換しない限り確認しない所ですから、温度が高いと感じてる時は年一位でチェックしてます。
やはり、クーラーの大型化がベストでしょうね。
デスクトップなら筐体のエアフローを変えるだけでも、結構効果あります。
グリスの代わりにシートの方が自分には失敗無いかな(?)と思っていますが色々検索してみるとグリスの方が空気が入らなくて良いと言う意見も多く迷っています。
何か情報があったら教えてください。
私は、熱伝導シートの交換はした事がないので、一般的な事を言いますと、
通常、熱伝導物質は少ない方が良いとされています。(極力金属部を密着させる為)
なので、当初グリスで補っている物をシートに変更すると、確実にシート分の厚みは伝導ロスとなってしまう為、余りお勧めはしません。
グリスの塗布はそれ程難しいものでは無いのですが、心配な場合は、
透明な板を使って気泡が出来ない様に練習してみても良いかもしれません。