心穏やか委員会

笑い飛ばせば気分は上々。

地上と繋がっていない乗物は信用していない

2019年11月07日 | 日記
僕は飛行機が苦手です。

やむを得ない事情が無い限り、地上に居たい。

人生で数少ない搭乗履歴は、
新婚旅行のとき、親を旅行に招待したとき、
全員参加の家族旅行のとき、ぺいぺいだった頃の断れない会社旅行のとき、
と片手で数えられる程度です。

乗れる機会はいままでいくらでもあったのに。

何故なのか?

一番最初がいけなかった・・・・・・・。
あれは、14歳の夏。
母と兄と三人で広島の親戚の家に行くのに、ボロボロの飛行機に乗りました。

昔はタ-ミナルから滑走路の飛行機まで、バスで移動したのですが、
期待に胸を膨らませ車窓から外を眺めていると、ジャンボ機が現れました。
「すっげ、でっけ」

いや、違う。私たちの乗るのは、その陰に隠れているプロペラ機だ。
「まじか!」

僕はそのプロペラ音と揺れに、緊張の度合いが急上昇し、今朝食べた山盛りご飯が逆流。
到着までの数時間を悶絶して過ごしたのでありました。
胃痛でもだえながら見た富士山はいまでも目に焼き付いています。

それにそもそも、
僕は地上と繋がっていない乗物は信用していないのです。

明らかに無理しています。
こんなのがあるといいですね。


つい先日も熊本行きの話がありました。
旅行の代打要因で、もし良かったらという話でしたので、
「いや、飛行機運はここぞの時に取ってあります」
「一族郎党連れて行っていいなら考えます」

僕の飛行機嫌いは家族や知人には有名です。
離陸前に宇宙飛行士並の緊張をするからです。

よって、何度も誘われることはありませんでした。

子どもたちが巣立って、もし時間とお金に余裕が出来ても、
旅行は電車に乗って、徹底的に日本国内にすると決めています。
コメント (4)
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