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心穏やか委員会

笑い飛ばせば気分は上々。

アイスクリン

2023年10月20日 | 日記
「僕の血管にはビールが流れています」
そう豪語して、仕事の飲み会でも人一倍ビールを飲み、
「ビールは太らないの知ってる?おつまみが進むから太るの」
と間違った情報を小さな脳みそに大きくインプットし、
「酒飲まないとやってられないの、おじさんは!」
と、現実逃避していた自分に、少なからず負い目を感じていたのは事実です。

この一か月、大幅にお酒を控えられたのも、そんな要因がありました。


そしてその結果、やっぱり「痩せます」
でも飲まないと、普段食べない食後の甘いものに手が伸びます。
「アイスクリン食べようかな」って。
しかし、そんなのどおって事ないほどアルコ-ルは強力なのでした。


えっ!?アイスクリンって何?と聞いてください、話題変えます。
そう、最近近所のコンビニで、おじさんたちに爆発的に売れてるアイスです。
バイトしてた次女が言うのだから間違いありません。
「買ってくの、おっさんばっかり」

初めて食べた時、「ん!うまい!」と膝と叩きました。
昔懐かしい味が何だか美味しいんですよね~


人は老いると子どもに戻っていくと聞いたことがありますが、
なんかわかるような気がします。
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人生はずっと修行

2023年10月18日 | 日記
「自分は弱い人間だな」と思い知らされたこの数か月間でした。

建築の仕事を34年間していて、窮地に追い込まれたことは幾度とありますが、
今回の案件は、しびれまくり、脂汗かきまくりです。

もともと畑違いの仕事を頼み込まれ、恐ろしく前向きに引き受けたのが地獄への道の始まり。
一時は建築局に呼び出されて、「間に合わないと責任問題」とまで言われました。
本業では一度もそんな辱めを受けたことはなく、契約書に書かれた自分の名前を見るたびに吐きそうでした。

公共の建物を建てるには、様々な事前協議、許可か必要です。
今の建築局職員は、国立大学を卒業し資格も持つ若いエリ-トばかり。
頭の回転では到底及ばない上に、役目とは言えどうでもいい細かい指摘をしてきます。
「えっ?そんなの知ったことかよ」
「ふざけんなよ」
40年前にタイムスリップしそうなのを、何度もグッと堪えました。大人なので。
(あ、すごく良くしてくれる子も沢山います。誤解のないように)

引き受けた以上は、やり遂げなければならない。
休日返上して、図面と書類の山を片付け続けました・・・・・・。
夜は眠れなくなり、酒に頼る毎日。

そして、ある日の事。
やけ酒をしこたま飲んだ日の深夜に、自然に涙が出て止まらなくなりました。
「自然に涙が出たら、そいつはヤバいです」と何かで精神科の先生が言っていた。
子どものようにひっくひっく泣いてる57歳・・・・・・・・ヤバいです。
それも家族に見られてしまった・・・・


そこで、私は一週間禁酒しました。
大好きな大谷翔平クンが「お酒は睡眠の妨げになるから飲まない」のを思い出しました。
するとどうでしょう。夜は眠れるし、少し瘦せてきたし、こりゃええ!
断崖絶壁からくるっと反転して生還した気分でした。

その後も日々の晩酌は炭酸水に代わり、飲んでも缶ビ-ル一つだけ。(やめろよ)
横浜マラソンも近いので、日曜の朝には10kmのジョギングをこなし、
粘ったところで、その仕事の完了検査を無事迎えることができました。

うわぁ~今回はホントに危なかったな。

今、「人生はずっと修行なのである」と笑う僕を見て、家族も安心しています。
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すいませんおじさんに救われた夏

2023年08月22日 | 日記
私は関内の大通り公園を、暑さに唸りながら歩いていました。

この地域は、デンジャラスな人と普通の人が共存しておりまして、
上半身裸で寝ている人や、昼間っから酒飲んでぶつぶつ言ってる人がいても、
誰も気にする様子はありません。

そんな中、
「お兄さん!スキンヘッドカッコいいね!」

酎ハイ片手の釣り人ジャケットを着たおっさんが、
大きな声で僕に向かって言いました。


そんなのに構ってる暇は無いと無視して通り過ぎるつもりでした。
でもおっさんは続けます「ホントいいね!スキンヘッド!」


「あっ、もう許せない」
僕はこれ以上ないくらい眉間にしわを寄せて彼のもとに戻りました。

「ねぇ?馬鹿にしてんの?」

「えっ、いやホントにいいなと思って」

「そんなに良かったら、いま直ぐお前もスキンヘッドにしてやろうか?」

でも髪の毛フサフサのそのおっさんの顔見てたら段々馬鹿らしくなり、
「ったく、俺が何したってんだよ」
僕はその場を立ち去りました。



それから10分ぐらい歩き、会社近くに差し掛かった時、
もう一発お見舞いされるとは思いもよりませんでした。



如何にもヤバい感じのコンビニ袋をさげた気の弱そうなおじさんが、
僕の前に立ちはだかり、
「すいませんでした!!すいませんでした!!」
深々と頭を下げるのです。


ならず者の街に慣れている僕でも、「近所で有名なすいませんおじさん」の出現には、
少々びっくりしましたが、何だかスッキリさせてもらいました。
(さっきのおじさんとは何の関連もありません)

そう、これで一連の事件が完結したわけです。


「これはご丁寧にどうも」
僕は笑顔でかえしました。


「しっかし、こう暑いと色んなヤバい人が出てくるね~。」
ニヤニヤしながら歩いている僕も、はたから見たら結構ヤバかったかも
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ちょっといいワインに挑戦してみようかな

2023年06月08日 | 日記
最近、知人の影響でワインに興味があります。

以前は、ワインのうんちくを聞いても、へぇ~と右から左に通過し、
ワインは「安い赤い渋い」が良いと、吉野家みたいなこと言い、
お前はビール飲んどけって言われるタイプでした。

ある時、僕が普段スーパ-で買うのの10倍のお値段のワインをご馳走になりました。
それが素晴らしく美味しかったのかって?
いえいえ、それが特に・・・・・いや、反対に・・・・・・・(そ-ゆ-こと言ったらいけません)
でも、ご馳走してくれた方は「やっと好みのワインに会えた」と大喜び。

こりゃ、ワインは奥が深いぞと僕は少々びっくりしましたし、
自分の好みを探すのは楽しいかもと思ったのであります。

何度かお邪魔して、店長さんと面識があるというか一度一緒に飲んだこともある「関内バル」
お肉料理が美味しいお店です。


ワインの飲み比べコース
生憎の雨でお店が空いていたので、ブドウの品種とか教えて頂きました。


右から飲んでください、段々渋くなっていきますよって。
右が一般向けということでしょうか。
コリバンテ サレント、確かにいつものより美味しい。適度な甘さと渋さがボーノ。(イタリアのね)
最後の左のは、「う~ん、独特な味」とか言いながら美味しくないと思っちゃいました。(アメリカの)

きっと、上級者は左の味がわかるんだろうなぁ~。深いなぁ~


でも、ひとつだけ思うのは、ワインって食事が大事ですね。
美味しいお肉と、バケットにオリ-ブオイルつけたのに最高に合ってしまい、
帰りは千鳥足でした。
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楽しまなくっちゃ

2023年05月29日 | 日記
先日、仕事で箱根一泊してきました。


仕事と言っても、昼間に建築組合の総会に出て、夜は温泉入って懇親会に出るだけ。

若い組合員の人たちは、「今どき箱根で総会なんて最悪」とばかりに、
総会終わったら、とっとと電車乗って横浜に帰ります。

僕は「せっかく箱根来たのに温泉入らないなんて最悪」とばかりに、
総会終わったら、さあさあ温泉温泉♪と露天風呂にああ最高と浸かり、
懇親会は適当に愛想振りまいたら、あとはお酒とお食事を楽しみます。


旅館の部屋は3人一組
お食事してる間に、おじさん三人のお布団が並べられています。
ここは、ちょっと嫌かな。
「これは少し離しましょうね」とそれぞれが部屋の隅に布団を移動しました。

で、今回はそこで奇跡が起きました。
たらふく酒飲んだ50代三人組
一晩(恐らく)誰もいびきかかなかったのです。
お互い確認しましたが、「静かだった」と。

ちょっとした物音で起きる眠りの浅い僕が、ぐっすり朝まで。
きっと、おじさんたちは眠れる森の美女のように寝ていたのでしょう。



翌日は、「真っ直ぐ帰るのもったいないな」と、箱根から三島に下り(車なので)沼津港へ


お店のおばちゃんにすっげ旨いからと呼びこまれ、海鮮丼を頂きました。

途中から鯛のだし汁でお茶漬けにするタイプ
とっても美味しかったです。


「一人でイクラ山盛りなんて大人じゃん」(57歳ですけど)と思いながら、後半の一人旅を楽しみました。
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やっぱり無い方がいいよ

2023年05月18日 | 日記
横浜の街を歩いていると、若い人を中心にマスクを外す人が増えたように思います。
全体の一割強ぐらいでしょうか。普通にいます。

という私も、コロナ前はマスクが嫌いで、花粉症と気合で戦っていたワイルド系。
よっぽどの混雑か、どちらかを訪問する以外は外すことにしました。

あ~楽ちん楽ちん
駅の階段でマスクがパコパコいわない(息が荒くなって)って最高。


また、マスクを外し始めると、初めて素顔を見ることも増えました。(見せることも)
僕の場合は最大のインパクト部分を先にお見せし口も鼻も特に特徴はないので、
ああ宇宙人ではなく普通の人間だったと思われる程度でしょう。


でも髪型ばっちり、目元くっきりの人は、ハードルが高くなりますね。

最近、はじめて素顔を見る場面が何度かありました。

バリバリのやり手不動産営業マンが、実は相当なベビ-フェイスでかわいかったり、
目元が素敵な人で・・・・・妄想膨らませ過ぎちゃったかなという人だったり、
「こりゃ、外で会ってもわからないぞ」と思いながら、それは顔に出さすにお話するのでありました。
(まあ、相手も僕はもっとお爺さんだと思ったとかあります)

とにかく、僕はエッグスタンド状態から解放!
とても気持ちよく外を歩いています。
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やっと終わります

2023年05月12日 | 日記
去年急逝した兄の家(実家)とその他後始末がやっと終わります。

相続人は僕一人なので、そりゃもう大変な8か月間でございました。
ゴミ屋敷の掃除と、借金の督促状には参ったなぁ~

でも、家を売却してお金が少し残ったし、
あれだけ色々やりっ放しで兄ちゃんも心残りだったろうから、
後片付けは供養にもなったのかなと思います。


そして先日、実家にお別れしてきました。
掃除は素人には無理なものを業者に依頼したので、その確認が最後です。

僕は24歳で結婚して実家を出たので、もう33年前になります。
それから母の認知症、兄の病気と辛い思い出しかなく、実家に愛着はなかったのですが、
やっぱり最後は淋しいものです。

帰りは、子どもの頃に遊び回った場所を歩きました。
特に思い出深いのは根岸森林公園

「何て気持ちがいいんだろう」

空気の澄んだ快晴の公園を歩きながら、
ずっと曇りっ放しだった心がリセットされるのを感じました。
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57の走り・・・・・

2023年04月21日 | 日記
一年は早いものです。
また一つ歳を取ってしまいました。


「えっ!?57?!・・・・・やっばっ!」
娘たちのリアクションにも容赦はありません。


そう、やっばいのぉ・・・・
老人に片足どころか両足・・・・・


毎朝の軽いジョギングは欠かさないのに・・・
・ベルトの上に無駄な脂が蓄積してる、だらしない上半身・・・・・
・駅の上り階段がキツイ・・・・周りに合わせるとはあはあ言っちゃう・・・・・
・しばらくしゃがもうものなら「どっこいしょ」号令かけても直ぐ立ち上がれない・・・・・
・人の名前が出てこないどころか、全く別の名前を堂々と出てしまう・・・・・
・夜中の御小水は慣れちゃって眠りながら行ける・・・・・


とにかく「・・・・・・」な状態です。



でもわたくし、ここで負けてはいけないと思います。
自分を奮い立たせねばなるまい!



ということで、今年も
横浜マラソンにエントリ-しました!
去年の27Km地点でのタイムオ-バ-の屈辱を晴らすのだ!
初めて家族や知人に褒め称えられたではないか!
57の魂の走りを見せてやろう



去年は身内の不幸やら何やらで、ぶっつけ本番だったけど、
今年はトレ-ニングしなくっちゃ。


まあ、抽選に当たったらの話ですけど・・・・・・・
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レレレのおじさん

2023年03月07日 | 日記
兄のいなくなった実家の売却が決まり、ごみ屋敷となったその掃除も佳境に入りました。

んもう、この4カ月間ほど、毎週末に掃除に行っていますが、
膨大なゴミに阻まれ大苦戦です。人に言えないものまで出てきて命削ってます。

それでも、一応は全てひっくり返して見ることができました。
金銀財宝の数々は皆無だったけど、
両親の若い頃の写真や大切にしていたもの、僕たち兄弟の子どもの頃のものなど、
「あ、これ懐かしい~!」
ひとときの安らぎです。

先週は、僕の小学校と高校の成績表を、手伝いに来た娘たちが見つけました。

日頃から「お父さんは幼少の頃、神童と呼ばれていてな、それはもう賢いお子様だったのだ」
と、あなた達もその血筋だから頭良いのだと言って聞かせていました。

「あれ?小3で三段階評価のBとCばっかりw」
「音楽がCって、なかなか取るの難しいわよ」
「お喋りが多くて先生の話聞いていないって」
「高校一学期で25日遅刻って、結構ヤバくない?」


思っていた以上に昔頭悪かったのが娘たち以上に僕がびっくり。
面目丸潰れの僕は「レレレのレ~」(古っ)
レレレのおじさんになって聞こえないふりをして掃除を続けたのでありました。

あ~びっくりした。
「遅刻が一番よくない!」と5年ほど前、朝の弱い次女を叱ったの・・・覚えてるかな・・・・・・


「少しぐらいおつむが足りなくても、努力すればそれなりになるのだ」
との説得力のない話は、帰りの車の中で誰も聞いていませんでした。
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カレ-じゃなくて加齢

2023年02月28日 | 日記
一難去ってまた一難

それは丁度バレンタインデ-のお昼休み
「さあ、たまには美味しいものでも食べようかな」と馬車道を歩いていました。

すると突然、目の前に血を水に垂らしてかき混ぜたような映像が見えたのです。
「えっ!?何?これヤバい!」
外見は異状ないので、どうも右の目玉の中の出来事のようです。

「とにかく、直ぐに病院に行かないと」と思いましたが、
最初程の映像は無くなったので、まず家に帰り、近くの眼科に電話して行きました。

「最近、右側頭部が痛いことあったな」
「もしかして俺終わったかも」
「遺書書いとかなきゃ」
「お金はどのくらい残せるかな」
色んな角度から写真撮ったりされながら考えて、
院長先生の診察室に通されました。


「あ、これは加齢ですね」
「えっ?カレ-?」
「後部硝子体剥離と言いまして、50歳ぐらいから普通に起きることです」
「えっ?じゃあ、遺書は書かなくていいですね?」
トシだと言われて嬉しいのは初めてです。

僕の場合は、目玉の中の硝子体が剥がれる時に毛細血管から少し出血した為、
人生の終わり映像が見えちゃったのでありました。

特に治療法も無く、ただ網膜剥離にならないようにしばらく定期的に検査するそう。
「そんなの今まで聞いたことないよ・・・・・全くもう・・・・
 検査中に10歳は老けちゃったよ」


それから、先生に特に気を付けることはないですかと聞いて、
「特にありません」とのお答え。
更に「お酒とか飲んじゃダメですよね?」と聞き、
「大丈夫ですよ」と言われて満面の笑みの僕は、まだまだ大丈夫そうです。



でもホント、びっくりしましたよ。
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