一昨日にTwitterで少しつぶやきましたが、一昨日に
トワイライトエクスプレス
の廃止が発表されました。
車両の老朽化が第一の理由ですが、北陸新幹線の金沢延長をタイミングとして廃止させるという感じですね・・・。トワイライトエクスプレスは大阪~札幌を結ぶ列車で、現在に至るまで人気列車でした。
トワイライトエクスプレスの廃止を聞いて、私は一つ痛感したことがあります。それは
横になりながら移動するという事自体が高級化してしまう
ということです。寝台車といえば、誕生当初は上等扱いで、金持ちの人しか利用できないという庶民にとって高根の花という感じでした。でも、時代が経つにつれて乗客も増えて寝台車も大衆化し、戦後にはビジネスマンなどにとって欠かせない存在になりました。ところが、新幹線や飛行機などの出現で移動時間が短縮すると、寝台列車の利用客が減少し、寝台列車の廃止が相次ぎました。そんな中でJR九州のななつの星のように高級のクルーズ列車に寝台車が連結されるようになりました。今後もJR西日本やJR東日本でも豪華寝台列車を走らせることになるわけですが、一方現行の寝台列車についてはサンライズを除き全廃する方針を出しています。
つまり、列車の中で横になりながら移動するという手段そのものが高級化していくということになります。ななつの星なんか、利用するだけでも数十万円するので、私は到底手を出せません・・・。もはや横になりながら移動することもほぼ不可能になってしまう・・・。私は効率化のために夜行列車や夜行バスをよく利用するのですが、座って寝るより横になって寝る方が断然いいです・・・。
時代の流れとはいえ、こればかりは仕方がないのかも・・・。
また、トワイライトエクスプレスの廃止は関西から北海道への直通列車が無くなることを意味しており、手段そのものも完全に近いレベルで飛行機になってしまうのでしょうか・・・。
と、色々嘆く私でした。
トワイライトエクスプレス
の廃止が発表されました。
車両の老朽化が第一の理由ですが、北陸新幹線の金沢延長をタイミングとして廃止させるという感じですね・・・。トワイライトエクスプレスは大阪~札幌を結ぶ列車で、現在に至るまで人気列車でした。
トワイライトエクスプレスの廃止を聞いて、私は一つ痛感したことがあります。それは
横になりながら移動するという事自体が高級化してしまう
ということです。寝台車といえば、誕生当初は上等扱いで、金持ちの人しか利用できないという庶民にとって高根の花という感じでした。でも、時代が経つにつれて乗客も増えて寝台車も大衆化し、戦後にはビジネスマンなどにとって欠かせない存在になりました。ところが、新幹線や飛行機などの出現で移動時間が短縮すると、寝台列車の利用客が減少し、寝台列車の廃止が相次ぎました。そんな中でJR九州のななつの星のように高級のクルーズ列車に寝台車が連結されるようになりました。今後もJR西日本やJR東日本でも豪華寝台列車を走らせることになるわけですが、一方現行の寝台列車についてはサンライズを除き全廃する方針を出しています。
つまり、列車の中で横になりながら移動するという手段そのものが高級化していくということになります。ななつの星なんか、利用するだけでも数十万円するので、私は到底手を出せません・・・。もはや横になりながら移動することもほぼ不可能になってしまう・・・。私は効率化のために夜行列車や夜行バスをよく利用するのですが、座って寝るより横になって寝る方が断然いいです・・・。
時代の流れとはいえ、こればかりは仕方がないのかも・・・。
また、トワイライトエクスプレスの廃止は関西から北海道への直通列車が無くなることを意味しており、手段そのものも完全に近いレベルで飛行機になってしまうのでしょうか・・・。
と、色々嘆く私でした。
トワイライトエクスプレスが思ったより廃止の表明が早かったものの、北斗星とカシオペアの廃止は予想通りでしょう。間違いなく、指定券の争奪戦になるでしょうが廃止の予測される時期が北海道では真冬にあたるだけに、本州と北斗星では撮影など全く気候などが異なること、念を押してお知らせ致します。
寝台列車は鉄道車両と言う制約故に、どうしてもホテルなどの宿泊施設に比べると、雰囲気はともかく、同等価格での内容は見劣りが否めない気がします。
(寝台車の廃車を活用した宿泊施設の価格は、ソロでカプセルホテル並みですので…)
新幹線などの高速鉄道整備とそこそこの値段で宿泊できるホテルの組み合わせが、実質的に寝台列車利用よりも割安・迅速・快適な状況が多数を占める状況では、多くの旅客を惹きつけるのは難しいかと思います。
少数の寝台列車運行の為に、夜間でも各種設備を稼動状態にするコストなども考慮すると、車両老朽化で代替が必要になる際に、列車設定自体を…という考え方が出るのも致し方ない気がします.
定期列車やそれに近い形ではなく、週末や繁忙期だけの運行であれば、平日の深夜時間帯などに設備保守間合いを確保できると共に、車両面でも検査時期を調整する事で…とも感じますが、客車列車や寝台車自体が極めて少数派、おまけにJR各社が地域毎に分割され、在来線の3セク移管区間も今後更に増える日本においては、残念ながらこれでもかなり厳しい気がします。
海外に目を向ければ、中国などは今でも夜行長距離列車がゴロゴロしており、寝台車などは全然珍しくないのですが、日本で横になって寝れる交通機関でゆったりとした旅を廉価に…と思うと、これからはフェリー程度しかない気もします。
ただ関西~北海道であれば、こちらは利用した事がないのですが、敦賀発などのフェリーもあり、所要時間が長くても差し支えないのであれば、利用価値は大きいかと思います。
鉄道やバスなどとは異なり、地に足の付いた乗物ではありませんので、天候などによって居住性の格差が大きいのは難点ですが…
コメントありがとうございます。
既に本州~北海道間の夜行列車の全廃を表明していますからね・・・。新幹線の影響が大きいことは確かですが・・・。
コメントありがとうございます。
実は過去に寝台料金が高いという記事を書いていますが、B寝台が6300円はコストパフォーマンスに似合わないですね・・・。
JRの分割によりJR間の調整に手間がかかるなどを理由に何も手をつかず、車両の老朽化を待って廃止に至るという流れができているのも事実です。でも、夜行移動の需要は衰えていないはずなので、もう少し考えてもらいたかったものです。座って寝るより横になって寝た方が気分的にいいでしょうし・・・。高速バスではこれに近い形態で寝台列車より廉価な料金で提供していますし。
北海道新幹線の影響とばかりに言われてますが
時系列で考えたら
北陸新幹線開業がまず先にあり
在来線切り離しが起きて
結果
『あいの里とやま』『えちごトキめき』へ通過料支払いが発生する
その時
現行の列車収入だけで運行した場合
運行経費を差し引いた残りの利益が無いどころか赤字になるんでしょう
JR西日本もれっきとした民間企業で
利潤追求は当然の権利ですからね
もっと酷いブログでは
まるで『鉄ヲタの為に運転しろ』みたいな論を張っているのも
見かけますよ
そういう意見は正直『どうなの!?』って思っちゃうんですよね…
コメントありがとうございます。
北陸新幹線の開業に伴って在来線が分離され、線路使用料が発生する、確かに走らせるのに費用がかかってしまいますね・・・。北斗星やカシオペアの時も盛岡~青森間が分離されながらも生き残った例から考えると、ニュースのあった通り車両老朽化が大きいようですね。
民間企業は利益第一であることは理解しているのですが・・・、地方のバス事業者などは利益がほとんど見込めない中何とか生き残っていることを考えると、なかなか難しいものですね。
いよいよ、「廃止」とのこと……でも、青函トンネル区間と言う「ボトルネック」の問題は、かなり大きい――と、感じていました。
ここではまだ言う人は居ませんが、「新幹線特例法」の適用を巡ってかなりもめるだろう――と、思っていたからです。
「新幹線特例法」の条文のひとつに、
「午前0時から6時まで、列車を動かさないこと」
―-があり、これがかなりねっくになろうか――と、感じていたからです。
それを考えると、時間の問題だった気はしますが……逆に、「関西-九州」の列車は復活の可能性はあると思う。
「大阪-熊本」「大阪-宮崎」の区間での設定ならばあり得るな――と、見ています。
「関西-九州」の間にも風光明媚な観光地はあるし、JR西日本とJR九州と2社しか挟まないから「権利関係」もシンプルだし、ルート上、先述した区間でなら新幹線の影響も受けにくい。
車両面では、『ななつ星』と『サンライズ』を足して2で割った車両としてなら有り得るな――と、思います。
さて、いろいろと複雑な問題も多いんでしょうが――前にも話した様な、「設備投資をしやすくすること」が重要ではないのでしょうか?
鉄度に限らず、今の制度はコストがかかる分「リスク」になっているためで、その改善が必要でしょうね。
所謂「青函トンネル区間」の設計を見れば、時間の問題だった気はします。
線路配線を見れば解りますが、新幹線をメインとする配線になっています。
これは、国鉄時代の設計からしてそうなっていた為でもあるし、「新幹線特例法」との絡みも考えれば、ありえた事でした。
だから、青函トンネルの供用開始が、国鉄時代から実現できていれば、かなり違った展開もありえた……とも思うのです。
無論、並行在来線の問題も含めて。
ただ、『トレイン・オン・トレイン』が実現した暁にはどうなるのかな?――と思います。
あれは、JR北海道が設計を担当していると聞きます。
なので、その暁には――とも思うのです。
更に――3つ程思う事が。
一つ目は、この手の話題で、「利益の追求」と言う言葉が出てきますが、それにも、ちと首を傾げます。
「じゃあ、公営ならやれるの?」
……と、思えるためです
昭和50年代、国鉄は、毎年の様に運賃値上げを繰り返しては利用者離れを引き起こしていた訳ですが、「公営」なのだから、本来なら、運賃値上げは無いはずでしょうに。
あの当時は、労使対立が激しくて、合理化そのものが難しかったし、その頃からして、鉄道を巡る法律&制度が現場の実情に合わなくなって来ていた事の裏返しだったのでは無いのでしょうか?
「民営だから」とか「公営だから」と言う人は、その辺を深く考えていない気がします。
二つ目は。
そもそも、『トワイライト』が「ブルーとレイン」と見られる理由のひとつが25系だからでしょう。
その改造車であるがために、そう呼ばれる部分もある訳だし。
第一、『サンライズ』とて、夜行列車の系譜に連なる列車でしょう。
『サンライズ瀬戸』など、『瀬戸』の後継に位置する列車であるし、女性から人気を得ている現状を、もっとプラスに考えるべきでしょう。
運転開始の日、東京駅に行きましたが、先頭部分には、老若男女を問わず人で溢れていたことを、昨日の様に覚えています。
もっと、「プラスの結果を出している事例」にも目を向けるべきだと思いますね。
三つ目は。
「夜行列車の廃止」の話題が出る程、
「何で、早く決断しなかったのか」
――と、言う人が居ます。
青山学院大学の、福井義高さんなどがそれで、そう言う人程、
「プロ野球球団が減ることは、経営安定につながる」
――と、短絡的に考える傾向があるように感じます。
なら、「会計の基準」についても変えて行く必要があるのかも知れませんね。
それにしても、「感情的」な感じで物を言う人程、言い方は悪いのですが、
「落合が、嫌いだ」
……と、吐露する人が多いですね。
所謂、「鉄オタ」などがそれです。
「落合」とは、無論、元・中日ドラゴンズ監督で、今はゼネラル・マネージャーにある、落合博満さんの事です。
しかし、「支持する」と言う人でも――中日ファン以外には――、見た目の、「合理的に、判断する部分」だけを見て評価する人が多い――と、感じますね。
福井義高さんは、このタイプでしょう。
落合さんは、「判断」は合理的なんですが、その裏では、緻密に考えて動く人だと言われています。
実際、バントなど「チーム全体の動き」を考えて試合に臨んでいたり、監督時代も、戦力外通告を受けた選手を他球団に紹介していたりして、選手からの支持は篤いのです。
しかも、それが、近年知られる様にになった上で、監督時代の戦績もあるからか、中日ファンの間でも、落合さんを支持する人が多いと感じます。私も、その一人です。
――野球に限らず、もっと「深く考えて欲しいな」と、感じることが多い、今日この頃です。
コメントありがとうございます。
色んな視点でのコメントありがとうございます。「新幹線特例法」なんて思いもしませんでした・・・。ブルートレインは基本的に深夜帯に青函トンネルを通過しますからね・・・。トワイライトエクスプレスは下りがそれに引っかかるわけで。
さまざまな視点で見ると、廃止までの判断プロセスそして、判断の難しさがここに表れているような気がします。それに加えてもう少し違った視点で考えると廃止を回避できたという可能性もありますね。
Masaya様のおっしゃるとおり、最近は物事を短絡的に考える傾向があり、私の方でも時折色んな視点で考えたらこうなった本質的な理由が見えてくるのに・・・と思ったりします。
私の両親は今年の冬に片道乗車しました。楽しかったそうです。ちなみに両親の新婚旅行は大阪から夜行の急行だいせんで山陰に行ったそうです。近所のご夫婦ひと組がリタイア後に乗るのを夢にガンバっておられましたが、ショックをうけておられました。自営業でなかなかまとまった休みがとれないそうです。K2さんは乗っておいてよかったねえ、としみじみ言われました。
老朽化云々もあるでしょうが、やはり青函トンネルの件と、線路使用料の問題が大きいでしょうね。
私は往復ともシングルツインでしたが、結構空室がありました。B(開放)寝台も半分くらいしか埋まっていなくて、大阪行きについてはどちらもガラガラでした。
また、チケットを転売する輩も多く、言われている以上に利益がでていなかったのでしょう。老朽化したから新車を作れば、と言っても無理な相談だったのでしょう。
新幹線の旅も私は決して嫌いではないのですが、鉄道の旅全体が、一部の豪華列車、イベント列車を除き味気なくなっているのは否めないでしょう。
最近、車で遠出をする機会が増えましたが、高速のサービスエリア、道の駅など、旅を楽しむしかけがいっぱいです。それに比べ、最近の鉄道は・・・・一レールファンとして残念でなりません。
トワイライトで培ったDNA,豪華な設備、サービス、おもてなしの心、グルメの技術は新しい豪華列車に受け継がれていくことでしょう。それと九州への乗り入れがいつか実現するといいなあ、と思っています。
それと廃止後もしばらくは、九州のブルトレのように、イベント的にトワイライトの車両を使った臨時列車、貸切列車など走ればいいですね。
廃止の日まで乗れたら乗ってみたいです。次に乗るならあえてB寝台でしょうか。開放式の。
長文失礼しました。