Ｅ２３３系グリーン車甲種輸送

　本日、高崎・宇都宮線に投入される
　Ｅ２３３系グリーン車
　川崎重工より出場し、新津車両製作所へ甲種輸送されました。グリーン車は新津車両製作所で製造できないため、車両メーカーで製造し、新津車両製作所へ甲種輸送されていますが、これまではＥ２１７系やＥ２３１系を含めほとんどが東急車輛（現：総合車両製作所）でした。新津製の編成に川重製のグリーン車が組み込まれるのはＥ２１７系Ｙ４８～Ｙ５１編成以来実に１３年ぶりとなります。

　今回甲種輸送されたのはサロＥ２３２形とサロＥ２３３形の各２両、つまり２編成分です。編成は東京方から
　サロＥ２３２－３０１９
　サロＥ２３３－３０１９
　サロＥ２３２－３０２０
　サロＥ２３３－３０２０
　です。つまり、高崎車両センター投入分の第３・４編成に組み込まれるやつですね。

　サロＥ２３２－３０１９の妻面です。高タカの文字があることから、高崎車両センターに投入される車両である事が分かります。パンタグラフ汚れ防止のビニールシートは扉のみ貼られる形でした。先頭車のように全体を覆う形ではないんですね・・・。

　川崎重工出場から吹田操車場までは
　ＤＥ１０　１１９２
　が担当しました。吹田の更新機ですね。東海道本線上を新快速の合間を縫うようにＤＥ１０形が闊歩するのは凄いですね・・・（元々川重車の甲種回送はＤＥ１０形が担当するケースが多いのですが・・・）。

　吹田からは
　ＥＦ６５　１０９３
　が担当しました。甲種輸送の牽引機はＥＦ２１０形やＥＦ２００形などといったＪＲ貨物の投入車が牽引するケースが増えましたが、それでもＥＦ６５形が担当する時あるんですね・・・。最近は２０００番台の改番が進んでおり、貴重なシーンになるのかもしれませんね。

　以上です。高崎線へのＥ２３３系投入が始まり、２１１系もいよいよ危なくなってきました。それにしても、首都圏の新製車投入のペースは落ちる事無いですね・・・。