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近鉄では大阪線において上本町~宇治山田・鳥羽間を結ぶ長距離急行列車を運行しています。これは大阪~伊勢を結ぶ役割があり、かなり昔から運行しています。そんな長距離急行に乗車しましたのでレポートします。
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今回利用したのは宇治山田発16時57分の
快速急行 上本町行き
で、列車番号は4620列車です。急行より上に位置する快速急行は朝夕にしか運行されません。充当されたのはシリーズ21の5820系DF52編成でした。
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宇治山田駅標とシリーズ21です。三重県の路線にシリーズ21が乗り入れるのは5820系のみで、大阪からの長距離急行列車でしか見られません。大阪なら多数見る事が出来るのですが、三重県では見る機会も少ないですね・・・。5820系はL/Cカーである事から長距離急行列車によく入るそうです。
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宇治山田駅で特急列車と並んでいるときのものです。4620列車は行き止まり式の2番のりばから出るのですが、発車までの間に何本かの特急列車とすれ違います。特急街道らしい風景ですね・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/83/5e647fd3c28344dd0133af33f88fecfd.jpg)
4620列車は16時57分、定刻で宇治山田を出ましたが、ほどなくして伊勢市に停車します。伊勢市を出ると、山田線ののどかな田畑の中を走りますが、急行列車らしく山田線の各駅を通過していきます。そして、17時13分に
松阪
に着きました。松阪といえば松阪牛で有名ですね・・・。隣のホームでは名古屋行き急行列車が発車待ちをしていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/e2/cfaf3646ebadac628db72d628a5c740d.jpg)
松阪を出ると、次は
伊勢中川
に停車します。伊勢中川で山田線は終わりとなり、ここから大阪線に入りますが、伊勢中川は名古屋線と大阪線の接続駅であることから運転手の交代がありました。隣のホームには名古屋線用の最古参車である1810系が止まっており、早速並びました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/64/f39d7384ced247dd2432d8fb31b103f5.jpg)
伊勢中川を出ると、すぐに名古屋線と別れます。4620列車は大阪線の方を通り、ひたすら大阪へ向かう事になります。写真に見える連絡線では橋の架け替え工事が行われていました。
大阪線の三重県側にある小駅を通過し、榊原温泉口から暫く各駅停車になります。快速急行なのにという感じですが、乗降客が見込まれる駅が続くからそのようになったんでしょうね・・・。因みにこの区間には普通列車も1時間2本走っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/95/86afe592568dee20d8410e1e454293e2.jpg)
青山町
で特急列車に抜かされるため、3分停車します。青山町辺りも各駅停車状態なので、特急列車が迫ってきたという事でしょう・・・。快速急行ながら退避があるという事は長距離列車しい雰囲気がありますね・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/dc/785a9fb0ee74b076629a2ab085aca82e.jpg)
青山町の次は
伊賀上野
です。ここで伊賀鉄道と接続しますが、今回の列車では接続はありません。しかし、駅のホームから忍者の里をPRする広告が立っていました。絵の状態からして昔からあるものでしょうか・・・。
18時2分に
名張
に着きました。こちらも三重県ですが、客の流れは既に大阪方を向いているので、本格的に大阪圏に入ったと考えてもいいでしょう・・・。3分間停車して名張を出ます。名張から再び急行運転に入りますが、急行列車は榛原まで各駅停車状態が続きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/60/cea19d55496540f838b70260de854390.jpg)
室生口大野付近では山間の中を走りますが、当日は雨模様だったせいか、山には
霧
が出ていました。シリーズ21からこんな景色を眺められるのも大阪線ぐらいですし・・・。
榛原から山もおさらばとなり、本格的にベッドタウンの中を走るようになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/c6/37860057b7dcebf1c33a515a98a68ab4.jpg)
18時30分に
大和八木
に到着し、特急列車に抜かされるために10分間停車します。もう大阪圏に入ったこともあり、車内は立客が現れるようになってきました。宇治山田を出た時はガラガラだったのでかなり増えたことになりますね・・・。
大和八木を出て大和高田、五位堂に停車すると、鶴橋までノンストップです。ここから快速急行らしい走りとなり、小駅を高速で通過していきます。外はすっかり暗くなってきました・・・。
布施で奈良線と合流し、19時10分に
鶴橋
に着きました。大阪環状線に乗り継ぐ客が多数下車し、車内は再びガラガラになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/b6/a17503c9933a550bf314e74b1964adbd.jpg)
鶴橋を出てゆっくりと走り、19時13分に終点の
上本町
に到着しました。宇治山田から2時間16分の旅はここでおしまいとなります。上本町に到着した列車は折り返し19時43分発普通河内国分行き1967列車となります。
快速急行で宇治山田→上本町を利用したわけですが、2時間以上という長距離列車ながら特急列車より30分遅いだけ・・・。退避なければ15分ぐらいの差で済んでいたかもしれない・・・。まさに奈良線や名古屋線などよりスピードのありそうな急行列車でした・・・。そして、戦前からある大阪~伊勢間を結ぶ列車としての役割をしっかりと引き継いでいるという感じもありました。
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今回利用したのは宇治山田発16時57分の
快速急行 上本町行き
で、列車番号は4620列車です。急行より上に位置する快速急行は朝夕にしか運行されません。充当されたのはシリーズ21の5820系DF52編成でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/ed/3126ab77e60b436fd4e9d7ac4a21cf94.jpg)
宇治山田駅標とシリーズ21です。三重県の路線にシリーズ21が乗り入れるのは5820系のみで、大阪からの長距離急行列車でしか見られません。大阪なら多数見る事が出来るのですが、三重県では見る機会も少ないですね・・・。5820系はL/Cカーである事から長距離急行列車によく入るそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/a9/2e66f467b59c25f52af9b658b6d0d0b5.jpg)
宇治山田駅で特急列車と並んでいるときのものです。4620列車は行き止まり式の2番のりばから出るのですが、発車までの間に何本かの特急列車とすれ違います。特急街道らしい風景ですね・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/83/5e647fd3c28344dd0133af33f88fecfd.jpg)
4620列車は16時57分、定刻で宇治山田を出ましたが、ほどなくして伊勢市に停車します。伊勢市を出ると、山田線ののどかな田畑の中を走りますが、急行列車らしく山田線の各駅を通過していきます。そして、17時13分に
松阪
に着きました。松阪といえば松阪牛で有名ですね・・・。隣のホームでは名古屋行き急行列車が発車待ちをしていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/e2/cfaf3646ebadac628db72d628a5c740d.jpg)
松阪を出ると、次は
伊勢中川
に停車します。伊勢中川で山田線は終わりとなり、ここから大阪線に入りますが、伊勢中川は名古屋線と大阪線の接続駅であることから運転手の交代がありました。隣のホームには名古屋線用の最古参車である1810系が止まっており、早速並びました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/64/f39d7384ced247dd2432d8fb31b103f5.jpg)
伊勢中川を出ると、すぐに名古屋線と別れます。4620列車は大阪線の方を通り、ひたすら大阪へ向かう事になります。写真に見える連絡線では橋の架け替え工事が行われていました。
大阪線の三重県側にある小駅を通過し、榊原温泉口から暫く各駅停車になります。快速急行なのにという感じですが、乗降客が見込まれる駅が続くからそのようになったんでしょうね・・・。因みにこの区間には普通列車も1時間2本走っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/95/86afe592568dee20d8410e1e454293e2.jpg)
青山町
で特急列車に抜かされるため、3分停車します。青山町辺りも各駅停車状態なので、特急列車が迫ってきたという事でしょう・・・。快速急行ながら退避があるという事は長距離列車しい雰囲気がありますね・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/dc/785a9fb0ee74b076629a2ab085aca82e.jpg)
青山町の次は
伊賀上野
です。ここで伊賀鉄道と接続しますが、今回の列車では接続はありません。しかし、駅のホームから忍者の里をPRする広告が立っていました。絵の状態からして昔からあるものでしょうか・・・。
18時2分に
名張
に着きました。こちらも三重県ですが、客の流れは既に大阪方を向いているので、本格的に大阪圏に入ったと考えてもいいでしょう・・・。3分間停車して名張を出ます。名張から再び急行運転に入りますが、急行列車は榛原まで各駅停車状態が続きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/60/cea19d55496540f838b70260de854390.jpg)
室生口大野付近では山間の中を走りますが、当日は雨模様だったせいか、山には
霧
が出ていました。シリーズ21からこんな景色を眺められるのも大阪線ぐらいですし・・・。
榛原から山もおさらばとなり、本格的にベッドタウンの中を走るようになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/c6/37860057b7dcebf1c33a515a98a68ab4.jpg)
18時30分に
大和八木
に到着し、特急列車に抜かされるために10分間停車します。もう大阪圏に入ったこともあり、車内は立客が現れるようになってきました。宇治山田を出た時はガラガラだったのでかなり増えたことになりますね・・・。
大和八木を出て大和高田、五位堂に停車すると、鶴橋までノンストップです。ここから快速急行らしい走りとなり、小駅を高速で通過していきます。外はすっかり暗くなってきました・・・。
布施で奈良線と合流し、19時10分に
鶴橋
に着きました。大阪環状線に乗り継ぐ客が多数下車し、車内は再びガラガラになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/b6/a17503c9933a550bf314e74b1964adbd.jpg)
鶴橋を出てゆっくりと走り、19時13分に終点の
上本町
に到着しました。宇治山田から2時間16分の旅はここでおしまいとなります。上本町に到着した列車は折り返し19時43分発普通河内国分行き1967列車となります。
快速急行で宇治山田→上本町を利用したわけですが、2時間以上という長距離列車ながら特急列車より30分遅いだけ・・・。退避なければ15分ぐらいの差で済んでいたかもしれない・・・。まさに奈良線や名古屋線などよりスピードのありそうな急行列車でした・・・。そして、戦前からある大阪~伊勢間を結ぶ列車としての役割をしっかりと引き継いでいるという感じもありました。