斬剣次郎の鉄道・バス斬り

 拙者、斬剣次郎である。たった今から、鉄道・バスを斬る

A-1932・1937転入

2010年07月19日 12時17分12秒 | 京阪バス情報
 大阪地区の新車投入に伴い、大津にニューエアロスター2台が転入してきました。


 1台は
 A-1932
 です。高槻から転入し、滋賀200か 796として登録しています。1997年式のエアサスのエアロスターはA-1931に次いで2台目になりますが、バスロケアンテナの形状がA-1931とは異なるので、一応2タイプ揃った形になりますね・・・。そして、1997年式のエアサス車はこれで7台になりました。尚、1997年式のエアサス車は大津に新製配置されなかったのですが、転入で一挙に7台も来るとは驚きでした。


 高槻時代のA-1932です。スクール輸送に就いていた時のものです。A-1932の転入により、高槻から大阪22あナンバー及びバスロケのアンテナ装備車が全滅した事になります。去年の12月のエアサス車全滅以来となる大きな変化ですね・・・。


 もう1台は
 A-1937
 です。枚方からの転入で、滋賀200か 797として登録されています。A-1937の転入により、1998年式のエアロスターAタイプは全て大津に配置実績を作る事になりました。A-1936とA-1938が先に転入し、後からA-1937が続くこと自体に疑問に感じたのですが、A-1937は最初から大津行きが決まってたのかな・・・。
 797といえば、京阪バスではないのですが関鉄メロンバスの1288M(水戸22あ 797)を思い出しました。この車両は万博車のエアロスターKで最後まで残った車両でしたから・・・(万博車とは1985年開催のつくば万博対応で投入された大型車の通称)。


 枚方時代のA-1937です。今回の車両の置き換えで同時にA-3771も山科へ転出したため、枚方から大阪22あナンバーが全滅した事になりますね・・・。高槻に続いての出来事ですが、もはや時代の流れですな・・・。っていうか、A-3774はどうなるんやろ?まだ交野にいるとなれば、本当に最後の大阪22あナンバーやな。


 で、大津転入後のA-1937のリアに注目です。窓ガラスに
 みつわ建築工房
 の広告シールが貼られています。この企業は大津の企業ではなく、枚方市にある企業なんです。そもそも、大津は基本的に広告シールを貼ってないです。しかも、大津の広告が既に取り付けられているので、大津と枚方の広告が同時に掲示されているという珍しい形態になりました。A-1938はすぐに剥がしたんだけどね・・・(跡はありますが)。
 でも、このような状態になったのは今回が初めてではなく、過去にA-1768とA-1769も同様な状態でした(マキノ質舗)。


 A-1932の代替で
 A-3636
 が廃車になりました。これで1991年式は全廃になりました。20年を目前に力尽きたという形になります。A-3636は2003年2月にA-3628と共に転入したのですが、その時にA-1681とA-3567を置き換えているだけに何らかの共通点がありそうな気がしたのです。共通点とは後輩が廃車になっていく中でしぶとく活躍を続けてきたという事なんです。本当にお疲れさまと言いたいものです。
 A-3636の廃車により、U代のAタイプ、青シートのAタイプ、香里団地からの転入車これらの3点が消滅した事になります。石山駅に来るバスは全て模様付きシート装備車になりました。


 A-1937の転入により、
 A-1921
 が廃車になりました。理由はおそらく、A-1934と同じ理由だと思われます。A-1919とは違い、ナンバーが既に外されているので、廃車と言ってもよさそうです。
 で、A-1921の廃車により、
 滋賀22きナンバー
 のAタイプが全廃となりました。1987年の滋賀22きナンバー誕生以来、新車や転入車含めて数えきれないほど登録され、大津の代名詞的な存在でした。A-1921の廃車によってB-3697が最後の滋賀22きナンバー車となり、石山駅に来るバスは全て滋賀200かナンバーになりました。皮肉な事に大阪地区に続きほぼ3桁ナンバーに統一された事になりました。
 A-1921とA-3636の廃車は大津にとって大きな区切りになりました。尚、A-1921の写真は廃車直前に撮影したもので、古参車の運用に入っていました。



 A-1937とA-3771を枚方から追い出した
 N-3992
 です。そこで、N-3992のリアにはA-1937に貼られていたものと同じ広告が貼られていました。この広告は枚方がエリアだというのに遠く離れた大津でも見かけるとは、京阪バスのエリアが広いという意味になりますね。


 今回の車両の動きとは少し関係ありませんが、
 A-3753
 に対してナンバーフレームが取り付けられました。これは新規ではなく、A-1913からの転用です。今年に入ってA-1906→A-1913→A-3753と交代しています。しかし、ブルーリボンにこういう姿はやっぱり違和感あります。
 一連の車両の動きでリーフサス車の稼働率が落ちてきていますが、日野HRの稼働率も下がってきています(土休日は車庫で寝る事が多い)。

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