斬剣次郎の鉄道・バス斬り

 拙者、斬剣次郎である。たった今から、鉄道・バスを斬る

中乗り方式になった神奈中伊勢原営業所

2006年05月08日 22時37分19秒 | バス
 2006年3月27日より神奈中伊勢原営業所のバスの乗車方式が変更されました。神奈中では前払い後払い関係なく前乗りが原則でしたが、伊勢原だけは前乗りから
 中乗り
 に変更されました。

 神奈中では前払いは前乗り後降り、後払いは始発のみ中乗りでそれ以外は前乗りが標準でした。そのため、整理券箱が運転席のそばにあったのです。前払いは別として、後払いとなると乗降は前ドアのみという事になるので時間がかかる欠点があったのです。何しろ、神奈中は首都圏郊外にエリアを持つだけに厄介な存在でした。それほど神奈中は乗降方法にとって
 時代遅れ
 という感じがあったのです。そこで、神奈中は重い腰を上げてようやく中乗りに変更する実験を行う事になったのです。いっぺんには無理なのでとりあえず伊勢原のみ先行的に行われたわけです。

 中乗り実施にあたっては整理券箱が中扉脇に移設され、更にカードリーダーも新規に設置されました。

 ワンステップバスのような比較的新しい車両は中扉脇に整理券箱を置くためのスペースや台が確保されていたため、簡単に出来たのです。しかし、それ以前の車両はスペースを考慮していなかったため、上の写真のようにスペースを作る改造も行われました。カードリーダーの取り付け位置も苦心の跡があります。

 それと同時に神奈中では代名詞だった運転席となりの整理券箱は撤去されました。

 従って、すっきりとしたスペースが出来ました。古い車両にはステップに注意という標識があるのですが、意味無くなった様な感じです。ちなみに管内の路線全てが前乗り前払い方式に統一されている横浜営業所には整理券箱が設置されていなかったのですが、最近になって設置され始めています。

 というわけで、中乗り方式を始めた神奈中ですが、都市近郊は中乗りまたは後乗り方式が一般的なので、早くなじまなければならないものです。拙者の地元もそのような方式なもので・・・。

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