「北京ダック」のお話。 私の北京旅行も、いよいよ最後の夜を迎えた。待望の北京料理の代表格「北京ダック」を食べに街に出た。行先は「北京ダック」で有名な「鴨王」というお店。北京市朝陽区建国門外24号にあり、新潟市北京事務所から歩いて行ける距離にある。古い趣のある店構えで、店の入口では、「赤い提灯」がいくつも飾られ、正月(春節)の準備が整っていた。
席に着くと、早速、「北京ダック」を注文した。間もなく<アメ色>に焼かれた「北京ダック」がテーブルの脇までワゴンに乗せられて運ばれてきた。一羽の鴨はプロの料理人の手により、手際よく綺麗に「皮と肉」をそぎ取られていった。さすがプロの素晴らしい<包丁さばき>だ。
<アメ色>の「皮と肉」に「味噌」をつけ、細長く切った「ネギ」を一緒に入れてギョーザのような「皮」に包み込んで食べる。「皮と肉」の油と「味噌」と「ネギ」が何とも言えない味を出す。久しぶりに美味しい、本場の「北京ダック」を味わうことができた。「名物に旨い物なし」という<ことわざ>もあるが、この店の名物「北京ダック」は例外だった。
店の入口では、「赤い提灯」がいくつも飾られ、正月(春節)の準備が整っていた。
「北京ダック」 「鴨王」の正面入口。
「北京ダック」 見事な包丁さばき。
「北京ダック」 見事な包丁さばき。
アメ色に輝く「北京ダック」
「北京ダック」 味噌をつけ、ネギなどと一緒に食べる。 あまりの美味しさに写真を撮るのが遅れてしまった。
「北京ダック」 「皮と肉」を取られた残りの鴨も、別の皿で料理されて出てくる。
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