元 黒龍江大学日本語教師   

元黒龍江大学日本語教師としての思い出などを写真を交え、日記風に綴っていくもの。(No.812からは、故郷新潟から発信中)

No.1.263  「カンボジアの旅(その16)」のお話。

2013年10月18日 | 日記

「カンボジアの旅(その16)」のお話。      いよいよ「カンボジアの旅」も終わりを迎え、最後に私達は≪260≫の神々が祀られた大寺院「タ・プロム」遺跡を見学した。シャヤヴァルマン7世が母親のために建てた寺院で、後にヒンズー教寺院に造りかえられたという。東西1.000m、南北600mの広大な敷地の中には、当時12.600人余りの人々が生活していたと言われている。入口にはインドがこの遺跡の修復に協力したという説明看板が建てられていた。

いたる所に樹齢が数百年経過した「ガジュマル」の巨木が遺跡の中に大きな根をおろしていた。皮肉なことに自然に生えた「ガジュマル」の巨木が石造りの遺跡を破壊している。石造りの遺跡に大きな根が張りついた姿は、正に圧巻である。遺跡を見学していると、次第に気温も上がり、湿度が高まってきて、いつものように身体から汗が噴き出してきた。

これは「スコール」が訪れる前兆である。そして予想通り、大粒の雨が降ってきた。土砂降りの雨の中、ガイドさんが最後の見学地でピラミッド型の寺院である「タ・ケウ」の遺跡を見学しますか?と声をかけてきた。数週間前、「タ・ケウ」の遺跡で日本人観光客が雨で足を滑らせ、2階から落ちて大ケガをしたという。現在も遺跡の上部は工事中のため、立ち入り禁止となっている。

私達は日本人が大ケガをした話を聞いたこともあり、雨の中、「タ・ケウ」遺跡の外観だけを見てバスに引き返すことにした。それにしても充実した「アンコールワット」周辺の遺跡巡りであった。


「カンボジアの旅(その16)」      インドが遺跡修復に協力している看板。

  遺跡の「修復前」と「完成後」の写真。

「カンボジアの旅(その16)」   ≪260≫の神々が祀られた大寺院「タ・プロム」遺跡を見学した。

いたる所に樹齢が数百年経過した「ガジュマル」の巨木が遺跡の中に大きな根をおろしている。


「カンボジアの旅(その16)」

「カンボジアの旅(その16)」


「カンボジアの旅(その16)」   皮肉なことに自然に生えた「ガジュマル」の巨木が石造りの遺跡を破壊している。

「カンボジアの旅(その16)」

「カンボジアの旅(その16)」

「カンボジアの旅(その16)」

「カンボジアの旅(その16)」

「カンボジアの旅(その16)」

「カンボジアの旅(その16)」

「カンボジアの旅(その16)」

「カンボジアの旅(その16)」

「カンボジアの旅(その16)」

「カンボジアの旅(その16)」

「カンボジアの旅(その16)」     地雷で負傷した人たちが楽器を演奏し、寄付を募っているところ。

「カンボジアの旅(その16)」

「タ・ケウ」の遺跡    数週間前、日本人観光客が雨で足を滑らせ、2階から落ちて大ケガをした遺跡だという。

「カンボジアの旅(その16  現在、修復工事中の「タ・ケウ」の遺跡。雨の中、外観だけを見てバスに引き返すことにした。




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