じゃっくり

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指切りPV

2005年11月23日 | 芸能・スポーツ
指切りPV(あきひろさんの紹介)

うーん……「指切り」のPVを観て、分からない部分を分かりたかったけど、分からない。ディレクターの丹下氏の中には漠然としない、はっきりとしたテーマとかいうものがあるかもしれないが、素人の僕にはやっぱり分からない。なので、分からない上での感想です。

真ん中に仕切りがあって、そこからにょきっと女性の脚脚が生えているんです。全部で十二本、六人いるのですが、あれは何を表現しているのかなあ。感情の波を表現しているととるのが普通ですが、そうなのか。しきりを挟んで、どっちかが男性、もう一方が女性の感情ってな感じの可能性も。それはないか。

「指切り」なので、指の演技が多いです。手の指の方では、とことこと人差し指と中指を使って歩く人を表現していますし、小指をたてたりもしています。足の指でも親指で地面をさっとなぞったり、指先をピンとはったり、いろいろ表現しています。女性の指の細さにはっとなるときがあり、それによって性欲を駆り立てる作用もあるかと思いますが、一青ヨウの指はかなーり細いので、男性ファンはたまりませんね。

このPVはエロいとの感想をほとんどの人がお持ちですが、どこにその要素があるのかなあ。前述した指での演技の他に、衣装では腕から垂れ下がっている部分がなかなかいい。短い髪よりも長い髪に欲情するように、です。また、一青ヨウが後ろを向いている場面の多いことに気づかれると思います。女性の後姿というのは、それでいてなかなかエロく映るものです。顔が見えない分、身体の線が際立ち、くびれがある人などをみてうっとりする人もいるでしょう。一青ヨウの後ろ姿もいいもんです。そして、振り向く。後ろを向いている人が振り向いたときに見せる表情がまたいい。人は振り向いたとき、素の表情がでるものです。それは往々にして、無表情。しかし、その無表情の中にこそ、エロが混じっていると僕は感じます(なんだか個人的な意見ばかりをいっている気がしますが)。

踊りについてですが、あるブログでも言われていましたが、たしかにチープ。特に「愛してますか」の箇所はちょっと恥ずかしくて、観にくい。だけど、これは意図的にそうしている可能性もあります。指切りで観れる踊りは、創作ダンスっぽいです。自己の内面を自分で創作して踊る。「揺れないで」ではそのまんま揺れています。そこに意味があるのでしょう。一青ヨウは内面を詩にしてきました。踊りに反映させてもいいのです。(いい加減な気もしますが)

また、群舞という言葉があるブログで出ましたが、一青ヨウ一人じゃなく、どうして集団で踊ったのでしょうか。踊っているPVとしましては、「金魚すくい」をはじめとして、「江戸ポルカ」があります。「金魚すくい」では一人で踊っていますが、「江戸ポルカ」では二人の踊り子と一緒に踊っています。見た目的に大人数で踊った方が迫力があり、魅せる力も上がります。だけど、逆にパーソナリティは下がります。パーソナリティというものは一青ヨウを成り立たせるキモだなのですが、なぜそれを捨ててまで集団で踊ったのでしょうか。なんて、疑問をもつ人がいるかもしれませんが、僕は分かりません。ディレクターの丹下氏に聞いてください(無理やり)。でもあの踊りは周りがいてこそ良い踊りですからね。

水滴が全裸の女性のお腹の上や顔の上に落ちてくる描写があるのですが、あれはいまちい分からない。あの水滴の意味するものは。一青ヨウの目の中に入ってきて、思わず彼女は目を閉じちゃいますからね。それが涙のように頬を伝ってこぼれる様が悲しく、エロい。

もっとも分からない箇所はズレです。これも他のブログで言われていましたが、途中、他の踊り子の踊りから抜け出し、正面を見定めて口パクを始めるのです。PVで口をぱくぱくするのはやめてほしかったですが、そんなことは別によくて、あのズレはなんだろうな。変化をつけるためだけにしたのじゃなく、深いものがあるのか。ここはとりわけ僕の好きな箇所なので気になります。

そういうことで、終わります。

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