じゃっくり

日常をひたすら記すブログ

映画の感想:あずみ2

2005年03月27日 | 映画
上戸彩が主演の戦国アクション映画、「あずみ2」の感想です。

上戸彩 in あずみ2 Death or Love

アミューズソフトエンタテインメント

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個人的満足度 6

注:微妙にネタバレですが、見ても問題がないレベルだと思います。

「ぶっちゃけ興味ないな。1も観てないし」という知り合いからのメールに少し戸惑いながらも、やっぱり1も観てるし、スロット狂の知り合いを誘って観にいきました。

あいかわらず腰の重そうな動きで立ち振る舞う上戸彩さんに「刺客やないよ、これ」というつっこみを入れつつも、やっぱり吸い込まれるような目の力にはおっと思うのでした。刺客にとって最も大切なことは使命を果たすことなのに、それはどうでもいいらしく恋に翻弄されるあたり、呆れながらもアクションシーンは面白いので飽きることはありませんでした。あずみ達が死に物狂いで得た使命のなんともろいことか。他の登場人物にもそれぞれ使命があるのですが、彼らの方が重そうに見えました。「かるっ」っと僕は上映中にもかかわらず口ずさんでしまったのでした。

こずえ(栗山千明)はエロすぎる。ズブっと刀を相手の胸に刺しこむ度に表情に浮かぶ冷ややかな上目遣いといったら。エクスタシーを感じてしまうほどだ。あれはやばい。あずみのあえぐシーンもエロいが、空如(高島礼子)のベッドシーンもエロいが、僕はこずえが一押し。「キル・ビル」にも出てるし、一度観てみようかなあ。

メインの出演者がアイドルっぽいので、アクションシーンなどはやはり迫力がなく、それをカメラワークと演出でどれだけサポートするかが難しいのだけれど、肝心のあずみのアクションシーンが多いので、製作サイドも苦労したのだろう。後ろががら空きなのにそれを呆然として見ているだけの武士がいたり、僕も「いま、今がチャンスだよ、はやくバッサリいっちゃって」と盛んに促してみたけれど、スクリーンに映っている数多の武士さん達は応じることなく、順番通りにきちんと整列して戦況を眺めているのでした。

やっぱりあそこであの人が出てくるんだよなあ。ご都合主義だわ。なんであそこでバッサリいかないのかなあ。使命はたしてくださいよ。ストーリーはやっぱり物足りないわ。納得いかない部分が多すぎです。んでも飽きずに観られたのはやっぱり上戸彩の魅力のおかげだったのかなあ。存在感はずばぬけているから。

超映画批評:あずみ2
・参考までに。な、なんだこの点数……。

(トラックバック)
ネタばれ禁止な日々:「あずみ2」
注:かなりのネタばれあり
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金子監督が『あずみ2』を撮ったということを知り、劇場に足を運んだのだが、これが全くの期待外れ。早くも“今年観た最低映画”に有力候補がリストアップされてしまった。
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ぎょぎょ! それほどやばかったのか。僕もうろ覚えで恐縮ですが、前作ほどは楽しめませんでしたね。まあ続編はたいていそうなんですけど。上戸彩が好きなので、少なくとも「最低」にはならなかったのですが。
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線香花火に例えると、中途半端にチリチリパッパと燃え続け、一度もパパパパパッと派手に火花を咲かせることなく火玉がポロッと落ちてしまったという状態。
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なるほど、線香花火か! 盛り上がり、どうだったんだろう。僕はとにかくエロいなあ、エロいなあとエロさ満開で観ていたので、ある意味で終始ずっと興奮ぎみだったのですが、上戸彩が嫌いな人は盛り上がらず終わるのかもしれませんね。

また、「あずみ2」の客入りが悪いことも書かれていますが、こっちもお寒いもんで、せいぜい15人ほどしか入ってなかったと思います。田舎なのでいまいちこの数字だけで判断するのはよくないですが。中学生、高校生あたりのわか~い人が中心でしたね。きっとアイドル目的できたのでしょう。目の肥えた中高年は「こりゃ時代劇じゃねえ、アイドル映画だ。だから観たくないね」なんていうのかなあ。上戸彩さん、がんばれい。

*one shining star*:なんなんだ、これはー!!……
・「なんなんだ、これはー!!」って、たしかに。でも僕などはあまのじゃくでございますから、リアルを追い求めなくても全然よいのでありまして、かえって身のこなしが全然できていないかよわい少女が、無精ひげをたくわえたたくましい男どもの中に放り込まれてびしばしやりあうっていう映画も好きなんです。

サブタイトルが「Death or Love」なんてところにちょっとした狙いが入っているんでしょう。愛か死かってあんた……なんちゅう極端なんだ。僕などは愛し合うのも嫌いで、もちろん死ぬのも嫌いなので、行き着く先がないじゃない。あずみちゃんも愛でもないし、死ぬでもないし、中途半端なところを漂っているし、ううん、でもその曖昧さがあずみちゃんの魅力なのかな。うん、きっとそうなんだよ。

映画日記「ロバの耳」:あずみ2 Death or Love
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栗山千明がかっこいいのが救いでした。武器にギミックもなく活躍も地味ですが、目の表情がすばらしかったです。
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やったー 僕と同じく栗山さんに注目されていたみたいです。途中主演を上戸さんじゃなくて栗山さんにしたら……などと甘い想像をしてしまい、よだれが垂れてきましたが、すぐに現実に戻りました。あの表情が出せる女優さんは数少ないと思いますよ。みなさんも観てみましょう。

また、高島礼子さんについても言われておられますが、同じく某映画の役とかぶって見えてしまい、ちょっと数秒別世界へと連れて行かれてしまいました。あの台詞はやめてくれ。

MT MANIAX:あずみ2 Death or Love
注:少々のネタバレあり
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「空如(くうにょ)」と叫ぶシーンは、申し訳ないのですがクククと笑ってしまいました。
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僕もニヤっとしました。僕の場合は、「こんな大声で呼ばないだろ」ってことで。これ、ありがちだよなあ。また、たしかに1人ずつ現れてくるのは理にかなってないですよね。大勢でかかるのは無礼な行為だ、という理由でおそらく1人ずつだったのでしょう。うん、そうだそうだ。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あずみ。 (kamakura)
2005-03-27 20:26:03
こんばんは☆



あずみ2観てきたんですね~。kamakuraもちょっと気になっていました。



もはや日本を代表するアイドル上戸彩ですが、殺陣は上手くないですよね。私も「1」を観たときの迫力のなさ(スピード感はある??)にはちょっと…でしたw でも彼女がスクリーンに映るとやっぱり画面は引き締まりますし、存在感は見事なものです。「3」は作れそうですか? そこが少し気になります。



kamakuraは「ロングエンゲージメント」を観たくて仕方ありません。映像にごまかされていそうな映画ですけど、予告を見てしまったら魅了されました。楽しみです☆
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噂によると・・・ (jey)
2005-03-27 22:59:11
この映画は上戸しか見るところが無いと・・・

風の噂で聞きましたが・・・

幼さんの感想を見るとなんとなくそんな気がしますね。

自分は1を見ましたが、上戸しか興味が(笑)

いや、やっぱり女優が可愛いのが良いんだよ!

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あずみちゃん ()
2005-03-28 10:08:37
>kamakuraさん

殺陣はうまくないですが、それはある意味でしょうがないことなので、本人ががんばっていたら僕はそれでよしとすることにしているんです(がんばっているかどうかはいまいち判別がつきませんが)。肝心なのはできる範囲で今できる最高のことをすること、だと思いますが、僕の目にはやっぱり彼女のふとももだとか、唇の妖艶さだとかが映ってしまって、そっちに目がいってしまいました(笑)



ブログでしか情報を得ていませんが、客入りがけっこうやばいっぽいです。興行的には1は某有名紙によると「失敗」だそうですが、2はたぶんあきらかな失敗になるんでしょうね。だから、3は作られないんじゃ……と自分では思っています。ラストは続編を匂わせるような感じでしたけど。



ロングエンゲージメントですか。前田さんとこでも好評価ですね。みてみるとよいですよ!



>jeyさん

個人的な感想なので6点をつけましたが、これが「批評」ならばけっこうやばい点数になっていたと思います(笑)そもそも僕は映画批評など知識もないし、恐れ多くてできないのですが。



上戸さんのファンなら大満足じゃないでしょうか。jeyさんと同じで(笑)僕は栗山千明さんに魅了されてしまいましたけど。これはもうエンタメ映画かも! ストーリーなんてどうでもいいんだ。上戸さんのプロモーションビデオって思えばいいんだよ! なんて。
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