MT MANIAX

苦難の時にこそ、われわれは隣人に対して寛大であらねばならない。そうしていれば世界はわれわれにとって寛大なものになるはず。

あずみ2 Death or Love

2005年03月26日 | 映画
監督:金子修介、出演:上戸彩、日本、2005

 上戸彩のためだけのような映画です。金子監督は好きなのですが、ちょっと残念です。
 脚本がかなり強引でした。敵の忍のツワモノが、主人公の女刺客あずみに襲い掛かるのですが、団体で襲わず、一人ずつ戦いを挑むのです。ツワモノが4人ほどいるのですが、全員がまとまって戦えば、あずみは負けていたと思います。他にも、脚本にほころびがいくつか見られました。
 全体を通して気になったのは効果音です。あずみが剣を振ったときに「ブン!」というめちゃくちゃ大きな効果音が入っているのです。あずみの剣の振り方にしては、少し音が低く、大きすぎるように思えました。
 前作は上戸彩の太ももが見所でしたが、「2」は平幹二朗(真田昌幸役!)が出演していることが、私にとってはポイントでした。終盤で敵の忍のボスが死ぬシーンで、「空如(くうにょ)」と叫ぶシーンは、申し訳ないのですがクククと笑ってしまいました。「くうにょ」という名前のゴロが時代劇にふさわしくないため、そのセリフが浮いてしまっているためです。

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