じゃっくり

日常をひたすら記すブログ

僕の学科の授業風景

2003年12月10日 | 雑記
僕の所属してる学科の生徒は、他の学科の生徒より内向的で学習意欲が少ないのはたしかだろう。そもそも、彼らが入学した年は倍率が1.6倍とかなり低く、生徒の話をきくと、センター試験800満点で360点とれただけで入れたらしい。そういや僕も現役のころ、360点前後だったな・・・・。

授業中にそれはよくわかる。 半分より前の席にはほとんど誰も座らない。座っている人は3~4人いるが、彼らは1つ上の学年の生徒か、僕の学科で孤立しているグループのどちらかだ。 僕はちょうど前後の境界線に座り、彼らの様子を観察する。前をみて授業していると、「この授業人すくないな! 先生もかわいそうだな~」とか思うが、後ろをみると生徒の集団がそこを埋め尽くしている。 彼らは後ろから座っていき、次の人はそのすぐ前に座り、それが延々と繰り返され、もうすでに後ろに座る余地はない。その光景をみて、いつも僕は”異様な感じ”を覚える。

僕の学科に面白い噂が広がっている。

「○○学科の授業は授業開始10分前にいかないと、席があいてないらしいよ。」

これは、僕の学科の生徒を皮肉ったものだろう。 僕もこれを聞いて笑ってしまった。