北欧デンマークおばさんの独りごちブロ

「住み慣れた地域で最期まで」をテーマにデンマーク高齢者福祉を研究し、世界のこと・日本のことを独りごちっています。

その昔なら460円だった!

2009-02-19 | デンマーク社会・生活
写真は、地下鉄コンゲンス・ニュートーの駅の切符売り場の様子です。
先日お話した「マガジン」につながる駅で、ストロイエの東端の王様広場の駅です。スケートリンクもありましたね。

券売機も、ヘニン・ラーセンさま Henning Larsenの手にかかれば、こんなにカッコいい!という話ではなく、、、、

デンマークでの切符の値段について、現地におられる親切な方が調べて情報を寄せてくださっています。
ありがとうございます!

切符は、1回乗りの切符とクリップ・カート(回数件風のお札、10回分)があり、当然値段が違うわけです。
回数札の場合、2ゾーン(ブルー)、4ゾーン(黄色?)、全ゾーン(グレー)などいろいろのものがあり、2ゾーンは10回分で130クローナ。起点から決められている2ゾーン内で1時間内なら、電車、地価鉄、バス、水上バスが乗り放題。

デンばあさんは、これを120クローナと書きましたが、130クローナですね。ご指摘、ありがとう!

ですから、電車も地下鉄もバスも水上バスも、、、、、何に乗っても1時間以内なら、起点から2ゾーン以内ならどこへでもいけるのです。

一方で、1回分のチケットももちろんあり、それが1ゾーンで21クローナしているということを、デンマーク在住の方がコメントで教えてくださいました。

回数券の割引率の高さに驚きますね。
日本なら、10回分の値段で11枚がいいとこでしょう。

話は元に戻りますが、21クローナといえば、今でこそ200円ちょっとですが、去年には、1クローナが23円までいっていましたから、このレートでいけば、462円となり、「昨年秋の状況では、初乗り450円で高い!」という「あいのり」の紹介も、あながち間違いではない。という結論になります。

ということで、「あいのり」は昨年の夏あたりに録画したものであろう、、、
どうでもいいことですが、為替レートはげに恐ろしいものです。

カテゴリーの「国際イギリス」をご欄ください。
ヴィクトリア駅で売っているスシが、1ポンドで220円。
手巻きが2.5ポンドで550円。なんと刺身が3.5ポンドで800円と書いています。

昨年夏は、1ポンド220円だったのです。
現在なら、それぞれ握り133円。手巻き330円(まだ高いなあ)、刺身(465円)となります。

ちなみに、ユーロは現在117円で、1ユーロ=160円という経験則をもっている人には、信じられない円高です。

財務大臣が外国の記者会見で酩酊状態の醜態をさらす国なのに、どうしてこんなに円が強いのか? 4時には帰って家族団欒するデンマークの一人当たりGDPが日本(16位)より高い10位であること以上に不思議です。

Hening Larsen さまは、デンマーク地下鉄のデザインの総合監修をしています。
そこで、この券売機も彼のデザインによるものでありましょう。

車体のデザインも、彼にしてほしかった!
もし、この辺のことをご存知の方がおられましたら、教えてくださいね。

今週も終盤に入っていきます。
年度末で忙しくしておられる方も、この映像をみて、デンマークに思いを馳せて、効率よく仕事をすませ、週末はゆっくりお休みください。

あんたは、3月末まで無理でしょう

ショック!






最新の画像もっと見る