北欧デンマークおばさんの独りごちブロ

「住み慣れた地域で最期まで」をテーマにデンマーク高齢者福祉を研究し、世界のこと・日本のことを独りごちっています。

フライト・キャンセル--アジアの常識

2008-07-29 | 国際
フライト・キャンセルについて友人と話していましたら、
その人が、アジア系航空会社に勤務する人に、
「不可抗力によるフライト・キャンセル」時の航空会社の対応に
ついて、聞いてくださいました。

なんと!

「アジア系航空会社では、たとえ理由が台風、空港のレーダー故障などの
不可抗力なものであっても、乗客が自分で翌日の予約を入れたり、
ホテルを自分で確保して自分で支払うなんてことは、あり得なあーーーーい!」
「ヨーロッパ系では、たまにある」
とのことでした。




の3乗

今回のキャンセル事件で私の頭に常に浮かんでいたのは、
ずいぶん前、シンガポールに行く時の日本の航空会社の対応のよさ。

まず、専用バスが空港に横付けされて、職員が誘導してくれ、
バスに乗り込んで、スイスイとホテルへ。
(こんなサービスするから、つぶれそうなのかな?)
汗をかきかき、自分で荷物をピックアップする必要なし。

そして、そのホテルは!

関西が世界に誇るロイヤル・ホテル。
(現在では、リーガ・ロイヤル・ホテルと称しておりますが、
その昔は、単にロイヤルホテルでした)

あたしなんざああ、まずロイヤルホテルに泊まることなんて、
アクシデントでもなければ、ありえない。
食事券までついて、1階のややカジュアルな店でリッチに
食事したのを覚えています。

泊まるわけでもなく、待っているだけなのに、
このサービス!です。

この時のキャンセル理由が「不可抗力」であったかどうかは
忘れましたが、いちおう、ホテルには宿泊せず、その日のうちに
飛んだと記憶しています。

このような経験をしているだけに、これら一連の経験に、
??と!!の連続だったのです。

「これも文化の違いか、、、」「文句言うより、命守るのが先決」
と、空港内を走り回り自力でホテルにたどり着いたのであります。

みなさまも、海外でこのような経験をされたら、耳ダンボにして
アナウンスを聞く。隣の人に確かめる。
文句はあとで、クーモン先。
寝る場所確保。
この原則を守りましょう。

ビジネス慣習もアジアとヨーロッパでは異なると申します。
このあたりのことを、文化背景とからめて調べてみるとおもしろそうですね。
「お上(カミ)の庇護のもと、責任を転嫁しがちな社会」 
   VS 「社会の主役たる国民の自己責任による契約社会」

ということで、なんでヴィジュアルがソーセージやねん?!

遅延のお詫びにと
フランクフルトでもらった10ユーロのバウチャーで食した
「ソーセージてんこ盛り」ごちそうの写真でした。
状況はともあれ、うまいもんは、うまいのお。

そうせい!じーきに、飛行機は飛ぶ。
おそまつでした!

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