北欧デンマークおばさんの独りごちブロ

「住み慣れた地域で最期まで」をテーマにデンマーク高齢者福祉を研究し、世界のこと・日本のことを独りごちっています。

A.C.パーチェス本店

2008-07-01 | デンマークとっておき
続きまして、「デンマークとっておき」をもう一題。
デンマーク王室ご用達の紅茶屋さんです。

日本でもお店を出しているし、スカンジナヴィア航空機内でも買えて、
かなりポピュラーになってきましたが、100g3,150円 2,300円というのは、
あまりに高いんじゃないの?
この本店に行けば、100g 30-50クローナもだせば、
ブレンドしたての茶葉が買えますよ、というお話。

実は、このお店は大阪外国語大学の先生に教えていただいたお店なのです。
操業1835年!

なんと!

173年も前からの紅茶屋さんで、グルントヴィが国民高等学校を開く
少し前の話ではありませんか。
グルントヴィも、国民高等学校の学生たちと、議論を交わしながら、
飲んだかもしれない!という可能性を否定することができないという
いわく付き(勝手な妄想です)の紅茶なのであります。

今でこそ、日本でも買えるようになりましたが、
コペンハーゲン市民の生活に根ざした店であることは、
クリスマスの頃にすっごい行列ができ、整理券をとって待っても
1時間以上かかるので、近所のお店で無駄遣いの可能性まででてきて
しまう危険性をはらんでいるのです。

何を言っているのかわからなくなりましたが、
とにかく!
クリスマスの頃には、日用必需品を買いだめしますよね。
そうした形で、12月10日すぎくらいから、このお店に
長蛇の列ができるのです。

おすすめはブレンドもの。
品種を指定すれば、その場でまぜあわせて袋詰めにしてくれます。

おすすめは、アールグレイとキーマンの3:7ブレンド。
これも、教えていただいたもので、暴露してごめんなさい!

混ぜ方は、先日「プロフェッショナル」に登場していた茶師の方のように
優雅ではありませんが、デンマーク人なりのせいいいっぱいの優雅さで
混ぜあわてくれます。

200gのブレンドをお願いして、
「50gづつにわけて包んでください」と言っても、ニコッとわらって
応じてくれます。
計算は、もちろん、机においた紙にポールペンで書いてきます。
このあたりの、時代錯誤がなんともいえないのであります。

時間がないので、場所については明日書きます。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

じつは、明後日からアイルランドです。


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