Spanish Breeze

夫のMBA留学に4歳の息子とついて、マドリードと上海での14ヶ月の生活を紹介していきます.

しょっぱらから...

2011-09-06 00:07:25 | 日記 -China-
8月30日(火)

11:48分発の成田エクスプレスに乗って、成田空港に向かう。

日本で沢山の友達にあって、大好きな電車が身近に見れて、乗れて、美味しい物を沢山食べて、楽しかった日本を離れたくないと頑張るうっぐを、この成田エクスプレスに乗る事でで何とか説得

上海行きの搭乗口は、既に中国人でごった返していた。
ここはまだ日本だよね...??この中に日本人は、自分達だけなんじゃないかと思う位。
行く前から、中国人のパワーに押されてた...

久しぶりの飛行機にちょっと興奮気味だったうっぐ。
機内食は、当然「メンメン!」と焼きそば系を頼んで、美味しそうにいただく。
←私はご飯物♪

約3時間のフライトであっと言う間に到着
マドリードに比べたらホントに近い!
...とそこで、マドリードに着いた時の悪夢がよみがえった...
「また預け入れの荷物が出てこなかったらどうしよう...」と。
でも、今回は大丈夫。
あっと言う間にスーツケース3つとも出てきて、すんなり入国

空港から市内は、リニアモーターカー(Maglev)に挑戦。
地下鉄やバスだと約1時間かかるところを時速400キロ以上で走り、たったの10分弱でついてしまうと言う。
チケットは、一人(130センチ以上)50元(大体650円)。

中国の公共鉄道に乗る時は、必ず荷物検査がある。

地下鉄に乗る時もだから、毎回荷物をスキャンされる。

いよいよ出発!

音もなく発車して5分も経たないうちに、あっと言う間に300キロ越え!!

結局この日は、301キロを超えることがなく、残念のような、ホッとしたような...
7月下旬の中国版新幹線の事故以来、高速鉄道は全て速度を遅くして運行してるって言ってたしな...

乗ってから10分弱で市内の龍陽路駅に到着。


ここからは、タクシーでホテルに向かう。
約5キロの道のり(35元、約450円!)。
タクシー代は日本に比べてかなり割安!!

ここまでは、気持ち悪い位にスムーズ。

ところが、ここから「来た~~~~っ!!!」。
ハプニング発生

事前に予約していたアパートメントホテル(短期滞在型ホテル)にチェックインしようとしたら、なんと「予約ありません。」と!!
片言の英語しか話せない受付の人がマネージャーらしき人を呼んで来て、それから日本語を話せる人が出てきたりして、総出で予約状況を調べてくれたけど見つからない。
予約表の電話番号に掛けてもらい、その時初めて受付を通さずに直接部屋に行かなければならない事が判明。

日本語を話すスタッフによるとその物件は、「法律違反」なので気をつけるように、と...。
急に何もかもが怖くなってしまった...
夫いわく、この不動産会社はこれから通う上海の大学に紹介してもらった不動産会社だから大丈夫だと。
ただやっぱり気持ちが悪いので、前金として2ヶ月分を払ってしまっているので、10月末まではここにいるとして、私とうっぐが帰国した後の部屋は、ここにいる間に事前に見てから決める事に急遽変更した。

電話口で話した不動産会社の人に「15Fに上がって待ってるように」と言われ、エレベータに乗ると15Fで英語が殆ど通じない中国人女性が立っていて、そのまま部屋に通された。
部屋は、インターネットで事前に見ていた部屋だったけど、かなり古い...
ベランダの扉には、鍵もなければドアノブも無い。
12月までここに住む予定だったのを10月末にした事を告げ、契約書の変更をお願いして、翌日再度来てもらった。

翌朝目が覚めて窓の景色を見て河の大きさに圧倒。
それを行きかう貨物船の渋滞にも驚かされる。
なんとなく色や空気がエジプトのカイロを思い出させる雰囲気...
おまけに水の臭いもエジプトの食堂で出された水の臭いと同じ...
意外。

早速、ベランダの扉の工事をしてもらいながら、契約書にサインをする。
契約書も中国語と英語が併記されていて、信頼できるものだった。

驚いたのは、週に2回のハウスクリーニングが料金に含まれている事。
他人が入ってるのには慣れてないし、部屋にSafety boxがある訳じゃないから、パスポート等の管理が大変だけど仕方がない。
57平米の1LDK。
月々約9万円。


初日の夕飯は、近所の地元料理店。


不安の中でスタートした上海ライフ。
←101階もある上海の森ビル「上海環球金融中心」も到着の日は雲の中...

この2ヶ月、無事に過ごせますように...