Y子の部屋

農家の主婦が綴る農村生活あれこれ

最後の一匹

2008年10月17日 17時30分23秒 | 日々暮らし

物置小屋で生まれた子猫ちゃんたちは、1匹になってしまいました。
旅行に出掛ける前に1匹行方不明になってしまい(たぶん死んじゃった)どうしたものかと心配はしてましたが、帰って来た翌朝にもう1匹小屋の中で死んでいるのを発見。
どうも何日も前から親猫が育児放棄してしまったようで、見るからに痩せ細り、小屋から飛び出て必死に訴えかける姿は哀れでありました。

飼う覚悟でとうとうエサを与えました。
何がいいかなあと考えて、機内食で貰ってきたバターをひと口与えてみました。
ムシャブリついて夢中でペロリ。落ち着いたようです。よかったよかった。

ところが翌朝、どちらかというと元気だった方の猫がグッタリとしているではありませんか。慌てて牛乳を与えてみましたが弱っている猫はもう飲む体力も残っていないようでした。
きのうのバターがいけなかったのかなあ。高カロリーでよかれと思ったのに・・・
こんなことならもっと早くからエサをあげていればよかった・・・

遅ればせながらダンボール箱にタオルを敷いて2匹を入れて温かくしてあげました。が、翌朝死んでしまいました。
可哀想なことをしました。
よーし、残った猫ちゃん、大事に育てるよ。

というわけで、エサを与え始めてから5日経ちました。
体は確実にふっくらとしてきましたが、まだまだ弱々しいです。
それでも撫でてやるとゴロゴロと喉を鳴らすんですよ。
人恋しいんだな、と不憫に思います。
ジャレ付いて盛んに動き回る時期なのに、ダンボール箱の中にジッとしている姿は哀れです。私の心は奪われてしまいましたね。

そのわりに未だに屋外ですが。
物置小屋は1つランクアップしました。

それに言っちゃなんですが、4匹のうちで一番冴えないヤツが残りました。
まぁだから余計愛しいんですが。