八ツ田おやじ剣道日記

知立東剣道教室、来迎寺剣道教室で稽古する親子の個人的日記。知立東剣道教室、来迎寺剣道教室を個人的に応援するブログです!

ひっそりと

2024-04-28 10:47:00 | 日記
五段合格いただきましたボソッ

前回不合格をいただき、ゼロからやり直そうという決意もいつの間にか忙しさに流され、ブログ書く気力もなく。
教室の稽古を除くと、連盟稽古、隣市の稽古合わせて数回程度。教室の稽古はN田先生に心配していただき一度稽古頂きましたが、あとは中学生、長男との稽古。最後にセクゾ先生(懐かしい呼称)にボコられ。

審査前の最後の稽古はN田先生にかかりに行きたかったけど、月イチの定例残業にバッティングして行けず、しかもなんか風邪ひいたったぽい。
金曜日隣市の稽古は風邪が抜けきらず、身体を休めることに。

そんな感じで完全な稽古不足。
半ばあきらめもありつつ、一方で肩の力が抜けて逆に受かったりして、、、と根拠のない楽観もあったり。
落ちたときの反省材料として動画とっておこうと長男をバイトとして雇い(報酬は回転寿司)、長男とともに会場へ。

今回はひと月ほど前に受審者講習会を受けることができました。前回も受けるつもりだったけど体調不良で欠席。
今回の講習会で講師の先生からまず「充実した気勢」が大事だと。そして「メンを打て。相手が応じてきてもメンが評価される、、、場合もある」と。

「場合もある」が気になりますが、そこはあきらめ半分の今回なので、開き直りで初太刀メンにきめました。

五段の呼び出しが始まり、番号ラベルが配布されます。201C。2会場の最初じゃん!
「すぐ準備してー」と促され、お相手の顔を見る間もなく面付け。

201AとBの立ち合いを見ながら、アキレス腱伸ばしたりジャンプしたり、少しでも身体動くようにあわててアップ。Bの方、あの佇まいからして、多分講習会でお相手いただいたあの方だな〜と、思いつつ自分の身体をあっためることにしか気が回りません。

自分の番。
Bの方と。初太刀、相面。負けるorz
その次、お相手はコテにくるだろうと想定して相コテメン。新しい竹刀で臨んだら思ったより剣先が軽くて結果、自己最高速かと思うくらいの高速コテメンが発動。感触的にはブレがでちゃったかなと思いましたが、動画でみるとそこまで悪くない感じ。

次、お相手がメンかコテが絞り切れず、思い切ってメンに行ったところ綺麗に胴を返されました。

次はさすがにメンに来るだろうと絞りこみ、出小手。感触は結構よかった記憶ですが、動画で見ると音的にツバ?実際審査員の先生にはどう見えていたのか。結果からみるとわるくなかったのかな?

最後、やらなきゃ良かった一歩攻めて胴はお相手のヒジをヒット(すみませんでした)して終了。

Dの方と。
初太刀相面。お互いに悪くなかったと思います。
次、コテを予想しますが、メンに来られてガチャッ。
次、待たれている感じがしたので上を攻めて(つもり)コテ、を竹刀を立ててブロックされ、引きメンを打たれました。攻めになってなかったんですね多分。やらなきゃ良かった。

次、お相手の出方が絞り込めずメン。相面になりました。感触は悪くない。
次、初太刀からのメン-メンが頭にあり、メンを予想して返し胴を狙いますが、コテに来られガチャっと。
次、やっぱり予想外れるな〜とメンに行ったところ相面。
次、お相手が剣先を下げたのに誘われてしまったのかコテメン、お相手はコテすりあげメン。お互いのメンは外れました。
最後、応じ技決めたいけど読みが外れるな〜どうしようかな〜と考えあぐねていたところに、メンが来て返し胴が良い感触で打てました。

Bの方に初太刀相メンで負けた時は、終わったかも〜とおもいましたが、その後相メンも含めて有効打突らしき手ごたえも数本あったので、どうだろう〜と考えながら結果を待ちました。
結果、お相手のBの先生とともに合格!嬉しかったですね〜^^

形の審査では、今回は審査員の先生が三人ずつにわかれ両側から見られ、演武1グループ3人ずつ、入場からはじめて、正面に礼も号令なしのセルフで(ていうか両側に審査の先生いらっしゃるから正面どっち!?)、と四段の時と全然勝手が違い緊張度が増します。

太刀の形終わって、勘違いして一人正面に礼をする失態(−_−;)焦りから小太刀を持つ手がいつもの三割増しで震え、緊張がお相手に伝わってしまったのか、小太刀一本目を終えたところでお相手の形が蹲踞しかけ、ワタシもつられて蹲踞しかけ、、、。形そのものは稽古の成果をしっかりと出したつもりですが、礼法その他の失態はどうかご容赦を(>人<;)緊張してたんです!と祈る気持ちで結果を待ちます。結果、五段は全員合格!ホッとしました^^;

振り返ってみて、ワタシ、メン、特に相メンに苦手意識があって、初太刀メンて思っててもどうしても他に逃げちゃうんですよね。
それが今回開き直れたことで、初太刀思い切ってメンにいけました。
実際やってみるとやっぱり初太刀メンが四、五段審査では王道なんだな〜と今更気づきました。

お一人目は初太刀相メン負けましたが、相面に勝ったお相手は、メン以外の技を決めたくなるだろうから、コテを予想して相コテメンを迷いなく打つことができました。
仮にお相手が初太刀応じのコテやドウを打ってきたら、今度はメンを打ちたくなるだろうからそこに応じ技を狙うこともできるし。

お二人目は初太刀の相メンが良い感触だったことが安心感につながり、その後予想が噛み合わなくても比較的落ち着いて考えることができ、最後返し胴のチャンスを拾うことができました。

初太刀はメンだと何度も諸先生からご指導いただいてきましたが、苦手意識から土壇場ではどうしても別の技に逃げてしまっていました。
開き直ってやってみると、初太刀メン以外の技で勝負することってリスク高かったんだな〜と。

コテやドウで失敗すると、セオリーじゃないことやって失敗したっていう焦りが出るし、メンを打たないと、という焦りも出る。

メンなら失敗しても応じられても評価悪くないという多少の安心感があり、その後の組み立てもしやすい。
開き直りとその結果の安心感から前回審査前、今回審査に向けていただいたご指導や稽古で学んだことが、たくさん今回の審査で発揮できたな〜と思います。

最初から先生方のご指導通りやっておけばよかったのに、、、失敗しないとわからないんですね、ワタシは。

嬉しさが溢れ出て久しぶりの超長文。

ご指導、稽古頂いた先生方、ありがとうございましたm(_ _)m 前回の審査では発揮できなかった分も今回発揮できた気がします!
本当にありがとうございましたm(_ _)m












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