大英断

カルピスマークが変更になったのは、人種差別に配慮したから。同じようにただの絵本がいわれのない差別で絶版にされた。
これを復刻するというのは素晴らしいことだ。絵本には罪がないし、読んでいた子どもに差別意識が生じたなんて思わない。
事なかれ主義の日本が行う、出版や放送への配慮は怖ろしいモノがある。
「赤い鳥」のデビュー曲は、差別だと言われ放送禁止が続いていた。僕たちはoff courseのアルバムの中にその曲を見つけ、聞き続けてきた。
言葉に問題はない。言葉は文化の表れだ。それをどのような場面で用いるかが問題のはずだ。
「走れメロス」なんて全ての中学校の教科書に載っているが、きちんと言葉が削除されている。