夜、
街道の ぬかるみに 立つて、
私は 星を 見る、
はるかな天空に 輝く 一個の星、
私の魂は 夜露に濡れ、
私の魂は 地の ひえびえとした 湿りに ひたされる、
あゝ 私は いま 世界の 道の 一端に 立ち、
私の こゝろは あらゆる 全地球の 魂を 感じてゐる、
見よ、
私は いま 汝に 語りかけようとする言葉で 一杯だ。
街道の ぬかるみに 立つて、
私は 星を 見る、
はるかな天空に 輝く 一個の星、
私の魂は 夜露に濡れ、
私の魂は 地の ひえびえとした 湿りに ひたされる、
あゝ 私は いま 世界の 道の 一端に 立ち、
私の こゝろは あらゆる 全地球の 魂を 感じてゐる、
見よ、
私は いま 汝に 語りかけようとする言葉で 一杯だ。