野菜デモのブログ

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元原発作業員 白血病「被ばく原因」 東電を提訴

2016-11-23 20:47:23 | 情報提供

 


元原発作業員 白血病「被ばく原因」 東電を提訴
http://mainichi.jp/articles/20161123/k00/00m/040/093000c

毎日新聞2016年11月22日

 東京電力福島第1原発事故後の廃炉作業などに従事し、白血病にかかって労災認定を受けた北九州市の元原発作業員の男性(42)が22日、東電と九州電力に約5900万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。「白血病の原因は放射線被ばく労働の可能性が高い」として、原子力損害賠償法に基づき慰謝料などを求めている。震災後、放射線被ばくによる労災が認定された原発作業員による提訴は初めて。

 訴状によると、男性は2011年10月~12年3月、福島第2原発と九電玄海原発(佐賀県)で建設会社の溶接工として勤務。12年10月からは福島第1原発4号機の原子炉建屋で、使用済み核燃料を取り出すための足場の設置工事に約半年間従事した。同原発構内では13年12月まで働き、被ばく線量は15.68ミリシーベルト、他原発も含めて計19.78ミリシーベルトに上った。

 男性は14年1月に急性骨髄性白血病と診断され、労災を申請。厚生労働省の検討会は、被ばくから1年以上たって発症した▽年間被ばく線量が5ミリシーベルト以上--などの白血病の労災認定基準を満たしているとして「放射線業務に起因したと判断するのが妥当」と判断し、労働基準監督署が15年10月に労災認定した。男性は白血病の症状は落ち着いているが、働けない状態という。

 原賠法は、原子力損害の賠償責任は無過失で原子力事業者が負うと規定。原発事故後、被災者や企業が訴えた裁判で賠償が認められたことがあるが、元原発作業員の裁判例はないとみられる。東電は「適切に対処する」、九電は「内容を検討し適切に対応していく」とコメントした。【伊藤直孝】

 

「捨て駒じゃない」
 「自分らは捨て駒じゃない」。元作業員の男性は提訴後、東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見し、東京電力への不信感をあらわにした。白血病が労災認定されたことを報じた昨年10月の新聞記事で、東電が「協力企業の作業員でコメントできる立場にない」との談話を出したことに、「何ひとつ謝ってくれない。ショックと怒りがこみ上げた」と言う

 男性は事故から7カ月後、「福島のために」と原発で働くことを決意。家族の反対を押し切って、2次下請けの従業員として溶接工を務めた。放射線から身を守る鉛ベストの数が足りず、着用せずに作業したこともあったという。約3年前、風邪のような症状が出て、受診すると白血病と診断された。死の恐怖からうつ病になったが、「息子がランドセルを背負う姿が見たい」とつらい抗がん剤治療に耐えた。

 会見で、代理人の海渡雄一弁護士は「東電の責任を明らかにすることで制度改革につなげたい」と提訴の意義を語った。男性は「今も高線量の中で働く作業員が福島にいる。今後がんを発症する人にとっての励みになれば」と訴えた。

 原発事故後に福島第1原発で働いた作業員は今年3月末までに4万6974人いるが東電社員以外の作業員が約9割を占め、廃炉作業を支えている。厚生労働省によると、がんを発症したとして労災申請したのは11人。男性を含む2人が認められ、5人が審査中という。【関谷俊介】


小出裕章さんにお話をきく。-5「4号機の現在と原発作業員問題。」


「原発がどんなものか知ってほしい」の平井憲夫さん 完全版

東電は
新入社員には「ここは危険だから絶対に立ち入り禁止」と教育するのに、
下請けの社員には「絶対に安全」と教える。人間扱いしていない。


ベトナム政府は原子力発電所の計画を中止すると決めましたね

2016-11-23 11:47:11 | 情報提供

ベトナム政府は原子力発電所の計画を中止すると決めましたね
国際環境NGO FoE Japanさんのブログで
その背景など詳しく書かれているので、ぜひ~ 

ベトナム 原発計画を撤回!?-オールジャパンの売り込み攻勢の影で

 

ベトナム、原発計画中止 日本のインフラ輸出に逆風  :日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM22H7Z_S6A121C1000000/

2016/11/22 19:28

 【ハノイ=富山篤】ベトナム政府は22日、同国南部に建設することになっていた原子力発電所の計画を中止すると決めた。ロシアと日本がそれぞれ受注して2028年にも稼働する予定だったが、資金不足に加えて、福島第1原発の事故で住民の反発が強まり、計画を見直すことにした。インフラ輸出を成長戦略に掲げていた安倍政権にとって逆風となる

 同日閉会した国会で、計画を中止することを正式に決めた。原発は2009年、前首相のグエン・タン・ズン氏が主導し、電力不足を解消する切り札として計画を承認した。南部ニントゥアン省に発電能力計400万キロワットの原発を造る予定だった。当初は14年に着工し、20年の稼働を目指していたが、人材と資金の両方が不足して計画は遅れていた。

 ロシアの第1原発(2基)が28年、日本の第2原発(同)が29年に稼働するはずだった。いずれも「加圧水型」を想定していた。ベトナムは日ロ両国に100人以上の研究者を送り込み、技術を学ばせていた。

 ベトナムは近隣国との自由貿易協定(FTA)など自由貿易を進めたことによる関税収入の減少や、公的債務の拡大によって財政状況が急速に悪化。ここ数年、1基あたり数千億円単位でお金がかかる原発は現実的に無理だとの声が強まっていた。

 さらに4月に中部ハティン省で台湾企業が建設中の大型製鉄所で大規模な公害が発生し、住民の環境意識が急速に高まったことも影響したとみられる。

 日本政府はベトナムの原発はアジア新興国における原発輸出のモデルと見込んでいた。原発メーカー、電力、政府がタッグを組んでベトナム政府と連携してきた。中国、韓国との価格競争が激しい石炭火力と違い、原発は日本の技術で差異化しやすく、ベトナムで成功すればアジアの他地域でも受注できるとみていた。

 


素敵なカレンダーをプレゼントをして、基地問題を伝えてみては??

2016-11-23 03:25:27 | おてがるデモ


はぁと気づければ、今年ももうすぐに終わってしまいそう~。
先日、沖縄の高江や伊江島に行ってきました。
そこで、日々、厳しい現実と向かっているお話しを
たくさん聞きました。

この沖縄のお話しを多くの人に伝えていきたいッ☆
けど、なかなか難しいですよね。
そんな時、こんな素敵なカレンダーがあることを知りました。

「基地反対しようッ!」って話すことは難しいけれど、

このカレンダーをプレゼントをして、
「沖縄ってこんな自然に恵まれてるんだよ。
 そんなところに基地って、どうなのかな?」
って、伝えることは出来るかも?

みなさんも、どうですか?

ホームページには2016年版しかアップされていないようですが
2017年版もありますよ~。
http://www.makiyo-yakata.jp/



おきなわの貝と生きものたち カレンダー2016

沖縄島の中央部に位置する、屋嘉田潟原の海に暮らす貝を中心にした生きものたちを、1日1枚の写真で紹介します。貝類だけでも600種をこすので、365日では紹介しきれませんが、目につきやすい貝と、一緒に暮らす生きものを収録しています。カレンダーとしてだけではなく、沖縄の海の図鑑としてもお楽しみ下さい。