久しぶりに、10月24日(土曜)におさんぽデモをしましたー。
●まずは簡単な自己紹介から~●
「今日は、ほんと、良いお天気になりました。こんなお天気だったら、もっと楽しいとこにお出かけしたくなりますが、私たちのアクションに参加してくれてありがとうございますッ!
私はフランスに行ったときに使った、脱原発のプラカードを持ってきました」
「今日はノープランです。身体一つで来ました。あっ、でも、奈良美智さんのビックイシューは、1時間探し回って買ってきました」
「初めて参加させて頂きます。デモとか参加して事がないのでドキドキです」
「最近、体調を崩しがちなんですが、今日はこのお天気せいか、体調がイイので参加することが出来ましたー」
さあ、6人で出発ですッ!
「人通りは多いけれど、フェスの会場ってどこッ?」
「路上でやっていると言うより、それぞれのお店で催しがやってる感じだね」
「みんな、プラカードとか見てくれてるのかな?」
「すれ違った外人さんは見てたよ」
けだるい坂道を上り終えると、お寺がありました。
●善國寺●
この日はファッション系の専門学校が生活雑貨の出店を開いていました。
学生さんお手製のアクセサリーを眺めたり、
毘沙門天さんにお参りをしたり、
うろちょろとしていると、
オバサマに喋り掛けられました。
どうやら、フランス語のプラカードに興味津々のご様子ー。
「これはどういう意味なのかしら?」
「"脱原発"って意味です。原発、いらないですよね~」
「(やや話を会わせた感じで)そうね…」
オバサマはビックイシューの奈良美智さんの絵にも興味を持たれたご様子ー。
あの、にらめつけるような目の女の子に、
「この子は、なにに怒ってるのかしら??」
「なにに怒ってるんですかね~。安倍政権ですかね~」
「あなた達にニコニコしてるのに、この女の子は怖い顔なのね」
「そうです。怒るのはこの子に任せて、私たちはニコニコしてるんですッ!」
もしも、「脱原発」とハッキリと書いたプラカードだったら、
『この人たちは原発に反対してる人達なのね』
と、そこで終わってしまって、声は掛けてはくれなかったでしょ。
これはヒントになりました。
こちらで「答えを提示して」 → 「説得」するのではなく、相手に「考えるキッカケ」を作ることが大切なのかな、と。
善國寺を跡にすると、おさんぽデモの再開です。
と、「美味しいあんみつ屋さんがある」との話になり、
駅の方に戻ることに。
でも、そのあんみつ屋さんには、長蛇の行列が。
仕方なく向かいのモスバーガーでひと休みすることになりました。
●モスバーガーの2階で…●
どうしたら、原発や戦争法案のことを拡げていくことが出来るの~という話になりました。
「会社で、政治や宗教の話はするなと入社するときに言われた」
「お昼の休憩だったら自由に喋って良いのにね」
「無理に勧誘するのはよくないけどね」
「会社の人に言うのって、結構勇気がいるけど、1度だけランチの時に勇気を出して喋ってみたら、その人は反安倍だったので良かった」
「そうですよね。会社の人に話すのは勇気がいりますよね~」
「例えば、共感はやすいところから、入っていくのは、どうかしら?いきなり、戦争法案って切り出すんじゃなくて、《消費税上がったら困りますよね》みたいな」
「ほんとよね、8%でも相当苦しいのに、10%になったらやっていけなくなる」
「しかも、その使い道がいい加減過ぎる。色んな外国にお金にばらまいたり、年金だって株価を吊り上げるために、ぶっ込むなんて信じられないッ!
北欧のように老後も教育にも手厚く使ってくれるんならいいけどッ!」
「消費税のことは共感してくれる人が多いと思う」
「そうそう、"共感"ってことが大切ですよね。一方的に喋っても拒否されることが多いわー」
「あと、あのオバサマも言ってたけど、
"笑顔"が大切なんだよね。しかめっ面だったら、どんな立派な話でも耳を傾けてはくれない」
「飄々としていた方がイイと思う」
「そう、高田純次みたいにッ!」
「みんなで高田純次を見習おうー」
そんなこんなで2時間近くもお喋りしていました。
今日のおさんぽデモは、ここまでッ!
また次回です~。
●次回は?●
11月14日(土曜)
浅草で、おさんぽデモ
おさんぽデモが終わったら、みんなでイイ記事を持ち寄って新聞社とかにお礼の手紙を送ろう。
新聞社には沢山の抗議の声は届くけど、応援する声は殆どない。ある記事に対して10人ぐらいの応援する手紙が届くだけで、その記者の社内的な評価が高まり、『また書かせてみよう』ということが起こるらしい。
一人でも出来ることだけど、みんなでやった方が楽しいから。