県政のどまん中!   佐々木正行日記

公明党の神奈川県議会議員(相模原市中央区)が日々の活動を綴ります。

厚生労働省へ「日本脳炎定期予防接種」拡大要望

2010年11月09日 | 日々の活動

昨日午前11時半頃、公明党神奈川県本部の国会議員(松あきら参議

院議員、古屋範子衆議院議員、浜田まさよし参議院議員)、県議会議員、

横浜市議会議員の代表で厚生労働省健康局長に積極的勧奨を避けた

時期の子供たちに対する「日本脳炎定期予防接種」の拡大の署名を渡し

要望しました!日本脳炎は、コガタアカイエカが媒介するウイルス性脳炎

です。国内では、昭和四十二年に小児及び高齢者に対して、積極的に

ワクチン接種を行う以前は、年間二千例以上の発症例を見ていましたが、

積極的接種のおかげで、昭和四十四年には年間発症例二百例を下回る

までに激減しました。近年は平成二年の五十五件をピークに、平成六年に

定期予防接種とされてからは、年間十例以下にとどまっています。しかし、

世界では東南アジアを中心に年間四~五万人くらいの発症が確認されて

おります。厚生労働省は、平成十七年五月に、それまで接種していた日本

脳炎の予防ワクチンが、「急性散在性脳髄炎を発症する恐れがある」という

理由で積極的勧奨から、接種の積極的な勧奨を差し控える方法に変えました。

そして、昨年六月から、新たに承認されたワクチンの定期接種が開始され、

本年四月から、三歳児に関する積極的勧奨を再開しました。そこで平成十七年

五月三十日から積極的勧奨を差し控えることによって、神奈川県内に少なく

とも約五十六万人は居ると考えられる未接種、また不完全接種児を救う為

にも、日本脳炎の予防接種の積極的勧奨を中止した期間に、接種を受けな

かった子供に早急にその機会を与える。また、各地方行政に対して、新型の

日本脳炎ワクチンの接種について、未接種、不完全接種の子供に対する積極的

な勧奨を行うよう指導していただきたいことを要望しました。


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