4月13.14日(土日)
「Suzuki World Cup 2019 第30回エアロビック世界大会」の応援に出かけました。
記念すべき30回大会でした。
この大会や世界選手権などで、複数回の優勝を果たし、選手引退後もいまだ人気が衰えない3人のレジェンド(野村健一郎さん、伊藤由里子さん、ジョナタン・カニャーダさん)が、ゲストとして大会を盛り上げていました。
こちら、選手紹介パフォーマンスにて3人がちょこっと踊ってくれた映像を観ることができます。
https://www.facebook.com/JapanAerobicFederation/videos/574869869670064/?epa=SEARCH_BOX
私もちゃっかり3人と写真撮りました!
実は、1993と1994そして1997に私もこの大会に参加したのですが、その頃から長きにわたり3人は大活躍されました。(あっ、私は30過ぎてからこの大会に出ていたので、3人のお歳は私よりかなりお若いです^^)
そして、3人は、いまなお現役選手たちから憧れられる存在です。
今回、ワールドカップという空気感の中、久しぶりにこの方々とお会いしてみて感じたのですが、世界大会を連覇するような選手というのは、その立ち居振る舞いの素晴らしさはもとより、引退してもなお一流だけが持つ独特の雰囲気があるものだなぁと、なんだか感動しました。
また、先の世界選手権で連覇を果たした斎藤瑞己選手と北爪凜々選手は、この大会でも、素晴らしい活躍をされました。
北爪選手は女子シングル部門で見事優勝。
斎藤選手は、世界選手権男子シングル部門の上位3名が揃うなか、わずかなミスが響き3位となりました。
そして、北爪、斎藤、両選手が共に出場したグループ部門では2位という好成績でした。
現在は、この2人が日本のエアロビック競技界を牽引しているといっても過言ではありません。
期待が一身に集まる中、日本で行われるワールドカップで結果を残すために、どれだけの想いと鍛錬の日々があったのだろうかと、結果がわかった瞬間や表彰式で見せるおふたりの表情を拝見し、胸が熱くなりました。
さて、エアロビック競技の歴史は、このスズキワールドカップ大会の歴史ともほぼ重なっています。
1980年代にフィットネスが広がりをみせる中で、エアロビックダンスと個々の身体能力を掛け合わせ、いかに観ている人を楽しませ驚かせるようなパフォーマンスができるか、その優劣をつけることが最初だったように思います。
なので、最初の頃は、ルールはとてもシンプルで、選手が得意なことをいかに表現するかが重要で、そこには新しいものを創るといったエネルギーが満ち溢れていて、大会はとても華やかでした。
そこから参加選手や開催国が増えるにつれ、選手を正当に評価するためのルールづくりと競技人口を増やす取り組みが模索されていきました。
そして「激しく、力強く、流れるように、そして美しく動き続ける中で、いかに難しい技を完璧に行うか」を競うような流れができ、その「難しい技」が体操競技の特性をいかしたものが多かったことから、世界体操連盟(FIG)の競技種目の一つとして正式なルールづくりがなされることとなったのは、この競技の大きな転換点だったのではないかと思います。
たしか、私がペア部門で参加した、1997年オーストラリアのパースで行われた大会がFIG主催の第一回世界選手権だったと記憶しています。
そこから、20年余りが経ったのですね。
この20年は、難度技とエアロビック動作をいかに結びつけ、音楽を伴った表現スポーツとして独自性を持たせるか、選手もルールもそれを模索し続けた20年とも言えるように思います。
そして、初期の華やかさが際立った頃にはじまり、アスリートとしての選手の能力を正当に評価するためのFIGルールを採用し、表現スポーツとしてのこの競技の面白さを伝え続けてくれた30年の歩みが、スズキワールドカップにはあります。
この30回記念大会の選手たちの凄い!演技では、エアロビックムーブメントパターン(AMP)と呼ばれる、複雑で強度が高い、高度な身体能力を必要とする動きを「動きつづける」なかで、淀みなく高難度の「技」を組み入れ、しかも「音楽」との素晴らしい一体感が表現されていました。
ほんとうに、この競技の進歩に感慨を禁じえません。
選手たちの演技を拝見し、エアロビック競技は、表現スポーツとして人に感動を与える新たな進化の過程に入ったようです。
なので、いまはのこ競技のいち応援者として、とてもワクワクしています。
まだまだ!この競技の発展を応援し見守っていきたいと思います!
この大会の模様が
2019年4月21日(日) 14:00~14:50
NHK BS1にて放送予定です。
是非ご覧ください!
(大会が終わり選手が記念撮影。このなんとも言えない空気感が好き。)
お知らせ
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5月15・16日(水・木)「骨盤帯」
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5月17・18日(金・土)「肩」
リハビリからパフォーマンスまでつなげるコンディショニングと強化
5月20・21・22(月・火・水)リフォーマー2
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4月25日(木)
残り1枠です。11:00~11:55
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