旅立ち/2006年3月18日(土)
約1時間の睡眠をとり、5時過ぎに起床。
早朝出発の我らのために、早めに準備を整えてくれたレストランで
最後の朝食をいただく。バスは6:30にホテル前を出発だ。
他のホテルも3軒ほど廻ってじじばばを拾う。
ホテル・メルキュールにも停車した。バルディゼールでもメンバー
二人が世話になったホテルチェーン。メルキュールって、日本語で
「すきま風」って意味だ(うそだ)
バスの車窓から見えた岩山。なんかカッコいい。
ついさっきまで呑んでたし(!)あまりに睡眠不足なので、バスの
揺れに身を任せてしばし眠る。
バスが停まったことに気付いて目を覚ますと、喉が痛くなっていた。
ついにカオル菌に感染か。あるいは1週間 騒ぎ続けたツケか…。
ナイチンゲール・ツ○コに薬をもらう。
「風邪(かじぇ)にはやっぱり ぷれこ~る・かぷしぇる~っ!」
喉の痛みをこらえて、もんちのお父さんのモノマネで笑いをとる。
ちなみに“もん父”との面識はない。
それにしてもバスの停車時間が長いな。見たところ、ここは国境。
目の前のゲートを抜ければスイス。空港まではあと少しなのに。
「免税の手続きに時間がかかってるらしいよ」
誰かが教えてくれた。
免税申告をしたのはトモちゃん・ミオちゃんだったんだけど、大変
だったらしい。ヒステリックな女性係官に当たってしまい、申告の
対象品をデスクへ持参しなかったことで、ただでさえ不機嫌だった
係官が爆発的にキレちゃって、別室へ連行されたんだって。
結局二人は免税還付を受けるどころか、罰金を徴集されたとか…。
バスに戻ってきた二人、そのやつれ顔が気の毒だった。
バスは国境を抜け、ほどなくジュネーブ空港に到着。
成田行き・関空行きに分かれ、早速チェックインの列に並んだが、
ここも大混雑。しかも運悪く“大はずれ”の列に並んでしまった。
他の列に並んだみんなは手続き終えているのに、我らの列はピクリ
ともしない。カウンターを見ると、職員のおネエちゃんが受話器を
耳にあてて話し込んだまま、業務がストップしている。
どうやらトラブルらしいけど、おネエちゃんの手際の悪さも事態を
悪くしているようだ。それにしても遅い…。
我らの前にいたマダムも、じりじりしながら我らにグチる。
「トラブルは許すわ。でも待たされるのはイヤなのっ!」
トラブルだから待つハメになっているわけで、トラブルも待つのも、
この際 同じことのように思えますが。
さらに待ってマダムの番。マダムは文句ブーブーだったのに、いざ
順番になったら職員と談笑してた…。二重人格だ。
「済んだわ。じゃ、お先に♪」ご機嫌で立ち去るマダム。
とうとう我らの番だ。マダムは許したがあたしは許さない。
喉の痛みをこらえてひと言 毒を吐く。
「待たせ過ぎだ」
するとおネエちゃん、ケロリと即答。
「トラブルだから仕方ないでしょ。わたしが悪いんじゃないわ」
本気で言ってんのか!?(握り拳)
だけどやっぱりアンタも悪いよ。今どきキーボード操作を人さし指
だけでやってるなんて、ありえな~~~~い(まっきぃ風)
そこで、
「時間がないんだよね。急いでくれる?」
みたいなことを言ったら、
「やってるわよっ。搭乗時間に間に合えば問題ないでしょっ」
やや逆ギレぎみで返された。
このカウンター、このおネエちゃんがトラブルの根源だったんだな。
やっとのことでチェックインを済ませ、みんなとの集合場所に行く。
最後にもう少し買い物があるというまっきぃは、もうソワソワ……、
お許しが出ると2階のショッピングフロアへ駆け上がって行った。
搭乗時間が迫り、カオルくんの案内で我らも2階へ上がる。
搭乗フロア入口のセキュリティゲート前で待つことしばし、
やがて全員集合。
いよいよお別れの時だ。
集合写真を撮ったあと、カオルくん恒例のご挨拶。
「おウチに帰るまでが遠足です」とかなんとか。
ちなみにカオルくんはこの後ツェルマット出張。まだ帰れない。
そして、一人一人に言葉をかけながら握手。
「ありがとうございました」ギュッ。
「お疲れさまでした」ギュッ。
「リハビリちゃんとしてくださいね」ギュッ。
「またぜひ参加してください」ギュッ。
さよならは寂しいけど、あたしはカオルくんとの握手が好きだ。
カオル企画の最後に交す握手はいつも、ギュッと力強い。
「また遊ぼうね!」
そんなふうに言ってくれているように感じる。
ゲートを抜けて搭乗フロアに入る。
やっぱり今日もパスポートのチェックはユルい。さすがスイス。
振り向くと、ガラス塀の向こうに、笑顔で手をふるカオルくん。
こっちも負けずにぶんぶん手をふる。
ありがとう。
また遊ぼうね!
-----------
おしまい。
約1時間の睡眠をとり、5時過ぎに起床。
早朝出発の我らのために、早めに準備を整えてくれたレストランで
最後の朝食をいただく。バスは6:30にホテル前を出発だ。
他のホテルも3軒ほど廻ってじじばばを拾う。
ホテル・メルキュールにも停車した。バルディゼールでもメンバー
二人が世話になったホテルチェーン。メルキュールって、日本語で
「すきま風」って意味だ(うそだ)
バスの車窓から見えた岩山。なんかカッコいい。
ついさっきまで呑んでたし(!)あまりに睡眠不足なので、バスの
揺れに身を任せてしばし眠る。
バスが停まったことに気付いて目を覚ますと、喉が痛くなっていた。
ついにカオル菌に感染か。あるいは1週間 騒ぎ続けたツケか…。
ナイチンゲール・ツ○コに薬をもらう。
「風邪(かじぇ)にはやっぱり ぷれこ~る・かぷしぇる~っ!」
喉の痛みをこらえて、もんちのお父さんのモノマネで笑いをとる。
ちなみに“もん父”との面識はない。
それにしてもバスの停車時間が長いな。見たところ、ここは国境。
目の前のゲートを抜ければスイス。空港まではあと少しなのに。
「免税の手続きに時間がかかってるらしいよ」
誰かが教えてくれた。
免税申告をしたのはトモちゃん・ミオちゃんだったんだけど、大変
だったらしい。ヒステリックな女性係官に当たってしまい、申告の
対象品をデスクへ持参しなかったことで、ただでさえ不機嫌だった
係官が爆発的にキレちゃって、別室へ連行されたんだって。
結局二人は免税還付を受けるどころか、罰金を徴集されたとか…。
バスに戻ってきた二人、そのやつれ顔が気の毒だった。
バスは国境を抜け、ほどなくジュネーブ空港に到着。
成田行き・関空行きに分かれ、早速チェックインの列に並んだが、
ここも大混雑。しかも運悪く“大はずれ”の列に並んでしまった。
他の列に並んだみんなは手続き終えているのに、我らの列はピクリ
ともしない。カウンターを見ると、職員のおネエちゃんが受話器を
耳にあてて話し込んだまま、業務がストップしている。
どうやらトラブルらしいけど、おネエちゃんの手際の悪さも事態を
悪くしているようだ。それにしても遅い…。
我らの前にいたマダムも、じりじりしながら我らにグチる。
「トラブルは許すわ。でも待たされるのはイヤなのっ!」
トラブルだから待つハメになっているわけで、トラブルも待つのも、
この際 同じことのように思えますが。
さらに待ってマダムの番。マダムは文句ブーブーだったのに、いざ
順番になったら職員と談笑してた…。二重人格だ。
「済んだわ。じゃ、お先に♪」ご機嫌で立ち去るマダム。
とうとう我らの番だ。マダムは許したがあたしは許さない。
喉の痛みをこらえてひと言 毒を吐く。
「待たせ過ぎだ」
するとおネエちゃん、ケロリと即答。
「トラブルだから仕方ないでしょ。わたしが悪いんじゃないわ」
本気で言ってんのか!?(握り拳)
だけどやっぱりアンタも悪いよ。今どきキーボード操作を人さし指
だけでやってるなんて、ありえな~~~~い(まっきぃ風)
そこで、
「時間がないんだよね。急いでくれる?」
みたいなことを言ったら、
「やってるわよっ。搭乗時間に間に合えば問題ないでしょっ」
やや逆ギレぎみで返された。
このカウンター、このおネエちゃんがトラブルの根源だったんだな。
やっとのことでチェックインを済ませ、みんなとの集合場所に行く。
最後にもう少し買い物があるというまっきぃは、もうソワソワ……、
お許しが出ると2階のショッピングフロアへ駆け上がって行った。
搭乗時間が迫り、カオルくんの案内で我らも2階へ上がる。
搭乗フロア入口のセキュリティゲート前で待つことしばし、
やがて全員集合。
いよいよお別れの時だ。
集合写真を撮ったあと、カオルくん恒例のご挨拶。
「おウチに帰るまでが遠足です」とかなんとか。
ちなみにカオルくんはこの後ツェルマット出張。まだ帰れない。
そして、一人一人に言葉をかけながら握手。
「ありがとうございました」ギュッ。
「お疲れさまでした」ギュッ。
「リハビリちゃんとしてくださいね」ギュッ。
「またぜひ参加してください」ギュッ。
さよならは寂しいけど、あたしはカオルくんとの握手が好きだ。
カオル企画の最後に交す握手はいつも、ギュッと力強い。
「また遊ぼうね!」
そんなふうに言ってくれているように感じる。
ゲートを抜けて搭乗フロアに入る。
やっぱり今日もパスポートのチェックはユルい。さすがスイス。
振り向くと、ガラス塀の向こうに、笑顔で手をふるカオルくん。
こっちも負けずにぶんぶん手をふる。
ありがとう。
また遊ぼうね!
-----------
おしまい。
長きに渡りご苦労さまでした。
おもしろかったよ~。この旅そしてこの日記。
やはり本職、一味も二味も違いますぜ!!
これからも最高の仲間たちと
こんなステキな旅を続けていけたらいいね~♪
これからも頼りにしてるよ、やおり。
どうぞよろしくねん!!
お疲れ様でした...。くすんっ。
今年の旅も最高に楽しく人生で一番のスキーシーンに出会うことができました。
やはりこれは「仲間」のおかげだと心から思っています。やおりやつ●こを初め、シャモニーで出合ったジャン、ガエラ、最高の仲間と過ごす至極の1週間でした。
ありがとう、また一緒に滑ろうね。
まだまだ読みたい気分です。
今回、フランス出国だけではなく、スキーでも、皆さんにご迷惑をお掛けして申し訳なかったです。
ごめんなさい。
また是非ご一緒させていただけるよう、頑張って練習いたします!
GW明けの旅記も楽しみにしています♪
姐さん>ついに終えました。長らくのご愛読ありがとうございました♪
みおさん>初書き込みありがとう! みおさんの日記も楽しみに覗かせていただきますね~!
Karlくん>メッセージを残していただけるとは嬉しいね。こちらこそ、今回も素晴らしい企画をありがとうございました、
あなたが綿密に策を練り、本番に臨んでは笑顔を絶やさずエスコートしてくださるおかげで、我らはいつでも最高の旅を楽しむことができます。
これからもどうぞよろしく。
また遊んで♪
まるで物語のような旅行記でした!
ほんとステキな旅だったね!
読み終えて、とてもいい気分です。
カオルくんとの握手も思い出した!
素晴らしい旅にご一緒できる日を夢見て
日々頑張ります!!
ともかく、こんなに長い旅記(ここまで長引くとは自分でもびっくり)にお付き合いくださってどうもありがとうございました。