カナブンを思わせるグリーンのメット
2月13日午後、
エースヒルで待機する我らに、おやぢさんから電話。
おやぢ「足慣らしに1本滑って、望羊荘の横まで下りてきたとこ」
やおり「オッケー♪ それじゃあそのリフト(キング第2)に乗ってください。
我らも向かいますので、降り場で合流しましょう」
天候はますます悪化。
風に吹かれて、雪がじゃんじゃん降っている。
だが水分を含んでいるので、とても冷たく、とても重たい。
せっかくおやぢさんと合流したけれど、今日はもう、ここから上のリフトは全休だ。
キング第2を回し、センターフォーを回し、少しツリーに入って風雪をしのいで、
遊べる範囲で遊ぶ。
リフトに乗ると、やっさんがおやぢさんに、
「昨日はるさんに誘われて山頂ハイクしてもうたぁ。もうグダグダや~」という話や、
「今朝はバスを間違えてもうて、花園まで運ばれてん」という話や、
「午前中の一番上の斜面がとにかく厳寒で、もーエラい目に遭ったわ~」という話を
夢中で聞かせている。
おやぢさん、
「へぇ~、ホンマかぁ~」「アホやな」「ありへんな」と楽しそうに相づち。
そんなふたりは同級生。
やっぱり気心の知れた友達との旅は楽しいよね。
まして今回は、やっさんがニセコに参加ってのがほぼサプライズのレベルなので、
おやぢさんがいつにも増して嬉しそうに見える。
やおりの同級生スキーヤーはエーデルとキクコ。since 八王子一高(仮名)。
今回のメンバーではおかもっちゃんも同級生。
一時は一大勢力を誇った(?)イノシシ組だが、最近は勢揃いしないね。
なぜなら、
エーデルは現在、社会人としてもスキーヤーとしても出産育児休暇中。
キクコは去年の冬このニセコで、かなり危険で怖い思いをしたことから
「方角的に凶」と、ニセコと距離を置いている。
いずれまたみんなで揃ってブイブイ滑りたい。
時間は15:30。
え~、ちょっと早くない? と思われそうだが、いかんせん天気が悪い。
相変わらず水っぽい雪なのもいまいましい。だが、夜になって気温が下がれば
もう少しいい雪に変わるだろう。ゲレンデもリセットされるはずだ。
そこに期待して、今日はここまで。一旦解散。
陽のあたる組(ばんちゃん、やっさん、おやぢさん)は温泉ゆころ。
陽のあたらないLog343組(おかもっちゃん、伊達っち、やおり)はぽぽろの湯。
いざぽぽろ。伊達っち(左)と、おかもっちゃん
一日中 肌身離さず背負ってきた温泉グッズ、ついに出番!
バックカントリー組もそろそろ行程終了の頃合いじゃないかな?
彼らも温泉に入ってくるはずなので、みんなが戻ってきたら、陽のあたる組は
Log343に来てね。
今日はキムチ鍋だよ♪
Note;
・バックカントリー組、本日の温泉は雪秩父(ゆきちちぶ)。
露天風呂の種類が豊富で雰囲気がよくて、たつ兄のお気に入り。
・ぽぽろ入浴後、やおりは今回の宿泊費支払いのためにマスターのショップ、
「Niseko343」に立ち寄り。
そこでなぜか勢いあまってヘルメット購入。輝くグリーンに一目惚れ。
っていうかその日は現金もカードも持ち合わせていなかったので取り置きを
お願いすると……、
マスター「支払いはあとでいいよ、常連割引でツケとくから。持ってって♪」
というわけで今宵は何も支払わず現物のみ持ち帰り。
メッチンやおり、誕生。