やおぶろ vol.2

スキー大好き、やおりのブログ。

おとっつぁん!

2006-11-25 | notes(雑録)
The careless driver collided with my daddy's car!
不注意なドライバーが、おとっつぁんのクルマにぶっついた!


運転歴47年、無事故無違反でゴールド免許ホルダーのうちの父。

なんと昨日、商売道具である愛車を、ぶつけられてしまいました。

お客さん宅への配達のために店を出た直後、店の前のロータリーを
走り抜けようとしていた父のハイエースのおケツに、別の通りから
ロータリーへ進入してきたクルマが突っ込んだ!



左が加害車、右が父のハイエース


幸い小さな接触事故で、双方とも流血系のケガなどはありません。

ぶつけたほうのクルマは夫婦連れで、父がチラリと見たところでは、
運転席の旦那さんと助手席の奥さん、言い争いでもしていたようで、
ハンドルを握る旦那さんの顔は、完全に助手席を向いていたと。

父も「嫌な予感がした」と言い、少しハンドルを切ってこのクルマを
かわしながら通り過ぎようとしたそうですが間に合わず。
相手は前方不注意のままロータリーに進入してきて…………ガツン。

この接触で、父のハイエースの左後輪はパンク。
ボディにも痛々しい凹みとキズが。
大切に乗っていた愛車をキズものにされ、父もいささか凹み気味。

また、接触とパンクの衝撃で車体が跳ねたため、積み荷のトマトや
イチゴ、卵などは、つぶれてダメになってしまいました。

もちろんこの事故は相手の不注意によるものなので、
クルマの修理代だの、ダメになっちゃった野菜・果物のお代だの、
おカネで片付くことは相手がカバーしてくれます。


でも、そんなことより心配なのは父のカラダ。
ぶつかった瞬間には、当然、衝撃があっただろうし。

「どうってことねぇと思うけどなぁ……」(父)

とは言うけど、交通事故のケガって、ムチウチのたぐいは、少し
時間が経ってから症状が出てきたりするって聞いたことがある。
実際、わずかながら首筋に違和感もあるみたい。


あぁ、もしもこの先、
この事故が原因で父のカラダの自由が利かなくなって、
だんだん床に臥すようになっちゃったりして、
でも症状が出たのが事故後だいぶ経ってからだったばっかりに、
相手は保険金も見舞金もよこしてくれず、
家長が働けなくなったことで我が家は商売を廃業…。
一家の収入はわずかな年金と、
二女やおりが細々と本作りをして得る稼ぎに頼るしかなく、
暮らしに窮した一家はやがて住まいを追われ、
冷たいすきま風の吹き込む貧乏長屋へと移り住み……。



床に臥す父の枕元へ、そっとお盆を置く二女やおり。


やおり「さ、おとっつぁん、お薬の時間よ」

 父 「おぉ、やおり、いつもすまねぇなぁ……」

やおり「やだおとっつぁんたら、弱気なこと言って♪」

 父 「オレがこんなカラダになっちまったばっかりに
    おめぇにばっかり辛い思いさせて…。ごほっ、ごほっ」

やおり「おとっつぁん! それは言わない約束よっ(涙)」




……



……



膨らむ広がる妄想ワールド(時代劇コントバージョン)


いやいやしかし本当に、
冗談ではなくて、
何ともなけりゃいいけど。

あとあといろいろ心配だ。