やおぶろ vol.2

スキー大好き、やおりのブログ。

ウィスラー旅記:フライト7時間30分!

2006-02-08 | Whistler 2006
2006年1月28日(土)/出発日

成田へ向かう道すがら(成田をぶっちぎる少し前ね)、北海道・千歳から
今回の旅に参戦する“新雪の貴公子”ことタツ兄からメールが入った。

タツ兄
「千歳発の便が40分ほど遅れそう。4時過ぎに成田。すでに千歳で
 国際線のチェックインも済ませたけど、なるだけ待っててや」

わたしは、タツ兄からメールをもらうのが大好きだ。
この人は転勤のある職業柄、今でこそ千歳市民だけど、生粋の奈良県民。
どんなに変換が面倒でも、きちんとベタベタの奈良弁でよこしてくれる。
東京のわたしが音読したところで、到底あの名調子では語れないんだけど、
タツ兄のメールを読むと、なんとかして奈良弁ふうに読み上げたくなる。

『声に出して読みたいタツ兄弁』
初版完売たちまち増刷! みたいな。

東京組がチェックインし、手荷物預けや両替えを済ませ、海外出発前のお約束、
出発ロビー上の屋台風カフェ[ラ・フィエスタ]で景気づけのビールをあおって
いる頃、ようやくタツ兄から到着の報が入った。

レートがお得な両替所(わずか5~10銭程度の差だけど)と、我らの居場所を
お知らせし、タツ兄もようやく合流。
すでに隊長とかず03の手元では、2杯目のビールが空いていた(さすが)

ちょうどこの頃、関空組のどんくみから電話が入り、FOMA仲間のかず03と
テレビ電話(テレビ電話だよ、すごい時代だ)。
「こっちはもうじき搭乗時間だよ~♪」
笑顔で手を振るどんくみ。
画面をのぞくと、今回スキー家族デビューのシホちゃんらしき姿も見える。

今回、関空からは、やん様・モンチ・どんくみ・シホちゃんの4人が出動。
女子3人に囲まれて、やん様はハーレム気分でカナダ入りだ(ホントか?)

「それじゃあ、バンクーバーで♪」

関空組との電話を終える。

せっかくなので全員で乾杯したかったけど、気付けば搭乗ゲートへ向かう時間。
タツ兄には機内でタダ酒を浴びてもらうことにして、ひとまずゲートへ。


もちろんわたしは計画どおり、貯めたマイルで免税の美容液をゲット~!


さて今回は、
機体繰りの都合という案内で、搭乗時間が40分遅れ。
待ちに待ってようやく乗り込んでホッとしてみても、混雑時間帯(19時台)と
重なって、滑走路は離発着渋滞の真っ最中。
「いずれ飛ぶさ♪」と気楽に構え、早くもうとうとし始める我ら。
でも……、
ふと目を開けるとまだ飛んでない。
もう一度うとうとしてもう一度起きてもまだ飛んでない。
我らの便が滑走路に出るまでに、なんと1時間もかかってた!

おせぇ。

けれど機長は立派な人でした。
遅延と離陸待ち、合計1時間40分のロスを、なんと大平洋上でばん回したんだ。
たしか東京-バンクーバーって、行きは9時間かかるはず(帰りは約10時間ね)。
それが、「機長よりご案内申し上げます」って放送を聞いてびっくり。

「フライト時間はおよそ7時間30分を予定しております」


はえぇ。


座席モニター

相当なショートカットが敢行されたのではないかと思うのですがどうでしょう。
記憶では、航路はカムチャツカ半島やアラスカをかすめるように、もっと北方へ
大きく弧を描くんじゃなかったか???


なにしろ早いぶんにはオッケーよ。
出発が遅かったから、関空組のほうがだいぶ先に到着しちゃうのかな~、なんて
思ったけど、ほぼ同着だった。
我らがバンクーバーの入国審査を抜ける頃、列の後方に関空組の姿が! くらいの
タイミング。ナイス、機長。


さぁ、旅の始まりだ♪

東京組、到着!
バンクーバー空港は到着フロアもきれい