やんたけバス研究所 別館

本館やんたけバス研究所の別館として、バスに限らず撮影した画像をアップしています。画像の無断転載・転用は御遠慮願います。

中鉄のニューフェイスを追う!

2013-03-17 22:19:00 | バスネタ路線バス
今朝は中鉄バスグループにニューフェイスが登場したんでチョイと撮影に・・・・。

まずは中鉄バスに入ったいすゞの7HD狙いで岡山駅西口バスターミナルに出向きましたが、マニア対策か日曜は稼動させないのか見事に撃沈・・・・・。

その代わりにちびっ子祭りが・・・

まさかのリエッセ大量!

寿命的にコースターが30万km(1HDの6発)ローザが40~50万kmと言う中、リエッセはちゃんと整備しとれば70~80万km持つんですよね。何で製造やめたんでしょう・・・まぁ、コストが合わんからでしょうけど。もったいないなぁ・・・。

緑の7HDが撮れずガッカリとしましたが、気を持ち直して中鉄北部バスに登場したLRを求めて津山へ!



おお!まだ二つ目のRJが生きとる!更にエアロスターMも走っとる!!

この後、待てど暮らせどLRはやって来ない・・・。シビレを切らせて営業所まで偵察に向かいましたが、車庫にもいない!。と言う事は動いてる証拠。再度津山広域バスセンターに戻り、バスを待ちました・・・しかし、日曜の午前中、昔に比べると運行しているバスは激減・・・来てもさっき出て行ったのが戻ってくると言う状態。

コレは時間をズラして夕方もう一度リベンジか、営業所へ偵察に行った間に発着した路線で出て行ったのかもと言う事でその終点まで追っかけて見ようかと、とりあえず流れを変えようと駐車場で清算して出ようとしたら・・・

キ、キターーーー!

何と、循環線で使用されていたんですわ!!。駐車場のおっちゃんにチョット延長させて!と車をそのまま置いて走って行くと何とか間に合いました。

コレじゃ!

中鉄北部バス 社番:9952 KC-LR333J 平成11年式

出先を書くのはアレかと思ったんですけど、元京王バスの車両ですわ。


車内はワンステップ車、バリアフリー対応でスロープ板が床に格納されています。シートモケットは京王時代のままですなぁ。


サッシは逆T字で窓がデカイ!!

結局、捕獲まで3時間近く掛かりました・・・・。


中鉄へ移籍したオドロキのいすゞの2台、情報がリークされまくっていたのでデビュー前からご存知の方も多かったろう。最近は岡山のバスのネタが少ないせいか、はたまたネットがここまで発達したせいか・・・・・知りえた情報を逸早く伝えたいと言う気持ちは十分判りますよ、仲間内ならともかくネットで紹介(と言うよりは画像を晒す)するのはせめて登録後、基本は稼動し始めてから出すのがモラルでは無いだろうか・・・と思う今日この頃ですわ。特に中古車絡みは色々ありますからね。

バス事業自体の衰退が進む中、バスの愛好者同好者(前にも書いたと思いますが同業と言う言葉は使いませんよ、同業じゃないですから!)は増加していると言う状態は、誰もバスの写真なんか撮影していなかった頃から趣味として嗜んでいたオジさんからすれば喜ばしい事なんですけど・・・・最近チョットね。

誰かに言いたいと言う気持ちもわかるし、楽しく趣味をやって行きたいんで、ウルサイ事は言いたく無いんですけど、こう言う事も書かなくちゃいけんのんかなぁと、ちょっと思ったんで・・・。

あ、別に私は難しい人間じゃないので(と自分では思っている)、皆さま安心してください・・・。


帝産湖南交通のR280

2013-03-15 20:58:00 | バスネタ廃車体
今話題?の帝産湖南交通のR200系のオシャカ。

hitomimama1966さまによると型式はR280との事!

実は結構昔に捕獲しとりますので、その変遷を追ってみたいと思いますわ・・・。

まずは撮影日、平成14年1月27日。




ん?やっぱりというか、車体自体に変化はございませんねぇ・・・なるほど。

実はもっと前に撮影していたかと思っていたんですが9年前でした。しかも、既にデジタル化・・・キヤノンパワーショットA20って言う乾電池2本で撮影できる初期のデジカメでの撮影でした・・・・。


そしてお次は・・・・平成18年9月3日。



四季の移りの変化と共に、周りの田園風景も変わっております。

この時はドアが閉まっているじゃ、あ~りませんか!。ドアがあると言う事は一応倉庫としての役割を果たしていると言う事なんでしょうねぇ。この時は「湖南交通」の文字が読み取れました。カメラはキヤノンEOSキスデジ。

そして最新、平成25年3月10日撮影。

再びドア開き・・・。周りがキレイに片付けられていますわ。


ヘッドライトの造詣が何とも言えませんなぁ。


タイヤのゴムはこれ以上劣化しないんですかねぇ。


「湖南交通株式会社」とはっきり読み取れますわ。


アクスルの「FUSO」がこれまたクッキリと!


画像では判りにくいですが、テールランプの間に「TEISAN」の文字が読み取れますわ。

カメラはキヤノンEOSキスデジX6iに進化。

悠久の年月を経て今ここに鎮座する廃車体、北京オリンピックによるクズ鉄価格高騰の魔の手かを掻い潜り、酸性雨の攻撃にも耐え忍び、この現代まで生き存えたそのベテランの風格と存在感には尊敬の念を感じずに入られません・・・・。

春先の岡山路、ボンネットバスと戯れる・後編 

2013-03-12 22:16:00 | ボンネットバス
さて、昨日に引き続き、春先の岡山路ボンネットバスで戯れる後編をお送りいたします。

オバQとの感動の出会いをなしえた後、我らが福山自動車時計博物館のBH15は春先の吉備高原のワインディングロードをひた走り、大物廃車体が待ち構えるあの町へ・・・・

その前に、

足守交通 K-MS615SA 昭和58年式

縦揺れの激しいボンネットバスから撮影したので、こんな画像になっちまいました。何気に国内最古参の部類にはいる観光バスに違いないでしょう。色から判るように元京成電鉄ですわ。諸説ありますが、後部が固定サロン、1スパンだけT字窓から判断すると間違いないようですけど・・・。それにしても、この塗装の落ち方からすると既に稼動して無いように見えますが、プレートを切っていないのがせめてもの救いでしょう。

現存する貴重な富士重工R3、今度コレ借りてみますかねぇ・・・・。

我々を乗せたBH15は足守の街に突入!


ボンネットバスは狭い道が似合いますなぁ。



古い街並みもね。

そして目的地到着!

帝産湖南交通 R200 昭和30年代

なぜこんな所に帝産湖南?最初に見つけてからもう10年以上たちますけど、北京オリンピックの餌食にもならず変わらぬ場所でずっと鎮座しとります。

またもやお約束・・・

同じぐらいの年式なのに生きてるのと死んでるのではこうも差が出るモンなんですねぇ。

今回はイベント盛りだくさんで、


備中国分寺にて

最後に存続の危機に立たされている、井笠鉄道記念館に向かう事に。

その道中、

勝田交通 P-MS729S 平成元年式ぐらい

ぬぉぉぉ!いまだ未ゲットの勝田交通のクィ-ンK!!。まだチョロチョロ動いているようなんでもうそろそろキレイに撮りたいで。

井笠鉄道記念館に向かうには左折しなければならない所があったのですが、ハンドルを握る糸目ネェさんが直進してしまい、じゃどこか曲がれるところは無いかと走っていたらありました。道が・・・。



狭いながらもそんな所の方が萌えると言う事で強行突破!



車幅ギリギリの橋です・・・。



橋は渡った後が大変よ・・・と、福山のMさまがポツリ。



福山のMさまの予言的中!



何とか行けると、じわりじわりと進みます。



マジかい!もう厳しいんでねぇの?



ここでギブアップ!。広く見えますが左は壁があり、右の電信柱がなければ抜けれたんですけど・・・・。

結局来た道をフルバックで戻りました!・・・逆に狭い道をバックで戻る方が至難の業かと思いますが、糸目ネェさんは涼しい顔をして飄々とバックして行きました・・・。

結局、本来曲がるはずの道まで戻り、

井笠鉄道 MS513N 昭和52年式

またもやコラボ・・・・

末永く存続して欲しいですね。

そして、

無事、福山自動車時計博物館に帰還!!

ホント楽しくて、ハプニングもあり、あっという間に一日が過ぎました。

参加された皆さま、お疲れさまでした。

そして何時もステキなイベントに声を掛けていただきます福山自動車時計博物館並びに福山のMさまありがとうございました!!。いつも感謝感激でございます!。

また誘ってやってください!

春先の岡山路、ボンネットバスと戯れる

2013-03-11 21:01:00 | ボンネットバス
さて昨日の日曜日、岡山自動車道の高梁SAにて、高梁市が所有し備北バスが運行するボンネットバスを使用したオープンカフェのイベント「ボンカフェ」が行われると言う事で、福山時計自動車博物館のボンネットバスBH15をサプライズ参加させると言う情報をいただき、便乗して参加してまいりました。

・・・・・と言う事で、待ち合わせの福山自動車博物館へGO!



雨が降りそうですが屋根の無い黄色い車で迎えに来てもらい山陽道を疾走!!・・・う~ん、気持ちイイ!、天井の無い開放感、そしてトンネル内にこだまするイタリアンで官能的なエキゾーストノート・・・・・いい歳こいた大人だから成し得ることですわ。助手席ですけど(笑)

で、出発前に

相変わらずピカピカに手入れされとります。

いざ高梁SAに向けて出発!

その前にちょっと寄り道。

元神郷町 BA10 昭和43年式ぐらい?

隣にチラッと写っていますが、当然・・・

こうなります。

寄り道の後、まだ肌寒い吉備路を通り抜け、岡山総社ICより岡山道へ突入!!

うぬぬ、雨が降ってきた・・・・。

高梁SA到着。

日野新旧の取り合わせ!

そして本番・・・





ボンバスカフェでは「高梁紅茶」やクッキーを堪能でき、地元の物産や八塔寺ふるさと村の手打ちそば、おこわなどの販売がおこなわれました。土曜日の春の陽気から一転、日曜日は肌寒い小雨が降りちょっと残念でしたが、その寒さの中で味わう温かい高梁紅茶は格別でした!

会場を後にし、


備北バスが走る狭隘路線をボンネットバスで走行!

途中、名物いや名勝の!

備北バス 5RA110? 

半永久的に残るよなぁ?

ここも!

通称「トラック橋」・・・・・納得、ナイスアイデア!!

ごたいめん!!

備北バス RC300P 昭和43年式

そしてお約束!


昔はこんな風景が普通に見られたんでしょうねぇ。

これでもう結構お腹いっぱいって感じでしょう?

しかし、まだまだ・・・・



後半に続く!

合いの子

2013-03-08 22:18:00 | バスネタ昔の観光バス
さて、前回予告したとおり、広島バスにはオドロキのエグイ車両がいたんですよ!。

その前に、

広島バス 社番:1503 K-MS615S 昭和56年式

前回アップしたフルデッカーⅡに写りこんでいた余計な信号機を除去してみました。パソコンに内蔵されていた簡単なペイント機能でやったんで仕上がりは雑ですけど、こんなモン?。

さてさて、本題に移ります。

それはこのクルマですわ!

広島バス 社番:1517 P-MS715S 昭和59年式

何の変哲もないB35型フルデッカーⅡですよねぇ。前回御紹介した車両と比べると前ドアのガラスのRがなくなり直線的な新しいスタイルに進化したのは見てのとおりなんですけど、型式がP-MS715Sなんですよ!。ボディは前のB35型、シャーシはMS7系のエアロバスシリーズ!!。つまりは過渡期の合いの子なんですねぇ。これはボディーが呉羽製だから為し得た業のようですわ。MS7系のエアロバスが発売開始された後も暫くはMS6系も併売されていましたし。ただ、流石にいきなり独立懸架は奢られなかったようで車軸懸架のMS715Sとなっています。

それにしてもまたもやポールにジャマされとる・・・。

そこで、


実は同じ車両をもう一枚ゲットしとりました!・・・ただ、涎掛け付きの上に非常に小さく写っていた為に、拡大してトリミングしてみました。ダイエーの広島駅前店が懐かしいですねぇ。

それではリアスタイル

リアを良く見て見ると、側窓最後部についている飾りがMS7系エアロバスについているものと一緒なんですよ。更にリアガラスには傾斜がついており、MS6系の絶壁とは明らかに違います。つまりはリアは呉羽製のサンシャインデッカーになっているんですよねぇ。

この合いの子タイプは広島バスに社番1517と1518の2台がいたようです。

U-RA53TEといい、このP-MS715Sといい、広島バスは希少車のパラダイスだったんですねぇ!。