やんたけバス研究所 別館

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合いの子

2013-03-08 22:18:00 | バスネタ昔の観光バス
さて、前回予告したとおり、広島バスにはオドロキのエグイ車両がいたんですよ!。

その前に、

広島バス 社番:1503 K-MS615S 昭和56年式

前回アップしたフルデッカーⅡに写りこんでいた余計な信号機を除去してみました。パソコンに内蔵されていた簡単なペイント機能でやったんで仕上がりは雑ですけど、こんなモン?。

さてさて、本題に移ります。

それはこのクルマですわ!

広島バス 社番:1517 P-MS715S 昭和59年式

何の変哲もないB35型フルデッカーⅡですよねぇ。前回御紹介した車両と比べると前ドアのガラスのRがなくなり直線的な新しいスタイルに進化したのは見てのとおりなんですけど、型式がP-MS715Sなんですよ!。ボディは前のB35型、シャーシはMS7系のエアロバスシリーズ!!。つまりは過渡期の合いの子なんですねぇ。これはボディーが呉羽製だから為し得た業のようですわ。MS7系のエアロバスが発売開始された後も暫くはMS6系も併売されていましたし。ただ、流石にいきなり独立懸架は奢られなかったようで車軸懸架のMS715Sとなっています。

それにしてもまたもやポールにジャマされとる・・・。

そこで、


実は同じ車両をもう一枚ゲットしとりました!・・・ただ、涎掛け付きの上に非常に小さく写っていた為に、拡大してトリミングしてみました。ダイエーの広島駅前店が懐かしいですねぇ。

それではリアスタイル

リアを良く見て見ると、側窓最後部についている飾りがMS7系エアロバスについているものと一緒なんですよ。更にリアガラスには傾斜がついており、MS6系の絶壁とは明らかに違います。つまりはリアは呉羽製のサンシャインデッカーになっているんですよねぇ。

この合いの子タイプは広島バスに社番1517と1518の2台がいたようです。

U-RA53TEといい、このP-MS715Sといい、広島バスは希少車のパラダイスだったんですねぇ!。