サンデーモーニング12/27
格差実験の結果から分かったこと。それは勝者の優越感だった。不公平条件を、サイコロ数を2と1個と、事前に計画してつくったゲーム。
資本主義は格差をつくる。コスト低減を追求しグローバル化が進んだ現在、格差は大きくなり、優越感と劣等感さらに疎外感が生まれる。その疎外感は行き場を求めてイスラム国へと流れる若者も。
こんな資本主義社会は今テロに怯え、また報復の爆撃を繰返す。終わりの見えない「混沌」状態。これは12月27日放送の「サンデーモーニング」だ。
脱する方法が見えないが、いくつかの提言などが出されていた。
勝者は「あげる」ではなく「もどす」の視点で分配を。分配は安定につながる。
人と他の動物との違いは「相手の立場に立って考えられること」。考えよう。
人類の起源はひとつ。生まれることは大変に困難なこと。自分も他人も傷つけてはいけない。
メディアでは勝者の生活を多く流すのではなく、参考になる生き方をもっと多く。
日本は「世界の中ではまだ格差は小さい方。中間層が多く生活している社会を維持することを考えることが大切」。
私はこれらの提言に圧倒されるばかりだったが、なるほど尤もだと思えた。メモだが残しておきたい。