NHKwebよりコピー
H24年の笹子トンネル事故について判決があった。天井崩落事故で亡くなった28才の娘さんのご両親らが損害賠償を求めていた裁判。
判決は中日本高速道路などの過失を認めた。遺族の気持ちに沿ったものとなる。原因の究明と責任の所在そして再発防止が求められたが、判決は維持管理が不適切だったと責任の所在をも指摘した。(情報 NHKNEWSweb)
トンネルを走行中に天井などが落下して来ることを想像すると、そのイメージだけで身体が委縮しそうだ。それだけにこの判決にはひと安心できる。
さて再発防止については不安が残った。橋の架け替えも計画に入るほどとの説明だが、新幹線トンネル内の剥離物落下に似たことも起こるだろう。周期的な編み目を一つひとつチェックするに似た細かな観察が求められるのではなかろうか。
テレビで、存続となったが、鉄道廃止路線内鉄橋の長寿化に塗装が重要な役割を果たしている。との内容が放送されていた。
このような作業を大切だとしまたその丁寧さを評価する「人事システム」へ見直しされることを期待したい。