まねきネコのバリで子供と大騒ぎ

まねきネコのバリ島生活21年 子供の事や吉川晃司さんの事・・を気の向くままに。

感謝と祈り

2011年03月12日 | バリの日常
降ったり止んだり、結局洗濯物は生乾き。
室内の湿気は飽和状態なので、出来れば日本に少し、送りたいくらいです。

しかし、原発のそばの方は、どんな思い出過ごされているだろう。
窓も開けられず、外出時に肌も出せず、避難したりして過ごさなければいけないなんて、
普段の日常がいかに貴重か、思い知らされますね。

今日は、集会所の母の会。
ありがたいことに、近所は全て親戚なので、「毎月12日が集会だよ」
と、会うたび教えてくれます。
しかも、電話で「そろそろ行くよ!用意出来た?」とお誘いも頂き、
7人で、ゾロゾロ歩いて行きました。

予定が立て込んでいたので、(徒歩3分なのに)
バイクで一人で行くつもりだったけど、みんなの優しさに感謝して、
同行させてもらいました。

で、集まったら集まったで、皆「実家は大丈夫?連絡取れた?」
と、質問攻撃にあいましたが、それだけ一大事なんだと思うと、
恐ろしさが改めて込み上げてきて、上手く説明できたかどうか怪しいかも。

義姉は、共に電話やメールで「東京で津波。テレビ観なさい!」って。
なぜかこちらでは、東京に大津波が来たような説明になっています。

昔の仕事仲間のガイドさんも、久しぶりに電話してくれたりして、
安否を気使ってくれていました。

他人でも、連絡が取れたかどうかで、随分、安心度が違うんだから、
“家族に連絡が取れない”事がどれだけ不安な状態か、
想像を絶する事でしょう・・・。

何も出来ないけど、外国からでも、たくさんの人が祈ってるって事は
確かだと思います。
早く、みんなが安全な場所で、安らかな日々を過ごす事が出来ますように・・。
そんな感謝と祈りの複雑な日でした。