未来社会を夢見る山下ゆみのブログ

アラ還真っ只中の暮らしと関心ごとを綴っています。最近の日本、おかしなことが多すぎる!と行動に。

9月議会報告(3)

2014-10-01 07:11:58 | 泉佐野市議会
 私たち共産党議員団が問題があると指摘したことの3つ目は、駅前の防犯カメラの設置です。
 泉佐野警察署より、今年の7月に「防犯カメラ設置事業創設の要望について」というものが出されていたとのことです。それを受けて、今年度の補正予算として約2800万円が計上されました。
 この要望書の中では、「防犯カメラ設置が、犯罪の抑止検挙に絶大な効果を発揮すること」、「泉佐野警察署管内の犯罪率が府下ワースト10前後であり、被害者の多くが帰宅途中の駅利用者であるということ」、「泉州方面の市町村では設置台数が少ないこと」などが挙げられており、「泉佐野市が市の単独事業として設置運用すれば、画期的な事業である」と、財政的な補助なしで市の単費で実施するよう求めています。

 犯罪を防ぎ、万一起こった際には犯人を検挙することは、住民の安全なくらしに欠かせないことです。しかし、市内のすべての鉄道駅、8駅に、それぞれ3~8台、合計48台もの監視カメラが設置され、終日(24時間)作動・録画されるということは、同時に犯罪とは無関係のおびただしい市民の動向が監視されることになります。
 しかも、市の単独事業としてすべて市の単費で賄われるというのも、納得できません。

 犯罪の抑止効果の検証と同時に、通行人やカメラ設置個所直近の商店や住居のプライバシーへの配慮も重要ではないでしょうか。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする