未来社会を夢見る山下ゆみのブログ

アラ還真っ只中の暮らしと関心ごとを綴っています。最近の日本、おかしなことが多すぎる!と行動に。

決算審査特別委員会

2012-09-10 18:30:12 | 泉佐野市議会
 今日から3日間、平成23年度決算に関する決算委員会です。基本的に、同じ年度の予算委員であった者が決算委員となり、決算書ならびに決算概要(法的に作成することが義務付けられているそうです。)に基づいて行われる説明を受けます。そのうえで、当初予算額、補正予算額、決算額、不用額、執行率などの金額・数値を参考に、内容を詳しく確認する必要のあるものをピックアップして、質問します。答弁をもとに、意見・要望も述べることができます。と言っても、この時点で今年度の予算はできあがっているので、反映されるとしても来年度ということになります。だとしても、市民のみなさんからお聞きした意見などを参考に実現が充分でないものについて、要望を伝え続けることはとても大切です。

 決算というのは、万が一議会で認定されなくても実際にもう執行されたお金の動きですから、予算と違って効力に影響はありません。

 話は戻りますが、財政健全化団体の泉佐野市の決算がどうだったか。たいへん気になるところです。人件費カットをはじめとする歳出削減で、23年度は単年度収支で2億1900万円の黒字ですが、累積赤字がありますので実質収支は4億800万円の赤字です。昨年度の6億2600万円の赤字から2億円余り改善しました。
 報告・説明を聞いていると、職員さんたちの涙ぐましい努力の甲斐も感じられます。市民的には、「当然のこと。なぜ今までできなかったのか。」というご意見もあるでしょう。

 財政再建は成し遂げなければならない課題ですが、市民サービスをできるだけ削らずにどう実現していくのか。泉佐野に課せられた大きな命題に、議会の果たす役割もますます大きいと実感しています。
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