ツアー2日目は、8時の朝食からスタートです。
朝夕はもうかなり涼しくなっていて寒いくらいの芦川ですが、朝から降る雨で寒さが一層際立ちます。
朝食は芦川の農産物直売所「おごっそう家」のみなさんに作っていただきました。
参加者のみなさん、おふくろの味でまんぷくになり、満足されていたご様子です。
本来であれば、2日目は町内を散策する予定でしたが、雨のため予定変更。
(散策予定だった百番観音)
実は、この芦川ツアー今年が2回目なんです。1回目の昨年のツアーでは植樹をしました。
(昨年の植樹の様子)
参加者の中には2度目の方もいましたので、成長の様子を見に行きました。まだまだ小さいですが、しっかり成長していました。中には紅葉を始めているものもありました。
これからもっと大きく立派に育っていくことを願い、次に向かったのは兜造りの古民家「藤原亭」。
こちらは芦川のみなさんが修復している古民家ですが、まだまだ途中とのこと。
できれば完成後に見て欲しかったということでしたが、今回は予定変更ということで特別に見学させていただきました。
藤原亭ではいろりを囲んで話をしてみたり、兜造りの説明を聞いたりしました。
2階もあります。なんでも昔は養蚕に使われていたとのこと。
そしてバスまで集落を散策しながら移動し、バスに乗って「おてんぐさん」へ。
「おてんぐさん」ではほうとう作りを体験しました。
芦川のお母様方に教えていただきながら、みなさん初めてのほうとう作り体験です。
みなさん力いっぱい張り切ってこねています。
ほうとうはこねた生地を寝かせて発酵させた方がおいしくなるということで、発酵させている時間に、
甲府市のリカーショップながさわのソムリエ(JSA認定)、利き酒師、焼酎アドバイザーの資格を持つ店長の長澤宏さんを講師にお招きしてワインセミナーを行いました。
長澤さんが敏腕マネージャーの奥様と、楽しく丁寧にお話をしてくださったので、みなさん色を見たり、テイスティングしたりとワインの楽しみ方を楽しく学ぶことができました。
ワインセミナーが終わったところで生地をもう一度こねなおして、今度は大きく伸ばして、切っていきます。
そして、いよいよ煮込みます。
芦川で取れた野菜がたくさん入った鍋に、味見をしながら味噌をといていきます。このお味噌も当然、芦川で作られた手作り味噌です。
もちろんみんなで作ったほうとうが昼食です。みなさん自分たちで作ったほうとうをおいしく召し上がっていました。
食事のあとは農産物直売所「おごっそう家」にてお買い物。
お買い物を終えた一行は名残を惜しみながら2日間お世話になった芦川を後に、次の目的地のぶどう園がある八代町へと移動します。
ツアー最後のメニューは、八代町の土屋さんのぶどう畑でぶどう狩りです!
まず、畑に入る前に土屋さんがゴルビー、シャインマスカット、藤稔などいろんな種類のぶどうを試食用に用意してくださっていました。どのぶどうも甘くておいしかったです。
そしてお楽しみのぶどう狩り!
ぶどう狩りのぶどうは巨峰です。参加者のみなさんは、箱に入りきらないほどの大きさに驚きながら、良い色に熟したものを選んでそれぞれ狩りとっていました。
その後、急遽駐車場とトイレをお借りした江戸屋さんでお買い物をして、いよいよ新宿へ向けて出発です。帰りのバスでは流れる映画を他所にぐっすり寝ている参加者のみなさん。渋滞に巻き込まれながらもバスに乗ること3時間半、新宿に到着です。
帰路に就く参加者のみなさんの手には、持ちきれないほどのぶどうやおみやげ。そして、ティッシュ(笑)。
・・・形あるものだけではなく、いろんな思い出も残ったツアーだったのではないでしょうか。
今回のツアーのテーマは地域の人々との「ふれあい」「つながり」。
参加したみなさんには身をもってそれらを感じていただけたのではないでしょうか。
参加者のみなさんはもちろん、スタッフも驚くくらい、町のみなさんは大歓迎してくださいました。
芦川町は本当に人の温かさを感じられる素晴らしい町でした。
是非、皆様も一度芦川に足をお運び下さい。
町のみなさんのあたたかい笑顔とおいしい食べ物が待っていますよ。