まず最初に、今回のメンバー5人の活動辞退について触れておこう。
5人のメンバーについて、あれこれ言うつもりはありません。
彼女たちは、まだまだ将来がある身、進む道は違っても頑張って欲しいものです。
ただ、HKT48の運営側には注文があります。
危機管理の基本、「ハインリッヒの法則」によれば、1つの重大事故の背景には、29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在するというものがあります。
・5人一気に辞退という前に、もっと早い段階で危機の予兆をつかめなかったのか?
・予兆があったにしても、日常業務に追われて、後回しにしてなかったか?
・まだ中、高校生のメンバーを、親御さんから預かっている責任を軽く考えていなかったか?
いちファンである私にでも、メンバーの噂話は入ってきます。
全てを検証しろとまでは言いませんが、近くにいる運営サイドの人間がまともに注意を払えば異変には気付くはずです。
法則に当てはめていくと、起きるべきして起きたとしか思えません。
今回のことを組織として問題点を洗い出し、打つべき手を打って、2度と再発することが無いようにして欲しいものです。
さて公演ですが、入場抽選は18順目くらい、下手側 F列2番に座りました。
Overtureから開幕すると、一期生全員で16人になったことを実感させられる。
しかし、そこから発せられる気迫は素晴らしかった。
誰が目立っているということではなく、16人の一人一人が責任感を持ってパフォーマンス。
それがステージから客席に伝わって、今度はMIXやコールで客席が応える。
昨日よりダンスが揃って美しい公演はあったと思うけど、これほど気持ちが伝わる公演は初めてでした。
最近は新規のお客様が多くて、以前より静かになった気がしてたけど、劇場全体の一体感がある公演でした。
個人的MVPは、キャプテンの穴井 千尋 嬢。
今度のことでキャプテンとして腹をくくったというか、覚悟が出来た清清しい表情。
安定の美しいダンス、腰の位置が高い立ち姿、素晴らしかったです。
あと目に付いたのが、村重 杏奈 嬢。
マジすか3の撮影から博多にとんぼ返りしてるはずだが、疲れも見せず出演。
普段と違って抑え気味のダンスだったが、逆に目を引きました。
最年少の田中 菜津美 嬢。
今までのちょっと縮こまったダンスを、大きく踊ろうとする気持ちが出ていた。
月曜日の14人公演と言う試練が、彼女の意識を変えたのかな。
元々長い手足という武器があるんですから、これを意識し続けたら素晴らしい未来が待ってると思います。
最後に、研究生の3人はすごく良かったです。
彼女たちがいてやっと16人、東京ドームコンサートが終わったら、ユニットにも出してあげていいんじゃないかなあ。
ポジションさえ固定されれば、もっと安定したパフォーマンスが出来そう。
再出発したHKT48、メンバーはすごく頑張ってました。
お客さんも顔なじみが多かったような感じで、コールも最近では一番多かった。
これなら、大丈夫だと感じました。
いつものようにビールを飲みながら観戦記を書いたので、朝になり大幅に加筆しております。
なお、このレポはyamajuu親父の個人的感想です。
過剰は反応はご容赦ください。
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