昨日報告したように、辺野古の新基地建設工事の動きは、「工事関連業務従事者」に新型コロナウイルス感染者がでたことで、中断した。私は豊原の高台から確認した(別稿)。
17日、玉城デニー知事が管義偉官房長官に工事の中止を申し入れた。知事からの報告によれば、官房長官は「現状を確認する」と答えたそうだ。彼らが言う「現状を確認する」とは、具体的に何をさしているのかわからない。河野太郎防衛大臣は17日の記者会見で、受注者から工事中止の意向が示されていないとし、工事を進める考えを示したそうだ。
国土交通省は、緊急事態宣言下での公共工事は対応を受注者と発注者(防衛省)で協議するように求めているのだ。河野防衛大臣がやるといっても、受注者との協議を如何様にやったのか、やるつもりなのか、これを明確にさせることは最低限の務めだろう。
そして私たちは、この問題ばかりか、工事が大浦湾側に入る前に、大幅な工事内容の変更が行われるのだから、工事を中断させ、アセスの再実施を強く求めたい。大浦湾の海底深くまで掘り下げ、軟弱地盤を打ち固めることによる環境への影響が微かなはずがない。闘いはここからだ!!!