どんなことでも方針を立てることなしに何もできないのだ。先日は久々にファイリングブックの整理をやった。問題別に分類分けしているのだが、背表紙の記載が不備で徹底していなかった。これを正して、パソコンで印字して見やすい背表紙を作成。これでひと目でどこにしまえば良いかが分かる。ファイルから漏れていた資料を引っ張り出して、時間の順に入れ直した。予定の倍の時間が掛ったが､無事終了。
しかし何をどう整理すればいいのかわからない資料は、放置されてしまい、ゴミの如しだ。先の資料の中に1990年代に私が書いていた文が出てきた。参考にしたい、引用したいと思っていたので、発見して宝の山を見いだした気持ちになった。
こんな他愛のない話から、大問題まで､方針を立てることが先決だ。簡単に立てられないものや、色々と資材が必要な物は、方針を立てながら揃えれば､立てれば良い。資材、機械や道具がなければできないものは、それらを必要量揃えておかなければならない。沖縄のように近くに売っているお店がないと、この調達が大変なのだ。やはり現物をみなければ、何が最適か、判断は難しい。ネットで買うにしても、一度は現物を見て選び、買いたいものだ。
この数ヶ月難儀していたことが、漸く前に出る態勢をつくることができる目処が立ってきた。未だ目処に過ぎないが、可能性がみえてくれば、少しでも気が晴れる。濃霧の中をリング・ワンデリングしているようなのは、最低だ。自分が遣っている努力と時間と能力が、頭の中で【無駄】だと思ってしまえば、思考回路がブツブツにきれてしまう。
因に、本物のリング・ワンデリングは容易く遭難死に至る。焦らず落ち着いて晴れ間を待つしかない。最悪の場合はジタバタせずに動かずに待つ。そう、リング・ワンデリングしてしまうと、自分の位置が皆目分からなくなる。動いている方向も。こうなったら、最悪だ。こう成る前に役立つのが、地形図と磁石だ。私は今どこに居るのかが分かるだろう。使い慣れていればだが。
社会運動、政治運動でもこういうお便利な小道具があればいいが、なかなかないのが実態だ。因にネットの知見は殆ど役に立たない。バラバラだし、真偽すら不分明だから。ネットだけで考察することはやめるべきだ。
