かんにんブクロ

絵本とイラスト付きで書いているブクロ…いやブログです(笑)

脳梗塞の後遺症…

2014年09月10日 | 病気
久しぶりに夢を見た
(2011年)

2011年9月17日(入院7日目)
朝から隣の男性が私によく話しかけてくるので、私も自然とカ-テンを開けたままになってしまった。
私より長く入院しているので、いろんな事を教えてくれた。
「今日はお風呂に入れる日だよ」
「私も入れるのかなあ…」(私の話しは、全てろれつが回っていない喋りです)
「入れると思うよ。それにしても髪が伸びてボサボサだねえ」
「いいんです。退院したら床屋に行くから」(ろれつが回っていない)

二人でそんな会話をしていたら、看護婦が部屋に入って来て、部屋の患者全員に聞こえる声で言った。
「今日は入浴の日です。お風呂場の前に順番に並んで下さ~い」
私は部屋を出ようとした看護婦に聞いた。
「点滴をしてるけど、入れますか?」
「yamacさんは、最後の方になりますから、その頃には点滴が終わっていると思うので入れます。時間になったら声をかけます」

お風呂場の方に視察に行ってみると、並んでいる5~6人は、車椅子の患者ばかりだった。その後、ベッドでしばらく休んでいた。

点滴の管がはずされ、数分待っていると看護婦の声がした。
「yamacさん、お風呂に入れますよ」
午後2時頃やっと私の番になった。私が一番最後だったようだ。
入浴といってもバスタブには入れず、身体や頭を洗うと介護士が湯を流してくれた。バスタブには入れなかったが、さっぱりして気持ちよかった。

入院生活にも慣れてきたのか、入浴して気分もリラックスしたからだろうか、パソコンでイラストを描いてる(作っている)夢を見た。



脳梗塞の後遺症

脳梗塞は、命は助かっても障害や後遺症が残るといいますが、実際の統計を見ると、実際そのとおりだと言わざるを得ないぐらい何らかの障害が残る可能性の高い病です。

私も左手の薬指と小指が3年たった今でもあまり動きがよくありません。又、言葉を発する時、すぐ出ない時があります。

脳出血を含めた脳卒中全体では発症した人の約6割が、症状の軽重は有れ、何らかの後遺症を持つとされており、多くの人が後遺症に悩んでいる現実があります。

詳しくはこちら

脳梗塞ココが知りたい!


脳梗塞の後遺症について





つづく



田舎で不幸があり帰省中です。





ね・て・き・た・ま










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脳梗塞にならないために…

2014年09月09日 | 病気
病院の洗面所で
(2011年)

9月11日(2011年) 充分に睡眠をとった朝、ズボンをはこうとしたら、フラフラして上手くはけなかった。部屋の中を少し歩くにもフラフラした。その後、私は救急車で病院に運ばれた。


2011年9月16日(入院6日目)
今まで右手だけで顔を洗っていたが、左手も使って洗ってみた。あくまで左手は添える程度きりできないが洗い始めた。「うっ!あぶねー」おもわず左指が目に入るところだった。あぶない、あぶない。

左指を伸ばして洗い始めても、目のあたりにくると自然に指が曲がってしまった。鼻の穴に指が入ったりもした。入院中は、こんな事が何度かあった。

うまくしゃべれない事と、食べた物が口の左端からポロポロ落ちるのも辛かったが、一番辛いのは、左腕が重くて自由に動かないのと、左指がうまく動かない事だった。

朝の点滴が始まるのは、午前4時~5時頃なので、顔を洗う時間にはすでに右腕に点滴の管が付いていた。
だから点滴の管がじゃまで、歯を磨いたり、顔を洗うのが大変だった。
点滴の管が外されている間に顔を洗ったのは、数日だけだった。



脳梗塞にならないために

病気の予防には、毎日の生活習慣が何よりも大切です。病気になってからでは遅いですよ。
脳梗塞のような、血管を詰まらせる病気にならないためにも、ドロドロした血液を、サラサラした血液にしておく事が大事です。


起きたらすぐに水を飲む!
これは絶対に徹底してほしい生活習慣です。脳梗塞や脳卒中など、血管が詰まって起こる病気が朝方に多いのは、夜寝ている間に汗や呼吸で水分が失われて、朝になると体が軽い脱水症状を起こし、血液がドロドロしてしまうため。朝、行動を起こす前に必ず1杯の水で体を潤し、準備を整えてください。同じ理由で、眠る前にも水分補給を欠かさずに。


できるだけ動く!動いたら飲む!
体脂肪燃焼、肥満予防など、健康のために運動が大切なのは今や常識。まとまった時間がとれなくても、日ごろからエレベーターは使わず階段を上がる、少し遠くの店まで買い物に行くといった心がけで、運動量を増やせます。運動したら、脱水症状による血液濃縮を防ぐため、こまめな水分補給も忘れずにしましょう。特に、暑い日は要注意。気温30℃の時の1日の発汗量は3.5リットルともいわれ、大量の水分が知らず知らずのうちに失われていきます。のどが渇いてからでは遅すぎます。


リラックス時間をたっぷりとる
 心身の疲労は、さまざまな生活習慣病を招く引き金となります。脳梗塞も例外ではありません。ストレスは血液をドロドロにさせることが科学的にも証明されています。「その日の疲れはその日のうちに取る」を心がけ、「これがあるから大丈夫」と思えるリラックス法を見つけておきましょう。
 誰にでもおすすめなのは、やっぱり入浴です。毎日の習慣なので何より手軽ですし、心と体の両方を満足させることができます。
 とはいえいきなり、さら湯の熱い湯に浸かっては逆効果です。急激な温度差は血圧の変動を起こし、心臓への負担が増してしまいます。
 リラックスのためには、ぬるめのお湯に保温効果の高い入浴剤を入れること。さらに気泡浴装置があれば体が優しくマッサージされ、緊張した筋肉のコリもやんわりほぐれて疲れを癒せます。

出典:not55.com



つづく






ね・て・き・た・ま










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脳梗塞の危険信号…

2014年09月08日 | 病気
119番か専門的病院へ!

2011年9月10日(救急車で運ばれた日の前日)の夕方、入浴後、何故かいつもよりだるいので、30分位横になって休んだ。何だろう?何か変だな、と思ったが、夏の疲れが出たのだろうと軽く思うだけで、あまり気にも留めなかった。
そのうち、酒を飲んでもいないのに、少しろれつが回らなくなった。

夜、タバコを吸いながらPCに向かって作業してた時、灰皿にタバコの灰を落とす為、ポンポンと左手の人差し指でタバコを軽くたたいたが、うまくたたけない。(普段は右手でタバコを吸うのだが、右手はマウスを持っているので、左手でタバコを吸っていた)

何度かやったが、普段やっている様にポンポンといかない。ぎこちないのだ。変だな、自分の指なのに思う様に動いてくれない。私は睡眠不足だろうと思い、いつもより早く寝た。

●左手の人差し指がうまく動かない
●うまくしゃべれない

これが脳梗塞の危険信号だったのだ。下の「脳梗塞の危険信号」をもっと早く知っていたらと思うと悔やんでならない。


脳梗塞の危険信号

《めまい》  
目がまわるような感じを覚える。
《視覚・視野の障害》 
●片方の目が突然見えなくなる。
●視界が狭くなる。
●物が二重に見える。
《言語障害》
●「岐阜」が「ひふ」になるなど、ろれつがまわらずきちんと発音できない。
●話をしようとしても言葉が出てこない。相手の話を理解できない。
《ふらつき》
立ち上がろうとするときに、ふらふらする。
《一過性健忘》
●今聞いたばかりの話の内容を思い出せない。
●直前に自分が行動したことを忘れてしまう。
《えん下障害》
飲食物をうまく飲み込めない。むせる。
《運動麻痺》
左右どちらかの手足が動かしにくくなったり、
力が入りにくくなる。片方の指が突然動かなくなる。
《感覚障害》
左右どちらかの手足、または顔の片側がしびれたり、
感覚が鈍くなる。

こんな症状を感じたら、脳梗塞の危険信号です。
すぐ119番するか専門的病院へ行って下さい!




つづく






ね・て・き・た・ま










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隠れ脳梗塞とは…

2014年09月07日 | 病気
悲しいのにバンザイ
(2011年)

看護婦さんが血圧や体温を測りにやって来て言った。
「yamacさん、バンザイをして下さい。目をつぶって、バンザイをしたまま10数えて下さい」(この“バンザイ”は巡回に来るたびにやった)

ベッドに仰向けに寝たまま、手だけを上げて“バンザイ”をした。自分ではちゃんと“バンザイ”をしているつもりでも、目を開けると左手の指が曲がっていて、右手より下がっていた。

看護婦さんが「左手でグー・チョキ・パーをする様にして下さい」と言ったが、5本指を伸ばす事さえ出来なかった。右手の指で、左指をむりやり伸ばし「まっすぐ伸びろ!」と強く念じても、まっすぐに伸びず、自然にダラ~ンと曲がってしまった。自分の指なのに自由に動かない、左腕と左指に力が入らない、これは辛かった。そして、左足にも力が入らず、ベッドから降りる時と、車椅子に乗る時や降りる時に足がふらついた。左半身が完全にやられてしまった。


「隠れ脳梗塞」とは
極めて微小な脳梗塞のことで、MRI(磁気共鳴画像)で診断すると、
40代の3人に1人、50代の2人に1人、60代では8割以上の人が「隠れ脳梗塞」である。
初期の段階で、数ミリ程度の小さな梗塞が数個出現し段階を経るごとに、脳のあちこちに広がっていきます。自覚症状はなくても放っておくと本格的な脳梗塞へと発展する、このような状態を「隠れ脳梗塞」と呼んでいます。危険なのは、自覚症状があっても、普通は短時間で回復してしまい、重大な問題だと考えられていないことです。そのため放置されることが多く、重い脳梗塞に移行することが多いのです。


つづく





ね・て・き・た・ま










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脳梗塞は恐ろしい…

2014年09月06日 | 病気
車椅子でトイレに行く
(2011年)

約1年半もの間、血圧を計らなかったのも失敗だったが、それ以上の大失敗は、血圧を下げる薬をかってに辞めてしまった事だ。それと、脳梗塞についてもっと詳しく知っておくべきだった。

後悔先に立たずで、気づいた時は既に遅く、脳梗塞で左半身が不自由になってしまった自分がいた。

入院中は、一日中点滴をされたままベッドに寝ていた。左半身が思うように動かないから、ベッドから降りるにも看護婦の手伝いが必要だった。
トイレには、看護婦に車椅子を押してもらって行き、小便でも便座にすわってする様に言われた。左手が全然動かないから、右手だけが頼りだった。

脳梗塞は、日本人の死因ベスト3に入っていて年々増加している。
また、「隠れ脳梗塞」というのもある。「隠れ脳梗塞」が増えだすと、
約3割の人が脳梗塞の発作を起こす。
恐ろしい点は、自覚症状がないことだ。早期発見と、日ごろから隠れ脳梗塞にならない生活習慣を身につけることが大切です。


つづく




ね・て・き・た・ま










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脳梗塞とは…

2014年09月05日 | 病気
イラストは左半身が不自由だった頃の私
(2011年)

私が脳梗塞で倒れたのは、2011年9月11日。もうすぐ3年になる。
そこで脳梗塞について、少しでも役に立つ記事を書こうと思った。

先日、テレビのある番組で医師が言っていた。
「血圧が180以上だったら、すぐ専門的病院へ行って下さい」と
私が病院へ運ばれた時、血圧は220だった。(約1年半、血圧を計っていなかった。これが大失敗だった)

脳梗塞になるのは、寒い冬だけでなく一年中です。季節に関係なく発症します。私が脳梗塞になったのは、まだあまり寒くない9月です。

まず、自分の血圧がいくつなのか、常に知っておく事が大切です。でないと、私の様になりますよ。







1年後の2012年9月、MRI検査を受けた。結果は異常なしだった。
(何故か入院した日と全く同じ9月11日だった)


つづく




ね・て・き・た・ま










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