年金者組合 しまもと

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75歳以上医療費窓口 負担2割へ引き上げやめよ

2021年01月31日 | 活動

 菅政権は、コロナ禍で高齢者の生活が不安にさらされているにもかかわらず、75歳以上の医療費窓口負担を現行1割から2割に2倍化しようと狙っています。年収200万円以上としても、370万人が対象になります。私たち年金者組合は断固反対です。

この問題について、1月28日の参院予算委員会で小池晃議員が「長寿を祝うどころか、長生きへの罰則ではないか」と厳しく菅首相を追及しました。質疑で明らかになったことは以下の内容です。

2割負担化による高齢者の窓口負担年1880億円

公費(国庫負担)年980億円

現役世代の負担減年700円事業主負担分を除けば年350円、月30円弱

小池氏=「今回のやり方は国の負担、公助が一番減る。これが総理が言う『自助』か」

菅首相=「若者と高齢者の支え合い」「若い世代の負担上昇を少しでも減らしていく」

小池氏=「医療費窓口負担は2倍になり、国が一番負担を減らす。これが今回の構図だ」「2013年の社会保障制度改革国民会議の報告書では世代間の税源の取り合いをするのではなく、それぞれ必要な財源を確保すべきだと明記している」「いまやっていることはまったく違う。2割負担への引き上げはやめるべきだ」

※小池晃議員の質疑の模様は下の動画でご覧ください。


年金引き下げに抗議・・・年金者組合

2021年01月26日 | 活動

菅政権は、2021年度の年金引き下げ(1%)を決定しました。

年金者組合本部は、委員長名で抗議の声明を発表しました。

以下、紹介します。


 

2021 年 1 月 22 日

全日本年金者組合 委員長 金子民夫

声 明

  コロナ禍のもと高齢者の生活実態を無視した厚労省の年金額引き下げ決定に抗議する

 本日、厚生労働省は、2021 年度の年金支給額を、名目手取り賃金変動率がマイナスで、物価変動率を下回っているとして、今年度から実施される「新年金改定ルール」により 0.1%引き下げると発表した。
コロナ禍による感染拡大と医療崩壊の危機という厳しい現実の中で苦難を強いられている多くの高齢者の生活実態を歯牙にもかけない菅政権の決定に、全日本年金者組合は断固抗議するものである。
総務省が公表した 2020 年平均の「全国消費者物価指数」(生鮮食品を含む総合指数)は対前年比 0.0%、賃金変動率マイナス 0.1%であった。この場合、従来は据え置きとされていたものである。2016 年 12 月に強行可決された「年金制度改革関連法」(いわゆる「年金カット法」)で、「賃金変動率が物価変動率を下回る場合」、「賃金変動率に合わせて改定する」とした年金額改定の改悪ルールを今年4月から実施することになっているために、賃金変動率に合わせて減額したものである。
加えて、賃金・物価による改定率がマイナスであるためマクロ経済スライドによる「調整」という名の年金引下げは実施せず、翌年度以降に繰り越すことになった。これも「年金カット法」で導入され、すでに実施されている「未調整」分のキャリーオーバーで、実施可能な時は何年分でも繰り越し・合算して減額する際限ない年金引下げのレールが敷かれている。絶対に容認することができない。
コロナ禍のもと、高齢者に厳しい生活を強いることは許されることではない。年金引き下げの決定を撤回するとともに、高齢者が安心して暮らせる年金制度の構築を強く求めるものである。
全日本年金者組合


日本学術会議の任命拒否・・・当事者の講演

2021年01月23日 | 活動

1月17日に開催された第10回市民連合高槻・島本主催の連続講座で講演されたのは、菅内閣によって学術会員への任命を拒否をされた一人の立命館大学法科大学院教授の松宮孝明さんで、演題は「日本学術会議の任命拒否の意味するもの」でした。
 当事者による生々しい話を聞いているうちに、これは令和の「レッドパージ」ではという思いがしてきて、心の底から怒りがこみ上げてきました。菅政権の「強権政治許すな」の行動の必要性をいっそう感じました。


写真と切り絵展 始まっています

2021年01月08日 | お知らせ

年金者組合高槻支部の「年金写クラブ」主催で「写真と切り絵展」が開催されています。

同展には、高槻・島本両支部の組合員が参加するクラブの仲間たちの作品が展示されています。

高槻にお出かけの際には、ぜひ、お立ち寄りください。

場所:JR高槻駅南側「えきちかギャラリー」(地階松坂屋北入口前通路)

期間:1月5日(火)~18日(月)

時間:いつでも自由に観賞できます。