<以下の記事は、2001年12月29日に書いたものです。以後、この考えは全く変わっていません。>
国旗と国歌について考えたい。 まず「日の丸」だが、これほど美しくて、純化され崇高な国旗は他にないと思う。一目瞭然、「日出づる国」日本を象徴するのにふさわしい国旗である。 我々国民は誇りを持って、「日の丸」を国旗として仰ぐだろう。しかし、「君が代」についてはどうであろうか。 この「国歌」は明らかに天 . . . 本文を読む
<以下の文を一部修正して復刻します。>
第2次世界大戦で日本兵が最も多く“犠牲”になったのは、中国本土とばかりに私は思い込んでいた。ところが、それは間違いである。フィリピンだった。それを知ったのは数年前だったが、今回、レイテ島が台風の大被害に遭って思い出したのだ。ちなみに、レイテ島は日米両軍が死闘を繰り広げた所だが、先の大戦で日本兵は約50万人以上がフィリピンで亡くなった . . . 本文を読む
<以下の記事を復刻します。>
在日米軍の普天間航空基地
以前、沖縄の「普天間基地をテニアンに移せ!」という記事を書いたが、米国家安全保障会議(NSC)が同じことを検討していたという公文書が明らかになり、ますますその思いを強くした。以下に「琉球新報」の記事を引用するとともに、小生の拙記事も併せて掲載しておきたい。 普天間基地の移設先はテニアンが最適なのだ!http://ryukyushimp . . . 本文を読む
☆ 2012年12月7日に書いた以下の記事を復刻します。
日米安保条約(いわゆる「60年安保条約」)が締結されて今年で52年になるが、その間に、安保条約の“位置づけ”が大きく変化したようである。 実は、あいば達也氏のブログを読んで気がついたのだが、もともとの日米安保は、ソ連などの共産主義国家に対抗して、極東の平和と安全、とりわけ日本の平和と安全を守るために締結されたもので . . . 本文を読む
<以下の記事は2012年7月に書いたものですが、もう一度 復刻します。>
過日、東京新聞に「政治家の懐」と題する特集記事が連載されていたが、それを読むと、国会議員こそ税金に群がる“シロアリ”ではという思いを強くした。すでにご存知の人も多いと思うが、彼らの年収は大ざっぱに言って7千万円にも達する。細かい話は省略するが、議員歳費・期末手当の約2106万円の他に、文書通信交通滞 . . . 本文を読む
<2005年4月17日に書いた以下の記事を、一部修正して復刻します>
1) まったく呆れた事が起きるものだ。 過日(4月9日)、北京の日本大使館に反日デモ隊が押し寄せ、投石を繰り返して窓ガラスなどが破損した事件で、中国当局は謝罪もしなければ、補償をしようという態度も示さない。 そればかりか、今回の暴力デモ事件の責任は中国側にはなく、日本側にあるというのだ。こんな理不尽な態度が、国際的に認められる . . . 本文を読む
<2021年11月に書いた以下の記事を復刻します>
<まえがき>
先の衆院選(10月31日に投開票)を私はボイコットしたが、それにはもちろん理由がある。くわしくは以下の記事を読んでもらいたいが、具体的な事例を1つだけ挙げておきたい。私がいる選挙区は埼玉8区だが今回、立候補したのはたった2人だった。自民党のSさんと無所属のOさんである。 普通、県議選や市議選などでは、各党各会派から多くの立候補者 . . . 本文を読む
<2011年11月に書いた以下の記事を復刻します。>
学生時代に「パーキンソンの法則」というのを教わったことがあるが、最近、官僚制度について考えているうちにこれを思い出し、実に的確だと思うようになった。この法則(主張)は、イギリスの経済学者シリル・パーキンソンが1957年に発表したものだが、要約して言うと「役人は常に部下の増加を望むが、競争相手を持つことは望まない」 「役人は相互の利益のために仕 . . . 本文を読む
参議院本会議場
憲法第67条には「内閣総理大臣は、国会議員の中から国会の議決で、これを指名する」とある。つまり、総理大臣(以下、首相と呼ぶ)は“衆参両院の国会議員”の中から選ばれるのだ。ところが、戦後80年も経っているのに、すべての首相は衆議院議員から選ばれている。憲法には、参議院議員は首相になってはいけないという条文はない。それなのに、これはどういうことか? 私にも . . . 本文を読む
〈2012年に書いた以下の記事を一部修正して復刻します。〉
戦前、日本には衆議院と貴族院があったが、敗戦後、GHQ(連合軍総司令部)が日本国憲法の草案を作った時には、新しい日本は一院制が好ましいという方針が打ち出された。マッカーサー元帥もそういう意向だったという。 これは「史録 日本国憲法」(児島襄著 文春文庫)に出ている話だ。ところが、GHQが日本側と折衝すると、日本側は二院制が良いと主張した . . . 本文を読む
<以下の記事を復刻します。>
古い話を思い出したが、中国初の原爆実験が東京オリンピックの真っ最中だったことを覚えているだろうか。1964年(昭和39年)の10月10日、東京オリンピックは華やかに開幕した。今でもよく覚えている。ところが、この東京五輪はいろいろな出来事が起きたことでも有名だ。特にソ連のフルシチョフ首相が解任された政変は有名だが、中国が初の原爆実験に成功したことも大きなニュースになっ . . . 本文を読む
4)参議院を廃止、一院制にせよ
今の日本では、参議院は全く無駄なものであり、ただちに廃止した方が良い。要するに、国政に混乱をもたらすか、衆議院のカーボンコピーになるかのどちらかである。一院制が良いのか二院制が良いのかは、それぞれの国によって違うところだが、連邦制の国とか貴族制度が残っている国はほぼ二院制である。しかし、単一国家の場合は圧倒的に一院制が多く、ここ数十年の間に二院制を廃止して一院制に . . . 本文を読む
〈以下の記事を復刻します〉
<はじめに>この記事は14年ほど前に書いたものですが、今でも考えはほとんど変わっていません。21世紀の「日本のあり方」を追求してきたもので、自分の考えを率直に述べたつもりです。(2022年9月6日)
1)総論・憲法改正の必要性
憲法改正は必然的に高まっている。憲法はわれわれ国民のものであり、われわれ自身が決めなければならない。現行憲法はもう60年以上も . . . 本文を読む
<以下の文は2014年7月に書いたものですが、一部修正して復刻します。>
ヨシフ・スターリン
旧ソ連の独裁者・スターリンはいろいろ批判されてきたが、一昨年(2012年)、サハリン・樺太を旅行するうちに、サハリンや千島列島の「ロシア領有」は彼のお陰ではないかと強く思うようになった。いや、事実、ヤルタ秘密協定などで、スターリンとその一派が戦後の極東アジアの領有権体制を確立したのだ。そういう意味 . . . 本文を読む
<以下の記事は2013年12月に書いたものですが、そのまま復刻します。>
田中角栄元首相
福田赳夫元首相
田中角栄元首相が亡くなって今月でちょうど20年だそうだが、ふと、昔のことを思い出した。もう40年以上も前だが、当時、私は某テレビ局の政治記者をしていた。そして、福田赳夫氏(元首相)がリーダーである清和会(自民党福田派)を担当していたが、ある晩、福田邸へ取材に行った。た . . . 本文を読む