いちご 初七日






2023年6月6日  19時47分





最愛の娘 いちごが

16歳1ヶ月と3日の猫生に終止符を打ちました。





慢性腎不全・肥大型心筋症・それに伴う貧血と高血圧。

2年に及ぶ闘病でしたが

その最期は



腎臓病特有の尿毒症症状もなく

心筋症からの貧血ながら最後まで自力で立ち、おトイレに。




残量の少ない電池を誤魔化し誤魔化し上手に使い

その時を延ばしてきたけれど

ついにコトンと使い果たしたかのような穏やかな最期でした。

全力で生き抜いてくれたんですよね。




これまでサポート重視でしたので

手が回らず最後の通院記録を掲載出来ずにおりましたので

ここに記しておきたいと思います。






【 5月27日 】



体重 : 2.92kg

体温 : 37.5℃



《 血液検査 》






貧血は止まらず ヘマト19.7%

腎臓の値、CREAは9.2 / BUN106

末期の状態でした。





その翌日の28日、自宅での血圧測定では


上120/下71

上130/下71

上137/下68



3度の確認で血圧が下がっていることが判り

院長先生に相談の上、血圧を下げるお薬の減薬指示を受ける。

1日2回 1/4錠 → 1日1回 1/4錠に変更





6月6日 口内炎を見つけ、お薬を貰いに行きました





医療記録としてはここまでとなります。








このような状態でも

いちごは自力での食事を頑張り




[ 6月3日の朝食 ]


三つ星ジュレ20歳:11g

ちゅーる総合栄養ささみ:3g

ちゅーる総合栄養まぐろ:2g

三つ星ポタージュ:2g

計18g




[ 6月4日の朝食 ]


銀のスプーンとろみ:7g

三つ星ジュレ20歳:11g

三つ星ポタージュ:10g

計28g



[ 6月5日の朝食 ]


三つ星ジュレ:6g

三つ星ポタージュ:1g

計7g





沢山褒めて沢山お話ししながら ごはんを勧め

いちごがプイとしたら違う物を。

全て香り立つよう温め、残った物は夜のサプリタイムに皆で消費。

いちごには常に開封したてのフレッシュを提供していました (参考まで)






栄養の不足分は別途補完して対応していましたが

亡くなる前日まで 母の言いつけ

『 食べることは生きること 』

を守り、しかも自力摂取を続けるという気高い子でした。




随分、残ってしまったけれど

このストックで代わる代わる提供できました。




終盤に上記のようなスープ類しか口にしなくなった際




はなさくさんが

” 某ブロガーさんの猫さんが偏食の中 これだけは食べてくれた ”

という ごはんのサンプルを

手配して送ってくださいました。



スープの中にフリカケを浮かべ

いちごにも食べて貰うことができ

カロリー増に ひとやく買っていただきました。

お礼が遅くなってしまいましたが

温かいお気持ち、本当に嬉しかったです。

心より感謝申し上げます。









食べた後には清潔を保つため




お顔拭き。

この時間が好きなようで、手に顎を乗せて

気持ちよさげにしていました。






いちごは我が家で唯一、ペットショップから来た子。

そのため、保護っ子達を受け入れる時には


『 今は可哀想な子達を優先させてあげてね 』 と。


いちご自身には関係ない事なのに何度も何度も。

申し訳ない気持ちと共に 段々と幼い子達に

優しく対応してくれるようになっていった いちごに

本当に感謝しています。







ブリーダー崩壊の子達も然り。

その恩返しなのか

いつもはこんな事はしないのですが




6日の日中、愛が寄り添ってくれていました。

(尻尾を踏んでいるのは見なかったことにして




いちごもそのままに受け入れていました。





今日はマズイな・・・

そんな中でのひとコマに

家族の絆を感じました。














いちごは みるくの事が大好き


みるくといちごの子なら

何頭生まれても全員我が子に!

そう思っていましたが




生まれたのは1頭のみ。

それゆえにお腹の中で子はスクスクと育ち

いちごは難産となりましたが

大きな大きな忘れ形見(分身)を残してくれました。

(そらのこと、大切にするからね)




ちゅ~るも好きだけれど




柑橘を含め (舐める程度ですが) フルーツが大好き。




お水は水道直飲みか、上品にお手々を使う




以前の家では、キッチン後ろのベッドが陣地で




今の家では、アクティヴに遊びつつ

幸のケージの上が寛ぐ場所でした。




まだまだ頭の中の整理もつかず

取り留めのない内容になってしまいますが

色んな事が思い出される16年です。







訃報のご連絡を差し上げた後には

(コメントありがとうございました)




チャンプママさんより立派な

優しい色合いの暖かみのあるお花を頂戴しました。




お見送り用のお花まで用意して下さり

こちらは元気に明るく送り出せるようにか

いちごの配色に映えそうなお色。

いちごより1日前に我が子を亡くされながらも

お心寄せくださりありがとうございました。




花音さんからは、美魔女な いちごによせ

美しい いちご色のお花を。


(メイプルさんが定休日だったのと花音さん。

見てくれていたらお気持ちだけでも喜んでくれそうです)


明るいお色や、いちご色は和みます。

ありがとうございます。




はなさくさんからのカードには

『 宝石のような いちごさん 』 と書いてくださって

まさしく宝石箱を開けたような素敵なお花を頂戴しました。

褒められて きっといちごさん、喜んでます。

ありがとうございます。





サンママさんはブリーダー崩壊出身のナッツ君のママ。

お花屋さんのメイプルさん経由で

優しい色合いの可愛らしいお花を頂戴しました。

温かなお心遣いに感謝申し上げます。









6月10日

みるくとそらに挨拶をしてから出発。

14時30分より葬儀をとり行い

15時15分頃、荼毘に伏しました。








(メイプルさんのお気持ちがふんだんに盛り込まれたお花🌼 優しさ痛み入ります)



斎場に出掛ける時には、涙雨のようにサーッと降りましたが

梅雨の中休みのように、その前後は




雨もなく保ってくれました。(斎場にて)



少しすると




同じ時刻に手を合わせていますと

チャンプママさんと




花音さんから

有り難いお写真が送られてきました。






無事に虹の橋 を渡ってくれたと思います。

ありがとうございます。







翌日には、うてなさんより

やっぱり いちご色のお花が届き

あらためて “ いちご ”の名の可愛さに気づかされ

それをイメージしてくれたことに嬉しく感じました。

お心を寄せてくださり、ありがとうございます。







沢山の美しいお花に囲まれ

いちごの遺影が喜んでいるように見えます。

やっぱり女の子だね。








アビシニアンの平均寿命は10~14歳だという。

けれど・・・やっぱりもっともっと一緒に居たかった。




命を預かるには責任が発生する。

“ 生まれ変わり ” を言うよりも



いつか必ず逢いに行くから

虹の橋で先に行っている家族達と

仲良く楽しく過ごしていてね。





6月4日

少し離れて見守っている私の元に

歩いて来てくれた いちごの最後の動画となります。







いっちゃん、頑張ったね。

私の子になってくれて本当にありがとう。














皆様の温かい応援に心より御礼と感謝を申し上げます。

ありがとうございました。







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