トラ 鼻腔狭窄症手術



トラは 元ブリーダー崩壊っ子。




悪環境から、鼻腔膜性狭窄症となってしまっていたところ

施術により約8年、呼吸を穏やかに維持できていました。




呼吸音の再発で、同じ施術を実施することに。




しかし・・・






【 3月31日 手術日 】



体重:5.18kg

体温:38.4℃



※ 心臓の検査は前回実施済み



《 血液検査 》





すべて正常の健康体。

まだ臓器への負担は来ていない(*´Д`)=3ホッ






そして施術へ。




CTを撮影すると




前回の膜の再生ではなく

もっと奥の気道部分(長さ2-3cmほど)が狭くなっていることが判明。



前回の鼻腔膜性狭窄症のような

膜を広げる簡易な施術ではなくなりました。





気道拡張のため、バルーンも試して頂いたようですが

気道が狭すぎてカテーテルが通らず。

それでも少しでも楽に呼吸が出来るように

器具で広げてくださいました。




術後のトラは、手術の炎症から

更に辛そうな呼吸に (T ^ T)



猫魂 鼻腔狭窄症




酸素室ですが苦しそうでした。







※ 病名は 鼻腔狭窄症


※ 今回の炎症が治まったとしても術前の呼吸音はそのまま残る


※ 現在の状態が続き、気道が閉塞していけば肺炎や肺水腫となり命の危険がともなう


※ 改善を求める場合の残る選択肢は ステント手術のみ(高度医療)


※ まずは3-4ヶ月かけて体重を5%落とし、呼吸の様子をみていく







《 投薬 》


ステロイド錠(1日1回/1回1錠)

抗生物質 (1日2回/1回1/4錠)

止血薬 (緊急時)



抗生物質の注射(4月3日再診時)

点眼点鼻 (1日4回)4月3日より追加






写真では穏やかに見えますが

呼吸は術後のままで、いつ鼻から出血し止まらなくなってしまうか

もしくは鼻の穴が詰まってしまうか わからない状態でしたので

何かあった場合、すぐに対応できるようにと

静脈の針を残したまま退院してきました。





くしゃみのような咽せをみせると

本日現在も




出血はしてしまいますが

止まらないことはなく、お鼻も拭かせてくれるので

止血剤は使わずにいます。

(先生方も、その点は安心してくださいました)




元気も、食欲も まだまだ戻らず

少し ほっそり顔になっていますが

意識していない時の呼吸は無音の時があります。






深夜に呼吸が・・・そんな心配のある日々でしたので

夜間もずっと監視カメラで見守っていました。

昨日、静脈の針も取れましたので

段々と落ち着いてくれるのを待ちつつ

今後の事も考えていかなければと思います。






トラの体重を落とすのは大変。

現に、食事量は我が家一少ない。

しかも尿路系の、常に石を溶かすような 療法食。

そのうえ消化も遅いことがわかっている。

運動をさせるには呼吸が荒くなるため気道が・・・

どうしたものか。

取り敢えず、更にごはん量を減らすしかなさそうです。









今回のトラの施術は

比較的安全な施術と思っていましたが

なかなかハードな日々でした (;-ω-A

まだ気を抜けるわけではないので引き続き見守ります。












【 桜 前 線 】


今年の静岡の桜の開花は不安定。

開花している樹と、まだ蕾の樹。

桜マイスターの私がみるに 

例年とは少し違いを感じます。

それでも




近くには、こんなに綺麗に咲いているところもあり




自宅花壇のチューリップも やっと咲き揃いつつ




3月30日の大安には

我が家の染井さんが5輪花開き

開花宣言となりました




毎年恒例の 桜のバトンタッチを花音さんへ!!

花音さん、また桜便りを待ってるね(*゚ー゚*)





4月に入り、花冷えが続き

明日からはまた、暖かい日が戻ってくるようです。

体調を崩しやすい季節ではありますが

皆様、どうぞご自愛くださいませ。











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